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【入荷商品】CD 楽譜 / 以前の新譜案内



オーダーNo. / レーベル・出版社 / 販売価格 / 盤種類(CD)・出版社(楽譜)

国内盤・輸入盤 CD 【入荷商品】

入荷日 2025/3/28

モーツァルト:荘厳ミサ曲「孤児院ミサ」 K. 139/ハイドン:ネルソン・ミサ - MOZART, W.A.: Missa solemnis, K. 139 "Waisenhausmesse" / HAYDN, J.: Mass No. 11, Hob.XXII:11, "Nelsonmesse" -
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791):
 1-6. 荘厳ミサ曲 ハ短調「孤児院ミサ」 K. 139
  Kyrie
  Gloria
  Credo
  Sanctus
  Benedictu
  Agnus Dei
 [マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(ソプラノ)、アルトゥール・トライナッハー(アルト)、ヨーゼフ・クンドラック(テノール)、ラースロー・ポルガール(バス)、ウィーン少年合唱団、ウィーン国立歌劇場男声合唱団、ウィーン放送交響楽団、ミヒャエル・ギーレン(指揮)]
 ※録音:1991年6月12日 ウィーン、コンツェルトハウス/ステレオ(ライヴ) [36:26]
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン - Franz Joseph Haydn (1732-1809):
 7-17. ミサ曲第9番 ニ短調「ネルソン・ミサ」 Hob.XXII:11
  Kyrie
  Gloria: Gloria in excelsis Deo
  Gloria: Qui tollis peccata mundi
  Gloria: Quoniam tu solus sanctus
  Credo: Credo in unum Deum
  Credo: Et incarnatus est
  Credo: Et resurrexit
  Sanctus
  Benedictus
  Agnus Dei: Agnus Dei
  Agnus Dei: Dona nobis pacem
 [エレナ・モシュク(ソプラノ)、アネッテ・マルケルト(アルト)、スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)、アントン・シャリンガー(バス)、シネ・ノミネ合唱団、ウィーン放送交響楽団、ミヒャエル・ギーレン(指揮)]
 ※録音:2000年1月28日 ウィーン、コンツェルトハウス/ステレオ(ライヴ) [37:16]
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モーツァルトのハ短調ミサ曲はウィーンの孤児院教会(ヴァイゼンハウスキルヒェ)の献堂を記念して委嘱された作品。当時、わずか12歳のモーツァルトが宮廷で初演を指揮し大きな称賛を得ました。ハイドンの「ネルソン・ミサ」はナイルの海戦で功績をあげたホレーショ・ネルソン提督にちなみこの名で呼ばれるようになり、1800年にはネルソン自身がエステルハージ宮殿を訪れてこの曲の演奏を聞いたとされ、このタイトルで落ち着きました。ギーレンはネルソン・ミサを1999年にバーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団と録音しており、お気に入りの作品だったようです。モーツァルトでソプラノ・パートを歌うツェンチッチは、録音当時ウィーン少年合唱団に在籍中でした。その飛び抜けた美声がこのミサ曲でも際立っています。
ウィーン放送交響楽団、ミヒャエル・ギーレン(指揮)、ほか/ORF Vienna Radio Symphony, Michael Gielen(con)
12503001 / 2900 円 / ORFEO / 輸入盤 ご注文へ

クレーク/バーゼ:合唱作品集 - Choral Music (Secular) - KREK, U. / PADE, E.M. (O Listen!) -
ウロシュ・クレーク - Uros Krek (1922-2008) :
 1-3. 3つの秋の歌
  No. 1. O Listen
  No. 2. Some deep song
  No. 3. Come Away
 4. 時計がカチカチ
 5. 詩篇第42篇(亡命者の望み)
 6. 孤独の思索
 7. わたしはあなたたちのもの、ムーサよ
エルセ・マリー・パーゼ - Else Marie Pade (1924-2016) :
 8-10. 合唱の楽章
  I. I dromme
  II. Den hvide nat
  III. Midsommervise
 12-22. マリア
  I. Venerari (To fear)
  II. Amare (To love)
  III. Mirari (To wonder)
  IV. Pati (To suffer)
  V. Contristari (To mourn)
  VI. Desidare (To long)
  VII. Judicare (To judge)
  VIII. Scire (To know)
  IX. Orare (To pray)
  X. Sanctificare (To be sanctified)
  XI. Vivere (To live)
 [68:08]
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デンマーク国立声楽アンサンブルと新首席指揮者マルティナ・バティッチの最新アルバム。ここではバティッチの故郷、スロベニアの作曲家ウロシュ・クレークと、電子音楽の先駆者エルセ・マリー・パーゼの作品が取り上げられています。クレークの作品は調性感を持つハーモニーの中に、民族音楽の影響を受けたポリフォニーが取り入れられたもので、どれも神秘的な美しさをたたえています。パーゼの合唱曲は、1950年代の作品と電子音楽を用いた「マリア」(1980)を収録。「マリア」は、戦争のトラウマを癒すために書かれた作品で、聖母マリアの苦しみの段階を描いた11の楽章で構成された大作。現代宗教音楽の傑作の一つと評価されています。この曲の電子音楽の部分は1972年に彼女自身が作成したもので、演奏時はスピーカーで再生されます。ここで清冽なソプラノ・ソロを聴かせるのはデンマーク出身のアンナ・ミルマン。2023年からデンマーク国立声楽アンサンブルのメンバーとして活躍しています。
デンマーク国立声楽アンサンブル、マルティーナ・バティッチ (指揮)/Danish National Vocal Ensemble, Martina Batic (con)
12502003 / 2900 円 / OUR Recordings / 輸入盤 ご注文へ
 
 


入荷日 2025/3/21

パヌフニク:合唱作品集 - PANUFNIK, A.: Choral Works - Universal Prayer / Winter Solstice -
アンジェイ・パヌフニク - Andrzej Panufnik (1914-1991) :
 1. 聖母マリアへの歌
 2. スケンペの聖母への祈り
 3. 平和の祈り(合唱版)
 4. カンタータ「普遍的な祈り」
 5-9. 冬至
  Mistletoe Carol
  Chant of the Earth Mother
  Nativity of the SO/u/N
  Sermon of St. Augustine
  Hymn for the New Year
 ※録音: 18-20 August 2024, Main Hall of the National Forum of Music, Wroclaw, Poland [77:05]
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ポーランド国立ユース合唱団が歌うアンジェイ・パヌフニクの合唱作品集。このアルバムは、彼が政治的な理由で1954年にポーランドを離れ、亡命先のイギリスで活動した時期の作品で構成されています。これらはイギリスで書かれましたが、ポーランドの伝統的な旋律や民謡の影響が大きく、彼の祖国への思いが窺える仕上がりとなっています。例えば「聖母マリアへの歌」は中世のポーランドの詩に基づき、五音音階や独特の和声で祈りの雰囲気を醸し出しており、「平和への祈り」はポーランド時代に作曲した交響曲の一部を基に再構成されています。カンタータ「普遍的な祈り」はイギリスの詩人アレキサンダー・ポープの詩を用いた4人の独唱者、3台のハープ、オルガン、混声合唱のための作品。パヌフニクの作品中でも重要なものの一つとされています。「冬至」はクリスマス用の曲で、ソプラノとバリトン独唱、混声合唱、器楽アンサンブルのために書かれています。
ポーランド国立ユース合唱団、フランクフ=ジェラズニ、ウカシュ・ボロヴィチ (指揮)、ほか/Polish National Youth Choir, Frankow-Zelazny, Borowicz (con)
12502001 / 4300 円 / CD Accord / 輸入盤 ご注文へ

ブラームス:ドイツ・レクイエム - BRAHMS, J.: Deutsches Requiem (Ein) - (SACD)
ヨハネス・ブラームス - Johannes Brahms (1833-1897) :
 1-7. ドイツ・レクイエム Op. 45
  I. Selig sind, die da Leid tragen
  II. Denn alles Fleisch es ist wie Gras
  III. Herr, lehre doch mich
  IV. Wie lieblich sind deine Wohnungen
  V. Ihr habt nun Traurigkeit
  VI. Denn wir haben hie keine bleibende Statt
  VII. Selig sind die Toten
 ※録音: 20-22 March 2024, Grieghallen, Bergen, Norway
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1865年から1868年にかけて作曲されたブラームスの「ドイツ・レクイエム」は、ラテン語によるレクイエムのテキストではなく、ルター派の聖書から自ら選んだ言葉を用いており、死者のための祈りよりもこの世に残されて生きる者に慰めを与えることを意図した構成になっています。エドワード・ガードナー指揮のベルゲン・フィルと合唱団は、透明度の高い澄んだ響きで、穏やかに温かく、この曲の世界を音にしてゆきます。ヨハンナ・ヴァルロートは、ウィーン音楽芸術大学卒業後、2019年のミリアム・ヘリン国際歌唱コンクール優勝で国際的な注目を集め、2021年にはビルギット・ニルソン奨学金を受賞、2023年にはカーディフ世界歌手コンクールにスウェーデン代表として出場した期待の若手ソプラノ。すでにグラインドボーン音楽祭やウィーン国立歌劇場の舞台に立ち、その歌声は人々を魅了しています。ブライアン・マリガンは、アイルランド系アメリカ人のドラマティック・バリトン。メトロポリタン歌劇場やサンフランシスコ歌劇場をはじめ、欧米や日本の主要な歌劇場や音楽祭に定期的に出演、録音でも高い評価を受けています。美麗な音色を高音質録音で伝えるSACDハイブリッド盤での発売です。
ヴァルロート、マリガン、ベルゲン・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団、エドワード・ガードナー (指揮)/Wallroth, Mulligan, Bergen Philharmonic Choir and Orchestra, E. Gardner (con)
12502002 / 3150 円 / CHANDOS / 輸入盤 ご注文へ

ブルックナー:アヴェ・マリア/キリストはおのれを低くして/この所は神により作られた - BRUCKNER, A.: Ave Maria / Christus factus est / Locus iste -
 1. アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896): アヴェ・マリア WAB 6
 2. マルティン・ハーゼルベック - Martin Haselbock (1954-): インプロヴィゼーション I
 3. アントン・ブルックナー : エサイの枝は芽を出し WAB 52
 4. マルティン・ハーゼルベック : インプロヴィゼーション II
 5. アントン・ブルックナー : 正しき者の唇は知恵を語る WAB 30
 6. マルティン・ハーゼルベック : インプロヴィゼーション III
 7. アントン・ブルックナー : 王の旗は翻る WAB 51
 8. マルティン・ハーゼルベック : インプロヴィゼーション IV
 9. アントン・ブルックナー : キリストはおのれを低くして WAB 11
 10. マルティン・ハーゼルベック : インプロヴィゼーション V
 11. アントン・ブルックナー : この所は神により作られた WAB 23
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オーストリアを代表する合唱団の一つ、シネ・ノミネ合唱団が歌うブルックナーのモテット集。このうえなく美しいハーモニーを存分に聴かせます。各曲の間には、オルガンの優れた即興演奏家として知られたブルックナーを称え、名手マルティン・ハーゼルベックの巧みな即興演奏を収録しています。
シネ・ノミネ合唱団、マルティン・ハーゼルベック (オルガン)、ヨハネス・ヒーメツベルガー (指揮)/Chorus Sine Nomine, Haselbock, Hiemetsberger (con)
12501016 / 3100 円 / Gramola Records / 輸入盤 ご注文へ
 
 

入荷日 2025/3/14

ヴォーン・ウィリアムズとシェイクスピア - Royal Throne of Kings -
 付随音楽《リチャード3世》My Kingdom For A Horse
 付随音楽《リチャード2世》によるコンサート・ファンタジー(ネイサニエル・ルー編)
 柳の歌
 ヘンリー4世組曲(マルコム・ライリー編)
 竪琴を持ったオルフェウスは
 ヘンリー5世序曲
 シェイクスピアからの3つの歌
 ストラトフォード組曲(ネイサニエル・ルー編)
 フィデーレのための哀悼歌
 2つのシェイクスピア・スケッチ
 ※録音:2024年(イギリス) [72:12]
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レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。ヴォーン・ウィリアムズが長い作曲活動の中でシェイクスピアから受けた影響をテーマにしたアルバムです。1912年から1913年にかけて、ヴォーン・ウィリアムズはストラトフォード=アポン=エイヴォンのメモリアル・シアターでシェイクスピア劇のための音楽を作曲し、指揮を行いました。彼は新しい音楽を作曲する一方で、可能な限りシェイクスピアの時代の音楽を使用することを好みました。本作にはその際の楽曲を基にした《ヘンリー4世組曲》や《ストラトフォード組曲》が収録されており、いずれも編曲者の手によって復元されています。また、失われた《ヘンリー5世序曲》の1913年版もデヴィッド・オーウェン・ノリスによって再構築されており、後年の金管楽器版(ALBCD052で聴くことができます)との興味深い比較が可能です。
ケント・シンフォニア、アルビオン・シンガーズ、ジェイムズ・ロス(指揮)、エロイーズ・アーヴィング(ソプラノ)、マルコム・ライリー(ピアノ)/Kent Sinfonia, Albion Singers
12501011 / 2950 円 / ALBION RECORDS / 輸入盤 ご注文へ

ヴォーン・ウィリアムズ:ヘレフォードシャーの12の伝統的なキャロル(混声四部合唱版とバス・バリトン&ピアノ版) - Vaughan Williams: Carols from Herefordshire -
 The Holy Well (First Version)
 The Holy Well (Second Version)
 Christmas Now is Drawing Near at Hand
 Joseph and Mary
 The Angel Gabriel
 God Rest You Merry, Gentlemen
 New Year’s Carol
 On Christmas Day
 Dives and Lazarus
 The Miraculous Harvest
 The Saviour’s Love
 The Seven Virgins
(それぞれ混声四部合唱版とバス・バリトン&ピアノ版の2種類ずつ収録)
 ※録音:2011年(バス・バリトン&ピアノ版)&2024年(混声四部合唱版)
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レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。ヴォーン・ウィリアムズと民俗学者エラ・メアリー・レザーが1920年に発表した『ヘレフォードシャーの12の伝統的なキャロル』を、2種類のバージョン(12曲・24トラック)で収録した貴重な1枚です。ヴォーン・ウィリアムズは各キャロルを混声四部合唱と声楽&ピアノ用にそれぞれ編曲しており、伝統的な歌詞に新しい音楽をつけたもの、聖書の物語に忠実でないものやクリスマス以外を題材にした作品も含まれています。
ウィリアム・ヴァン(指揮)、ロイヤル・ホスピタル・チェルシー礼拝堂合唱団、デレク・ウェルトン(バス・バリトン)、イアン・バーンサイド(ピアノ)/William Van (con)
12501010 / 2950 円 / ALBION RECORDS / 輸入盤 ご注文へ

ベートーヴェン:荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス) - BEETHOVEN, L. van: Missa solemnis -
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827) :
 1-11. ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲) ニ長調 Op. 123
  Kyrie
  Gloria: Allegro vivace
  Gloria: Qui tollis
  Gloria: Quoniam
  Credo
  Credo: Et incarnatus est
  Credo: Et resurrexit
  Sanctus
  Sanctus: Praeludium - Benedictus
  Agnus Dei
  Agnus Dei: Dona nobis pacem
 ※録音: 23 April 2024, Live recording, The Philharmonie de Paris, France [71:40]
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[ロマン派作品に通じた古楽器オーケストラが聴かせる次世代型の「傑作の素顔」]エクス=アン=プロヴァンス音楽祭やグラインドボーン音楽祭、ヴェネツィア・フェニーチェ座、ウィーン国立歌劇場などオペラの世界的本場で活躍、ベッリーニやヴェルディのベル・カント作品上演でも作曲当時の楽器と演奏スタイルを取り入れ、大きな成功を収めてきたジェレミー・ローレル。自らの古楽器楽団ル・セルクル・ド・ラルモニーとはモーツァルトのダ・ポンテ三部作からブラームスのヴァイオリン協奏曲まで幅広い時代の作品で名演を聴かせてきました。今回満を持してALPHAから、パリのフィラルモニーで披露されたアウディ青少年合唱アカデミーとのベートーヴェン『荘厳ミサ曲』ライヴ録音が登場。楽譜にあるテンポを見直し作品構造をよく捉えた解釈のもと、圧巻の統率力で作品に内在する力をいかんなく引き出し、温もりある清らかさに満ちた演奏に結実させてゆくローレルの手腕は見事なもの。力業で押し切らずとも精悍な「グローリア」や緊迫感を絶やさずヴァイオリン独奏を導き出す「ベネディクトゥス」など、比類ない充足感の終結部まで聴きどころ満載です。近年着実に世界的存在感を増しつつあるヘン・ライス(チェン・レイス)、2025年の東京・春・音楽祭にこの曲のソリストとワーグナー《パルジファル》グルネマンツ役で出演予定のタレク・ナズミらソロの布陣も充実。初演200周年を飾るにふさわしい欧州最前線の傑作像がここにあります。
チェン・レイス (ソプラノ)、ヴァルドゥイ・アブラハミヤン (メゾ・ソプラノ)、ダニエル・ベーレ (テノール)、タレク・ナズミ (バリトン)、アウディ青年合唱アカデミー、レ・セルクル・ドゥ・アルモニー、ジェレミー・ローレル (指揮)/Reiss, Abrahamyan, Behle, Nazmi, Audi Jugendchorakademie, Le Cercle de l'Harmonie, Rhorer (con)
12501015 / 3250 円 / ALPHA / 輸入盤 ご注文へ

パレストリーナの宝石 - The Gems of Palestrina -
 教皇マルチェルスのミサ
 スターバト・マーテル
 バビロン川のほとりで
 鹿が谷川を慕うがごとく
 ミサ・ブレヴィス
 ※録音方式:DDD
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2025年に迎えたパレストリーナの生誕500年を記念して、マーク・ブラウン指揮、プロ・カンティオーネ・アンティクヮによる録音がバジェット・プライスでリリース。英国古楽界を代表するア・カペラ・グループの綿密な研究から生み出される極上のハーモニーをご堪能ください。
プロ・カンティオーネ・アンティクヮ、マーク・ブラウン(指揮)/Pro Cantione Antiqua, Mark Brown(cond)
12501014 / 1900 円 / Alto / 輸入盤 ご注文へ

リック・バーリー:合唱作品とピアノ・ソナタ - Rick Birley: Choral Music & Piano Sonata - (CD-R)
 1. マニフィカト
 2. ヌンク・ディミティス
 3. Your Presence
 4. I Sing of a Maiden
 5-9. ピアノ・ソナタ
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 [58:46]
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作曲家リック・バーリーの合唱曲とピアノ・ソナタを収録した作品集。マニフィカトとヌンク・ディミティスは、1994年にケンブリッジ大学クレア・カレッジの礼拝堂合唱団のために書かれました。ピアノ・ソナタは演奏者ダンカン・ハニーボーンのために作曲された作品で、19世紀後半から20世紀初頭のロマン派の伝統を踏襲しつつ、モダンな和声の要素も感じられる意欲作です。
ダンカン・ハニーボーン(ピアノ)、リック・バーリー・シンガーズ、リチャード・ガウアーズ(指揮)/Duncan Honeybourne, The Rick Birley Singers
12501012 / 2950 円 / Prima Facie / 輸入盤 ご注文へ
 
 

入荷日 2025/3/7

ローゼンミュラー:主は言われた/エルサレムよ、主をたたえよ/讃美すべく立ち上がらん - ROSENMULLER, J.: Dixit Dominus / Preise, Jerusalem, den Herren / Surgamus ad laudes (Sacred Concertos) -
ヨハン・ローゼンミュラー - Johann Rosenmuller (1619-1684) :
 1. エルサレムよ、主をたたえよ
 2. 讃美すべく立ち上がらん
 3. 主は言われた(ディクシット・ドミヌス)
 4. 4声のソナタ第8番
 5. うろたえるな、自然よ
 6. 信仰の秘密は論争なしに素晴らしい
 7. われ喜びに満てり
 ※録音: 23-25 August 2023, Marienkirche Rotha, Germany [73:14]
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ヨハン・ローゼンミュラーはライプツィヒで音楽家として活動していましたが、1655年に不祥事によりヴェネツィアに逃亡。そこで彼はサン・マルコ大聖堂やピエタ慈善院で働き、結果的にイタリアの音楽スタイルを取り入れた新しい教会音楽を生み出しました。彼の作品にはドイツの厳格な対位法とイタリアの情感豊かな表現が融合されており、独唱アリアからアンサンブル、二重合唱を用いた豊かな音のコントラストが特徴的です。彼のラテン語の詩篇や教会音楽の多くはドイツに保存されており、これらはドイツの庇護者のために書かれたと考えられています。特に「Laetatus sum」と「Dixit Dominus」は平和と力を象徴するテーマを持ち、ハノーファー公ヨハン・フリードリヒとの関係からカトリック宮廷での演奏を意図していた可能性もあります。彼の作品の革新性と表現力は当時から称賛され、今日でも彼の作品は聴衆に強い影響を与え続けています。
アンサンブル1684、グレゴール・マイヤー (指揮)/Ensemble 1684, Gregor Meyer (con)
12412028 / 3250 円 / CPO / 輸入盤 ご注文へ

リヒテナウアー:ミサ曲 Op.2 - LIECHTENAUER, P.I.: Masses, Op.2 -
パウル・イグナツ・リヒテナウアー - Paul Ignaz Liechtenauer :
 1-5. ミサ・プリフィカティオニス B.V.M. Op. 2, No. 2
  Kyrie
  Gloria
  Credo
  Sanctus - Benedictus
  Agnus Dei
 6-10. ミサ・アスンプティオニス B.V.M. Op. 2, No. 3
  Kyrie
  Gloria
  Credo
  Sanctus - Benedictus
  Agnus Dei
 11-15. ミサ・S/アントニー Op. 2, No. 5
  Kyrie
  Gloria
  Credo
  Sanctus - Benedictus
  Agnus Dei
 16-20. ミサ・S・ヨアニス・ネポムセーニ Op. 2, No. 6
  Kyrie
  Gloria
  Credo
  Sanctus - Benedictus
  Agnus Dei
 ※録音: 9-12 April 2024, Deutschlandfunk Kammermusiksaal, Cologne, Germany [79:15]
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パウル・イグナツ・リヒテナウアーは、バッハやヘンデルと同時代の作曲家。主にオスナブリュック大聖堂でオルガニストおよび楽長を務めたことで名を馳せました。彼は1741年にアウクスブルクで印刷された6曲のミサ曲作品2を残しており、これらは演奏が比較的容易であることから、南ドイツやその他のカトリック地域の教会の礼拝で用いられました。各々のミサ曲の名前は曲集の目次に記されており、B.V.M.とはBeatae Virginis Mariaの略語で、これらは聖母マリアの祝日に関連するミサ曲です。またミサ曲第5番の「S. Antonii」はパドヴァのアントニウスではなく、修道院制度の創始者とされる「大修道院長聖アントニウス」を指しています。どれも祝祭的で豊かな音色が特徴で、イタリアの影響が感じられるとともに、後期バロック様式の壮麗さを持ちます。対位法を巡らせた楽曲の中で重要な言葉を歌うソロ・パートにはコロラトゥーラを用いて際立たせるなどの工夫が施され、聞き映えのするものとなっています。
ケルン・アカデミー、ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ (指揮)/Kolner Akademie, Michael Alexander Willens (con)
12412029 / 3250 円 / CPO / 輸入盤 ご注文へ

コルチャク:飲み物をください - 古代のテキストとポーランドの歌による四旬節 - Janusz Krzysztof Korczak: Da Mihi Bibere - Lent in ancient texts and polish songs -
ヤヌシュ・クシシュトフ・コルチャク(b.1994):
 1. Soul of Christ
 2. Give Me a Drink
 3. Welcome, the Crucified
 4. Glory to You, Word of God
 5. Hail, Worshipful Mother
 6. Beneath Thy Protection
 7. Father God Almighty
 8. Weep, Angels
 9. Stood the Mother, Full of Grief
 10. Most Holy Mothe
 11. Good Night, Holy Head
 ※録音:2023年11月6日-8日(カトヴィツェ、ポーランド) [57:36]
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1994年生まれの若手ポーランド人作曲家、ヤヌシュ・クシシュトフ・コルチャクが古代のテキストとポーランドの歌を用いて作曲した声楽作品集。現代作品の初演を数多く行い、フレデリク賞を受賞したアルバムが5枚を数えるカトヴィツェの合唱団、「カメラータ・シレジア」が一貫性のあるサウンドと豊かなハーモニーで神聖な合唱作品の本質を追求します。
カトヴィツェ市シンガーズ・アンサンブル“カメラータ・シレジア”、アンナ・ショスタク(指揮)/Zespol Spiewakow Miasta Katowice Camerata Silesia, Anna Szostak(cond)
12412027 / 2950 円 / DUX / 輸入盤 ご注文へ

コロンナ:サン・ペトローニオ大聖堂のための詩篇曲集 - COLONNA, G.P.: Beatus vir a 9 / Dixit a 8 / Domine a 8 (Caro ardore, Sacro amore) -
ジュゼッペ・トレッリ - Giuseppe Torelli (1658-1709) :
 1-4. 2つのトランペットのための協奏曲 G. 18
  I. Largo assai
  II. Allegro
  III. Adagio - Allegro - Adagio
  IV. Allegro
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ - Giovanni Paolo Colonna (1637-1695) :
 5-7. ドミネ(8声)
  Domine ad adiuvandum
  Gloria Patri
  Sicut erat
 8-12. ディキシット(8声)
  Dixit Dominus Domino meo
  Tecum principium
  Juravit Dominus
  De torrente
  Gloria Patri
 13-18. オ・インゲンス・ディヴィニ・プレスリス・ムヌス
  Recitative: O ingens divini prasulis munus
  Aria: Ad sidera accedit
  Recitative: Latamini, gentes
  Aria: Vos lingua sonantes
  Recitative: O felix, o lata dies
  Aria: Lata semper exsultando
 19-25. 主を恐れるものは幸いなり
  Beatus vir
  Exortum est in tenebris
  Paratum cor eius
  Dispersit dedit pauperibus
  Peccator videbit
  Gloria Patri
  Sicut erat
 26-27. 主をほめ讃えよ(ラウダーテ・ドミヌム)
  Laudate Dominum
  Sicut erat
 ※録音: 2 October 2018, Live recording, Concert for the Solemnity of. St. Petronio Basilica, Bologna, Italy [75:06]
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ルネサンス後期からバロック時代を通じて北イタリアの音楽界に多大な影響を及ぼしたボローニャ楽派、その拠点サン・ペトローニオ大聖堂に響いていた音楽を、その場所で演奏したアルバムです。作品はボローニャ楽派初期の巨匠で同聖堂の楽長を務めたコロンナによるもの。この大聖堂の構造と結びついたスタイルで書かれています。4人のソリスト、合唱、通奏低音から成るグループを2組用意して内陣両側の2階部分に向かい合うように配置し、2階中央奥にオーケストラを置いて、音楽が1階の聴衆に降り注ぐように演奏させて、あたかも天上の奏楽を体験するかのような効果を狙っています。ソリストと合唱の音量差によるコントラストに加え、左右から音楽が呼び交わす様は実に壮麗。「O magnum divini amoris opus おお、偉大なる神の司教の恩恵」は、ボローニャ で5世紀に司教を務めていた聖ペトロニウスに捧げた聖霊降臨祭のためのモテット。ペトロニウスは後に列聖されてボローニャ市の守護聖人となり、この大聖堂の名前も彼にちなんでいます。
サン・ペトロニオ・カペラ・ムジカーレ合唱団&管弦楽団、ミケーレ・ヴァンネッリ (指揮)、ほか/San Petronio Cappella Musicale Chorus and Orchestra, Michele Vannelli (con), etc
12412030 / 2699 円 / DYNAMIC / 輸入盤 ご注文へ

ザーレ峡谷からのもっとも美しいメロディー - Und in Jene lebt sich’s bene -
 1. Und in Jene lebt sich’s bene
 2. An der Saale hellem Strande
 3. Liebe rauscht der Silberbach
 4. Der Konig in Thule
 5. Der frohe Wandersmann
 6. Vor Jena (Auf den Bergen die Burgen)
 7. Dort Saaleck, hier die Rudelsburg
 8. Ergo bibamus
 9. Ca ca geschmauset
 10. Krambambuli
 11. Sind wir nicht zur Herrlichkeit geboren
 12. Bruderschaft (Im Krug zum grunen Kranze)
 13. Grad’ aus dem Wirtshaus komm’ ich heraus
 14. Ich weis ein Fass in einem tiefen Keller
 15. Frisch gesungen (Hab oft im Kreise der Lieben)
 16. Annchen von Tharau
 17. Im schonsten Wiesengrunde (Das Heimattal)
 18. Untreue (In einem kuhlen Grunde)
 19. In der Ferne
 20. Ein geistlich Abendlied
 21. Der Jager Abschied, Op.50-2
 [51:43]
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8人のヴォーカル・アンサンブル、オクタヴィアンズによる歌曲集。ドイツのイエーナ地方に伝わる美しい民謡、ハイキング・ソング、学生歌などを収録している楽しい歌曲集となっています。
オクタヴィアンズ/Octavians
12412026 / 2950 円 / GENUIN / 輸入盤 ご注文へ
 
 



入荷日 2025/2/28

ヨアニス・デ・ルブリン:聖母のミサ - Joannis de Lublin:Missa Votiva de Beata Maria Virgine - (SACD Hybrid)
 ヨアニス・デ・ルブリン(1537-1548) : 聖母のミサ
 ※録音:2019年9月18,19日、オルクシュ、ポーランド [62:06]
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ポーランドの第一黄金期と呼ばれる16世紀の作曲家ヨアニス・デ・ルブリンのミサ曲。世界最大級のオルガン用のタブ譜である、欧州の音楽的遺産の最も重要な資料と言えるでしょう。当時の資料を研究しているオルガン奏者アンジェイ・シャデイコにより、ルネサンス期の修道士の世界を忠実に再現。ヨーロッパ最古のオルガンの演奏手法を取り入れた多彩な音楽を現代に聴かせてくれます。
アンジェイ・シャデイコ(オルガン)[使用楽器:使徒聖アンデレの小聖堂、オルクシュ、ポーランド]、クラクフ・シンガーズ、アグニエシュカ・ブジンスカ=ベネット(合唱指揮)/Andrzej Szadejko
12411029 / 3100 円 / MDG / 輸入盤 ご注文へ

メンデルスゾーン:葬送行進曲、シュグラッファー:レクイエム ハ短調 - Requiem Aeternam - Musik of early Romanticism - [未案内旧譜]
 1. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847): 葬送行進曲 op.103《ノルベルト・ブルクミュラーの葬儀のために》(1836)
 2-7. ヤーコプ・シュグラッファー(1799-1859): レクイエム ハ短調(1828)
 8-10. ヤーコプ・シュグラッファー: 《ハルモニー・ミサ》のためのプロプリウム(1828)
 11-19. ヤーコプ・シュグラッファー: ミゼレーレ 変ホ長調(1828)
 20. ヨーゼフ・ネッツァー(1808-1864): 二重合唱のためのモテット《イエスの受難と死》(1850)
 ※録音:2014年5月(オーストリア) [71:26]
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初期ロマン派の作品を壮大なハルモニームジーク編成(歴史的楽器を使用した25人の管楽器奏者)の演奏で堪能できるアルバムです。メンデルスゾーンによる葬送行進曲は、バセットホルンやイングリッシュバスホルンを含むオリジナル編成での貴重な録音。また、イタリアのボルツァーノ出身の作曲家シュグラッファーによるレクイエムやミゼレーレは、彼の音楽的深みを示す作品群です。この時代の管楽作品の再発見において、重要な位置を占める録音といえるでしょう。
フェルディナンデウム管楽アンサンブル、ノーヴォカント・ヴォーカル・アンサンブル、エルンスト・シュラーダー(指揮)、マリア・エルラッヒャー(ソプラノ)、マルティナ・グマインダー(メゾ・ソプラノ)、ヴィルフリート・ロクル(テノール)、アンドレアス・マッテルスベルガー(バスバリトン)/Vokalensemble NovoCanto, Blaserensemble des Ferdinandeums
12412023 / 2950 円 / Musikmuseum / 輸入盤 ご注文へ

風を追う - Ketil Bjornstad :Jag etter vind - (2CD)
[CD1] 79'45
シェティル・ビョルンスタ(1952-): 風を追う (Jag etter vind)
  Alt er tomhet (すべては空しい)
  Forkynneren vil granske livet (わたしは顧みて知恵を見極めようとした)
  Visdom og darskap (知恵と愚行)
  Alt har sin tid (何事にも時があり)
  Tid og evighet (時と永遠)
  Urett og darskap (不正と愚行)
  Det er bedre a vare to enn en (ひとりよりもふたりが良い)
  Livet er omskiftelig (貧しくても利口な少年の方が)
  Var ikke for snar med munnen (夢を見るのは悩みごとが多いから)
  Rikdom kan bli ulykke (銀を愛する者は銀に飽くことなく)
  Hor na hva jeg har funnet! (見よ、わたしの見たことはこうだ)
  Hva er visdom (名声は香油にまさる)
  Klokt matehold (この空しい人生の日々に)
  Hvem kan finne sammenheng (存在したことは、はるかに遠く)
  Mennesket kan ikke fatte Guds verk (何事にもふさわしい時があるものだ)
  Alle far samme skjebne (太陽の下に起こるすべてのことの中で)
  Den fattiges visdom blir forakte (t 知恵は力にまさるというが)
  Ordtak om visdom og darskap (落とし穴を掘る者は自らそこに落ち)
  Daren bruker mange ord (賢者の口の言葉は恵み)
  Du vet ikke hva som vil lykkes (あなたのパンを水に浮かべて流すがよい)
  Gled deg! (光は快く)
  Tenk pa din skaper (お前の創造主に心を留めよ)
  Alt har sin tid (何事にも時があり)
[CD2] 69'28
シェティル・ビョルンスタ(1952-):風を追う (Jag etter vind)(スケッチ)(ピアノによる)
 ※録音:(CD1):2024年2月10日 オスロ大聖堂(オスロ)(ライヴ録音)/録音エンジニア:アルフ・クリスチャン・ヴィドステーン (CD2):2023年8月 プロペラスタジオ(Propeller Studio)(オスロ)(ライヴ録音)/録音エンジニア:マイク・ハータング
 ※制作:シェティル・ビョルンスタ/マスタリング:モルガン・ニコライセン
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ジャズピアニストで作曲家のシェティル・ビョルンスタ Ketil Bjornstad は、《Messe for en saret jord(傷ついた地球のミサ)》がオスロのフログネル教会で1992 年に世界初演されたことが、作曲家としての新しい段階の始まりだったと振り返ります。その後、文筆家としての背景を活かした、オラトリオ《クジラの歌》(Grappa GRCD 4328)やポール・ヴァレリーの詩による《海辺の歌》(Simax PSC 1398)といった作品の委嘱を受け、いずれも高く評価されてきました。新作の『風を追う』は、『旧約聖書』の「エルサレムの王、ダビデの子、コレヘトの言葉」と始まる『コレヘトの言葉(伝道の書)』による作品です。2019 年に夫人カタリーナ・ヤコブセンから彼女の「ノーシュトラン音楽クラブ合唱団」の作品を求められたことをきっかけにプロジェクトがスタート。2020年3月12日に始まった COVID-19 のロックダウンの期間、『コレヘトの言葉』の「実存」の局面を重視した編集作業をヤコブセンが行いました。「親密さ、警告、慰め、記念碑的」をミックスした歌詞はビョルンスタにインスピレーションを与え、作曲が進められていきました。2024年2月10日、オスロ大聖堂。「風を追う」プロジェクト合唱団、女声ヴォーカルアンサンブル「GAEA」、大聖堂と三位一体教会の少年と少女合唱団など、8歳から80歳までの歌い手たちが祭壇を埋め、初演が行われました。バリトン歌手ブリンヤル・オンソレン Brynjar Onsolen とベテランのフィドル弾きニルス・オークラン Nils Okland をはじめとする器楽奏者が参加、「さまざまなところで戦争の行われている世界」を思いながら作品が演奏されました。このアルバムは《クジラの歌》のスヴェン・ペーション Sven Persson がサウンドデザインを担当した初演のライヴ録音によって作られました。ビョルンスタが歌手とプレーヤーのリハーサルのために録音した「スケッチ」を[CD2]に収録。ノルウェー語歌詞と英訳がブックレットに掲載されています(作品と各章のタイトルは「新共同訳」による)。
CD1:「風を追う」プロジェクト合唱団/ノーシュトラン音楽クラブ合唱団/GAEA/アマーリ・グラーニ(ソロ)/オスロ大聖堂少年合唱団/三位一体教会少女合唱団/ブリンヤル・オンソレン(バリトン)/ニルス・オークラン(ヴァイオリン、ハリングフェレ)/ハンネ・レクダール(ファゴット)/エレン・ブレッケン(コントラバス)/ヘルゲ・アンドレーアス・ノルバッケン(打楽器)/スヴェン・ペーション(サウンドデザイン)/トーレ・ブロクス(指揮)
CD2:シェティル・ビョルンスタ(ピアノ) [楽器 Piano: C. Bechstein]
12412024 / 6350 円 / SIMAX / 輸入盤 ご注文へ
 
 


入荷日 2025/2/21

モンテヴェルディ: もう一つの「聖母マリアの夕べの祈り」 (2CD)
[CD1]
 応唱『神よ、わたしを救いに来てください』(原曲: 歌劇『オルフェオ』 SV.318-トッカータ/『マドリガーレ集 第8巻』第1曲 SV.146)
 詩篇『主は言われた』 SV.264
 モテット『わたしは野の花』 SV.301
 詩篇『讃えよ、主に従う者たちよ』第1番 SV.270
 モテット『立ち尽くす乙女マリア』(原曲: 『マドリガーレ集 第5巻』第3曲 SV.96)
 詩篇『わたしは嬉しかったのです』第1番 SV.198
 モテット『サルヴェ・レジーナ』第2番 SV.284
 詩篇『主が、家を建ててくださらないとしたら』第2番 SV.201
[CD2]
 モテット『聖母の嘆き』 SV.288
 詩篇『讃えよ、エルサレムを』 SV.203
 讃歌『めでたし、海の星』(グレゴリオ聖歌による即興演奏)
 マニフィカト 第1番 SV.281
 ※録音:2024年4月26-30日/ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂/ステレオ(デジタル)
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【作曲者晩年の曲集から浮かび上がる、劇的かつ繊細な「もう一つの晩課」!】イタリア・ルネサンスの音楽語法を知り尽くした上で、17世紀の新しい声楽書法を極めバロック初期の発展を促した巨匠モンテヴェルディ。カトリック礼拝でも特に音楽が多用された晩課の祈祷文を用い、新旧の技法を網羅的に駆使してまとめた『聖母マリアの夕べの祈り(晩課)』(1610)は彼の代表作の一つと目され名盤も少なくありませんが、本盤はそれとは異なる作品集。モンテヴェルディが晩年にまとめた充実曲集『宗教的・倫理的な森』と歿後出版された曲集から、当時の音楽礼拝の慣習に従って聖母マリアに捧げる晩課向けの曲を抽出、マドリガーレからの転用編曲やバロック流儀の即興を交え、完全に新しい晩課曲集を構成しています。ALPHAでレーベル創設初期から多くの名盤を制作してきたヴァンサン・デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークは、17世紀フランス音楽と共にイタリア初期バロックを何より得意とする団体。ここでも作曲家晩期に辿り着いた境地を示す名品の数々を隅々まで精緻な解釈のもと、はっとするほど美しく説得力に富んだ表現で形にしてゆきます。活躍目覚ましい6人の独唱者とSATB各6名の合唱に対し、器楽勢はヴァイオリンと木管コルネット各2にサクバット(トロンボーン)3、通奏低音には弓奏弦3、撥弦3、木管1にポジティフオルガンという編成。詩句が明瞭に聴こえる美声とセンスよい古楽器演奏とが織りなす、新たな発見に満ちた究極のモンテヴェルディ世界をどうぞ。  ペリーヌ・ドヴィレル(ソプラノ)、エヴァ・ザイシク(メゾ・ソプラノ)、パコ・ガルシア、シリル・オヴィティ(テノール)、ロマン・ボクレール、ヴィクトル・シャポヴァロフ(バリトン)、ル・ポエム・アルモニーク(声楽&古楽器アンサンブル/コンサートマスター: ルイーズ・エアトン)、ヴァンサン・デュメストル(指揮)
12411038 / 3850 円 / Chateau de Versailles Spectacles / 輸入盤 ご注文へ

マシュー・マーティン: ミサ曲、頌歌、モテット
マシュー・マーティン(1976-):
 1. Laudate Dominum 主をほめ讃えよ
 2-5. Missa Speravimus *
 6. Haec dies この日こそ
 7. Sicut cervus 泉の水を求める鹿のように *
 8. I saw the Lord われは主をみた
 9. Conditor alme siderum 造り主なる主
 10. Adam lay ybounden 囚われのアダムは横たわり
 11. I sing of a maiden 乙女をうたう
 12. Angelus ad Virginem 天使は乙女に
 13. Ave maris stella めでたし、海の星よ
 14. A Hymn to St Etheldreda 聖エテルドレダへの讃歌
 15. Vidi aquam 私は水を見た
 16. Liebster Jesu, wir sind hier 最愛のイエス、われらここにあり *
 17. A Prayer of St Therese 聖テレーズの祈り *
 18-21. The Oratory Mass *
 22. Te lucis ante terminum 光よ、お前の消える前に
 23-24. The St John's College Service セント・ジョンズ・カレッジ・サーヴィス
 ※録音:2023年7月10-14日/セント・ジョン・ザ・エヴァンジェリスト教会、イズリントン、ロンドン、UK *世界初録音
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ケンブリッジ大学ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団による、その音楽監督マシュー・マーティンの作品集。オックスフォード大学と英国王立音楽院で学んだマーティンが2004年から2022年の間に作曲した作品は、伝統的なミサやモテットから複雑な讃歌や頌歌まで様々で、世界初録音も含まれています。彼の多様なスタイルは英国国教会とカトリックの伝統の両方を行き来し、オルガンの活躍する祝祭的な曲から、古いヨーロッパの聖歌やポリフォニーの要素を感じさせる曲まで幅広く、聴き応えのあるものです。
ケンブリッジ大学ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団、マシュー・マーティン(指揮)
12411037 / 3250 円 / LINN Records / 輸入盤 ご注文へ

タッチズ - 合唱とチェロ・ヴァイオリンのための現代作品集 - touches -
 (1) ジョン・タヴナー(1944-2013):聖なるもの(チェロ)(1995)
 (2) ヴォルフラム・ブッヘンベルク(b.1962):輝ける父の栄光(ヴァイオリン)(2015)
 (3) クヌート・ニーステッド(1915-2014):スターバト・マーテルOp.111(チェロ)(1987)
 (4) ペーテリス・ヴァスクス(b.1946):平原の風景(ヴァイオリン・チェロ)(2002)
 ※録音:2021年2月26・27日、6月26・27日 ドレスデン・聖アンナ教会、DDD、[59'20]
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合唱にヴァイオリンとチェロが加わる作品で構成された、珍しいアルバム。ヴァイオリンとチェロはオブリガート(助奏)と言うよりも、協奏曲のソリストの様な立ち位置である。始めの3曲は宗教的な題材なので、合唱が「人間たち」ヴァイオリンとチェロが「神」を象徴していて、神との対話と触れ合い(タッチズ)を描いている。4曲目は詞のないヴォカリーズの合唱が「自然界の風景」で、ヴァイオリンとチェロが「神の息吹」を描いているようだ。新しい佇まいの宗教音楽を、静かに味わいたいアルバムである。マティアス・ユングは1963年、マグデブルク出身。ワイマール音楽大学で声楽と指揮を学ぶ。ワイマール・ヴォーカル・コンソートを創設し、多くの国際コンクールで優秀な成績を修める。1991年にドレスデン聖十字架合唱団の指導者となり、1994年から1996年まで同合唱団の音楽監督を代行する。1996年に、ザクセン声楽アンサンブルを創設する。ヴァイオリンのアレクサンドラ・スムは1989年、モスクワ出身。2歳の時に一家でフランスに移住した。5歳から父の指導でヴァイオリンを始める。7歳の時には、ウクライナで初のコンサートを行う。その後ウィーンに移り、ボリス・クシュニールに師事。ウィーン音楽院、グラーツ国立音楽大学で学ぶ。2004年にルツェルンで開催された、ユーロヴィジョン・コンクールで優勝。現在は、フランスを拠点に活動を行なっている。チェロのイサン・エンダースは1988年、フランクフルト出身。12歳でミハエル・ザンデルリングに師事。その後、リン・ハレルに師事して大きな影響を受けた。20歳で、ドレスデン・シュターツカペレの首席チェロ奏者に任命される。ソリストとしてヨーロッパの主要オーケストラと共演。チョン・ミュンフン、エッシェンバッハ、インバル、メータ、ペトレンコといった著名な指揮者と共演している。シトコヴェツキー・ピアノ三重奏団のメンバーとして、室内楽の分野でも積極的に活動している。
マティアス・ユング(指揮)、ザクセン声楽アンサンブル、(2)(4)アレクサンドラ・スム(Vn)、(1)(3)(4)イサン・エンダース(Vc)
12412021 / 2200 円 / QUERSTAND / 輸入盤 ご注文へ

神の天使 - Angele Dei -
 1. ペーテリス・ヴァスクス(1946-):Angele De(i 神の天使)
 2. クリスツ・アウズニエクス(1992-):Sensus
 3. ルタ・パイデレ(1977-):マニフィカト
 4. アンドリス・ジェニーティス(1978-):Om, Lux Aeterna
 5. アンドリス・ジェニーティス:祈り
 6. サンタ・ラトニエチェ(1977-):夜の光
 7. ペーテリス・ヴァスクス:Actus Caritatis(慈悲の行い)
 8. マールティンシュ・ヴィリュムス(1974-):リア王の子供たちの運命
 ※録音:2023年5月-2024年3月、聖ヨハネ教会(ラトビア、リガ) [70:58]
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ラトビア放送合唱団によるSkaniレーベルの第3作は、現代ラトビアの作曲家たちの作品を集めたプログラムで、ラトビア合唱音楽の2023年の「タイムスタンプ」とも言える内容です。宗教的テクストを用いたこれらの作品は、重層化した微分音、スペクトル音楽にならった語法、ポリフォニックなテクスチュア、音響とリズムの公式の探求など、それぞれの作曲家に特徴的なスタイルで作曲されています。中でもアウズニエクスの《Sensus》は24声部の壮大な構成で、ラトビア・グランド音楽賞にノミネートされた注目作です。
ラトビア放送合唱団、カスパルス・プトニンシュ(指揮)、シグヴァルズ・クリャヴァ(指揮)/Latvian Radio Choir, Kaspars Putnins, Sigvards Klava
12412020 / 2950 円 / Skani / 輸入盤 ご注文へ
 
 


入荷日 2025/2/14

ORLANDO ある憂鬱な男の肖像-ラ・タンペートによるラッスス - LASSUS, O. de: Vocal Ensemble Music (Orlando - A Melancholic Portrait) -
オルランド・ディ・ラッソ - Orlande de Lassus (1532-1594):
 ヨブ記による朗誦 - 第1の聖書朗誦「私をお赦しください、主よ」
 第6の懺悔詩篇(詩篇第130篇) - 深き淵より
 寒く暗い夜に
 歌詞のない音楽7(I)
 いつかおまえを捕まえてやるぞ
 甘き追憶
 バビロン川のほとりで
 かけがえなき葡萄酒の王よ
 シビラの預言 - この半音階の歌は
 あなたはなんと美しいことか
 スザンナはある日
 さあさあ外へ、この悪党ども
 日々、罪を犯しているわたしは
 オリーヴ山で
 心に刻んでおけ、おまえの罪を
 宮廷の婦人よ
 わが恋する女性の不運をご存知か
 歌詞のない音楽7(II)
 私を救い出してください
 おれの耳にノミがいて
 5声のレクイエム - 入祭唱
 [71:51]
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[16世紀ネーデルラント楽派を代表する大家を、現代のサウンドスケープに文脈づける異色作]柔軟な音楽性の持ち主であるシモン=ピエール・ベスティオンを中心に、選び抜かれた声楽家たちと器楽奏者たちが集まり、テーマ性の強い独特なステージ体験を提供しつづけるラ・タンペート。古楽から近現代までさまざまな作曲家の作品を意外なコンテクストに置き直し、ジャンルの垣根を超えさまざまなアーティストをゲストに招きつつ意欲的な企画を聴かせてきました。今回のプロジェクトでは、フランス語圏ベルギーの古都モンス出身でバイエルン選帝侯家から絶大な信頼を得、イタリアやフランスに旅し広範な音楽性を養った16世紀の巨匠ラッススに光をあて、自在なアプローチでその音楽世界に迫ります。この作曲家を紹介するドキュメンタリーへの音楽提供依頼から生まれたプログラムで、ベスティオンはそれまで殆ど知らなかったラッススについて学ぶうち、その多面性のある作品と生涯に急速に惹かれてゆき、できるだけ自由にその音楽を捉えたいと考えたとのこと。ア・カペラ作品のピアノ独奏アレンジに始まり、ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏や木管コルネット&サクバット、トリプルハープなどを使った古楽色の強いラ・タンペートの演奏陣が紡ぎ出すサウンドを軸に、ドラムスやサクソフォンなど現代楽器がごく自然に加わって、ロックやジャズを日常的に知る21世紀人の音感覚に驚くほどすんなり16世紀ポリフォニーの響きがなじむ独特な音楽体験が詰まっています。ジャズや現代音楽の側から古楽の魅力を知る一歩になりそうな異色の1枚です。
ラ・タンペート、シモン=ピエール・ベスティオン(指揮)/Tempete, La, Simon-Pierre Bestion (con)
12411036 / 3250 円 / ALPHA / 輸入盤 ご注文へ

Palestrina Revealed - パレストリーナの真実 - Palestrina Revealed -
 1. パレストリーナ(1525頃-1594):第2のマニフィカト(5声)*
 2. ウィリアム・バード(1539/40頃-1623):Emendemus in melius(無知ゆえに犯した罪を償おう)(5声)
 3-8. パレストリーナ:Missa Emendemus in melius(4声)*
 9. ロバート・ホワイト(1538頃-1574):Ad te levavi oculos meos(私は天におられるあなたに向かって目を上げる)(6声)
 10. パレストリーナ:Ad te levavi oculos meos(12声)*
 11. ウィリアム・ムンディ(1529頃-1591):Memor esto verbi tui (あなたの御言葉を思うしもべ)(6声)
 12. パレストリーナ:Memor esto verbi tui (5声)*
 13-17. パレストリーナ:Missa Memor esto verbi tui (5声)*
 ※録音:2023年7月、ロンドン [79'59] / * =世界初録音 [79:59]
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パレストリーナ生誕500年を祝って、世界初録音を含むパレストリーナ作品集が登場します。パレストリーナは多数の作品を残しており、それらの音楽的独創性、線の美しさ、対位法の見事さは音楽史の中でも現在でも、世界中で尊敬されています。ここで収録されたパレストリーナ作品はいずれも、フランシス・ベヴァンによる優れた版で演奏されています。輝かしい5声部の「マニフィカト」、詩篇123篇に基づく三重合唱による「Ad te levavi oculos meos」は圧倒的です。英国合唱の伝統に彩られた合唱団体ゆえ、パレストリーナと同時代の英国人、ウィリアム・バード、ロバート・ホワイト、ウィリアム・マンディによる同じテキストの作品も収録しており、こちらも清澄な美しさが魅力的です。
グラハム・ロス(指揮)、ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団/Choir of Clare College, Graham Ross
12412014 / 3800 円 / harmonia mundi / 輸入盤 ご注文へ

ジャン・リシャフォール: 2つのミサ曲 - RICHAFORT, J.: Missa, "O genitrix" / Missa, "Veni sponsa Christi" -
ロワゼ・コンペール(1445頃-1518頃):
 1. O Genitrix gloriosa / Ave Virgo gloriosa おお栄光ある母よ/めでたし、栄光のおとめ
ジャン・リシャフォール(1480頃-1550頃):
 2-6. Missa O Genetrix gloriosa ミサ・オ・ジェニトリクス・グロリオーサ(「おお栄光ある母よ」のミサ曲)
 7. Veni Sponsa Christi 来たれ、救世主の花嫁よ
 8-12. Missa Veni Sponsa Christi ミサ・ウェニ・スポンサ・クリスティ(「来たれ、救世主の花嫁よ」のミサ曲)
 ※録音:2024年1月9-10日、2月13-14日/聖ペトロ教会、ポジーチ(プラハ郊外)
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[ハプスブルク家とフランス王家に仕えたジョスカンの高弟の至芸]活躍初期と後期はハプスブルク家が治めるネーデルラント(現ベルギー)の諸都市で活躍、生涯の大半を通じルイ12世やブルターニュ出身の王妃アンヌ、ルイ12世の後を継いだ広範な文化擁護者フランソワ1世らフランス王室に仕えた名匠ジャン・リシャフォール。恩師と言われる大家ジョスカン・デ・プレの死を悼むレクイエムがつとに有名なこの作曲家の至芸を、ここでは2曲の多声ミサ曲とその源流となる作品を通じて紹介。演奏は日本でもバッハ・コレギウム・ジャパンとの名演で知られるハナ・ブラジコヴァーを筆頭に、彼女との共演による中世作品の名演が多いバルバラ・カバートコヴァー、古楽と近現代歌曲に抜群の適性をみせてきたトマーシュ・クラールら実力派が揃う8人編成のア・カペラ声楽アンサンブル。SUPRAPHONやACCENTでのチェコ系プレイヤーの声楽録音に実績の多い技師アレシュ・ドヴォジャークの敏腕により、教会堂のほどよい残響のなか各パートの動きが明瞭に伝わる録音になっているのも魅力です。師ジョスカンも模索したパロディ・ミサ(既存の特定旋律を全ての楽章の根幹に使ったミサ曲)の技法を縦横無尽に展開、時に特定パートをソロ的に活かし自在にくりひろげられるポリフォニーの妙をお楽しみ下さい。
カペラ・マリアーナ(声楽アンサンブル) [ハナ・ブラジコヴァー、バルバラ・カバートコヴァー(ソプラノ)/ダニエラ・チェルマーコヴァー(アルト)/ヴォイチェフ・セメラート(テノール、指揮)/フィリプ・ダーメツ、オンジェイ・ホルプ(テノール)/トマーシュ・クラール(バリトン)/ヤロミール・ノセク(バス)]/Cappella Mariana, Semerad (con)
12411035 / 3250 円 / Musique En Wallonie / 輸入盤 ご注文へ

16世紀後半ネーデルラントのマドリガーレ集 - なんと短い時よ - SI BREVE E 'L TEMPO -
 1. ジャン・ド・マック(またはジョヴァンニ・デ・マッケ 1550頃-1614): Bacciami vita mia 口づけを、わが命の君よ
 2. ピーター・フィリップス(1560/61-1628): Amor che vuoi ch’io facci 恋人よ、私をどうしたいのか
 3. アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585): Sonno diletto e caro 快く愛しき眠り
 4. セヴラン・コルネ(1530頃-1582): Crudel tu dormi 残酷な人、きみは眠っているが
 5. ジャン・ド・テュルヌー(またはヤン・ファン・テュルンハウト 1545-1618): Quando Amor i begl’occhi 恋人が美しい目を伏せて
 6. アンドレ・プヴェルナージュ(またはアンドレアス・ペフェルナーヘ 1542/43-1591): Amorose faville 恋の火花が
 7. コルネリス・フェルドンク(1563-1625): Tempo sia hormai 今こそ時が来た
 8. コルネ: Anchor che col partire 別れのときは
 9. ルカ・マレンツィオ(1553/54-1599): Dice la mia bellissima licori 私の美しいリコリは言う
 10. ジャン・デケーヌ(1570頃-1630頃): Si breve e ’l tempo なんと短い時よ
 11. コルネ: Ite, caldi sospiri さあ行け、熱い吐息よ
 12. ルネ・デル・メル(1554頃-1598頃): Infelice mio core 不幸なわが心よ(恋する者と彼の心の対話)
 13. アレッサンドロ・ストリッジョ(1540-1592): La ver’ l’aurora ほら、暁の訪れと共に
 14. ジャン・ド・カストロ(1540頃-1600以降): Liquide perle 輝く真珠のごとく
 15. テュルヌー: Udite i miei lamenti 聞いてください、私の嘆きを
 16. オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): S’io esca vivo この危険な岩場を私が生きて脱せたなら
 17. ジョヴァンニ・ピエールルイージ・ダ・パレストリーナ(1525/26-1594): Io son ferito, ahi, lasso ああ私はこんなに傷ついて
 18. コルネ: Veramente in amore 恋の最中にいるはずなのに
 19. フェルドンク: O vita, vita no おお人生よ、こんな人生があるか
 20. フィリップス: Ditemi, o Diva mia 教えてくれ、わが女神の君
 21. ストリッジョ: Non rumor di tamburi 騒音も、太鼓も喇叭もなしに
 ※録音: 2023年10月20-26日 サンティ・ロッコ&セバスティアーノ同信会教会、 クミアーナ(イタリア北部ピエモンテ地方トリノ県)
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[北方に花開いたイタリア語ポリフォニーの粋を、イタリア最高の声楽集団の名解釈で]ヨーロッパ各地で多声音楽の全盛期を支えたネーデルラント(現在のベネルクス三国とその近辺に相当)の名匠たちが、16世紀後半にイタリアの作曲家たちから刺激を受けつつ地元ネーデルラントで出版したイタリア語重唱曲=マドリガーレを厳選。ナポリで活躍したデ・マッケ(ド・マック)や、ヴェネツィアのA. ガブリエーリ、ローマのマレンツィオなどイタリアに軸足を置いていた作曲家たちの作品も含め、全ての収録曲はこの地域の文化拠点アントウェルペンで出版されていながら(1603年に出版されたフェルドンクの1曲〔トラック7〕以外は全て1580-90年代に刊行)歌詞は全てイタリア語で、オランダ独立戦争の動乱をよそに、ヨーロッパの南と北をまたにかけた刺激的な文化活動のあったことが判ります。コルネやフェルドンクなど重点的に紹介される機会の少ない作曲家たちも興味深く、緻密なポリフォニーや歌詞を活かした音作りの機微を存分に味わえる内容。しかも演奏は、音楽監督の早世により惜しまれながら活動休止したイタリアの名団体ラ・ヴェネシアーナのメンバーを多く含む気鋭集団、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ。温もりをたたえながら曲構造を明瞭に聴かせる精緻な歌唱で、濃やかな和声変化や多声書法の味わいをよく伝える解釈の妙はさすがというほかありません。Musique en Wallonieレーベルの常通りブックレットも美麗図版の数々はじめ情報満載です(伊語歌詞、仏・英・蘭・独語歌詞訳&解説)。
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ[ロッサーナ・ベルティーニ、フランチェスカ・カッシナーリ、アレーナ・ダンチェヴァ(ソプラノ)/エレーナ・カルツァニーガ、アンナリーザ・マッゾーニ(アルト)/ジュゼッペ・マレット、ラッファエーレ・ジョルダーニ(テノール)/マッテオ・ベッロット、グリエルモ・ブオンサンティ(バス)]
12411033 / 3250 円 / Musique En Wallonie / 輸入盤 ご注文へ

マルティナイティーテ:合唱作品集 - MARTINAITYTE, Z.: Choral Works -
ジブオクレ・マルティナイティーテ - Zibuokle Martinaityte (1973-):
 1. ALETHEIA 真実(2022)
 2. Chant des Voyelles 母音での詠唱(2018)
 3. Ululations ウルレーションズ(2023)
 4. The Blue of Distance 遠くの青さ(2010)
 ※録音:2023年11月24-30日 St. John’s Church、リガ(ラトヴィア) [59:39]
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ロシアに生まれ現在はニューヨークを拠点とするリトアニア人作曲家マルティナイティーテの無伴奏合唱作品を、世界最高レベルとの定評のあるラトヴィア放送合唱団が演奏しました。アルバム冒頭の「ALETHEIA 真実」は、ロシア軍がウクライナ侵攻を開始したのと合わせて作曲を始めたという、沈痛な趣き、祈りの雰囲気を感じさせる作品。「ウルレーションズ」は、戦争に行った家族の男たちや愛する者を失った女性たちが声を上げて悲しむ様を、森で夜通し鳴くフクロウの声を模して表現します。どの作品にも歌詞らしい歌詞は無く、緩やかに起伏しながら移ろいゆくヴォカリーズの綾は神秘的、幻想的、瞑想的といった言葉がぴったり。解説書の写真によれば合唱団は23名ですが、超絶的なコントロールが生み出すハーモニーが揃う時の完璧さとずらす時の精緻さ、その繊細微妙な推移は合唱に関心のあるならばため息モノです。
ラトヴィア放送合唱団、シグヴァルズ・クラーヴァ (指揮)/Latvian Radio Choir, Sigvards Klava (con)
12411034 / 3000 円 / ONDINE / 輸入盤 ご注文へ
 
 


入荷日 2025/2/7

クログルスキ:宗教音楽集 Vol.3 - Jozef Krogulski: Sacred Music Vol.3 -
ユゼフ・クログルスキ(1815-1842):
 1-9. ミサ曲第7番 ヘ長調
 10. グラドゥアーレ(昇階唱) ト長調
 11-18. ミサ曲第9番 ト長調
 ※録音:2024年7月-9月、ポーランド [66:43]
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わずか27歳でその生涯を終えた作曲家、ユゼフ・クログルスキ(1815-1842)による宗教合唱作品集第3弾。クログルスキは父親から音楽を学び始め、その後一般音楽学校でカロル・クルピンスキやユゼフ・エルスネルに作曲を師事しました。彼の最初の公開演奏会は1825年に行われ、この時わずか10歳であった音楽家の名声は一気に高まり、「将来有望なピアニスト」と見なされ、「ポーランドのモーツァルト」、「若きリスト」と呼ばれるようになりました。創作活動の面でも驚くほど豊かな才能に恵まれていた彼は、27歳という短い生涯であったにも関わらず、「ピアノとオーケストラのための序曲 ニ短調」のような管弦楽作品、2つのピアノ協奏曲、室内楽、ピアノ、声楽、11の声楽器カンタータ、10のミサ曲という膨大の数の作品を残しています。
ナタリア・グローダ(ソプラノ)、マジェナ・オストリンスカ(ソプラノ)、ドロタ・グジェゴジェフスカ(メゾ・ソプラノ)、ベアタ・コスカ(メゾ・ソプラノ)、マチェイ・ナチク(バリトン)、ロベルト・カチョロフスキ(バリトン、オルガン)、ナタリア・ゼレスカ(オルガン)/Natalia Groda, V.A.
12411025 / 2950 円 / ACTE PREALABLE / 輸入盤 ご注文へ

ヘンデル、ロッティ:主は言われた - Handel, Lotti: Dixit Dominus -
 ヘンデル(1685-1759):Dixit Dominus(主は言われた)
 アントニオ・ロッティ(1667-1740):Dixit Dominus(主は言われた)、クルチフィクスス、ミゼレーレ・メイ
 ※録音:2023年9月20-22日、スイス
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ヘンデルの「Dixit Dominus(主は言われた)」はヘンデル22 歳の作品。究極のメロディメーカーである若きヘンデルが、聴衆たちを喜ばせ驚かせようと、これでもかと腕によりをかけて書いたと考えられるような、印象的なヴィルトゥオジティがちりばめられた傑作。ここでは厳選された歌唱陣たちが美しくからみあう旋律を完璧なアンサンブルで展開、器楽の美しさとあいまって、格別の世界を創り上げています。ロッティはヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長も務めた作曲家。ヘンデルの師匠的存在であり友人でもあり、ヘンデルはロッティのことを尊敬し、彼の手稿譜を生涯持ち続けていました。ロッティの「主は言われた」はヘンデルのメロディアスさとはまた違って、ポリフォニックな美しさが際立っており、こちらも聴きごたえがあります。5声のための「クルチフィクスス」も、「ミゼレーレ・メイ」も、声楽の美しさが追求された絶品です。
レ・ザルゴノート、ジョナス・デスコット(指揮)、ジュリー・ロゼ(ソプラノ)、カミーユ・アレラ(ソプラノ)、アンテア・ピカニク(アルト)、マクセンヌ・ビユマ(テノール)、イリア・マズロフ(バス)/Les Argonautes, Jonas Descotte
12411028 / 3100 円 / APARTE / 輸入盤 ご注文へ

合唱の芸術 第2集「バロック Vol.1」 - Art choral, vol. 2: Baroque I -
 1-3. モンテヴェルディ(1567-1643):
  マドリガル「Il Lamento d’Arianna」SV107(5声)
  マドリガル「Io mi son giovinetta」SV86(5声)
  マドリガル「Zefiro torna」SV108(5声)
 4. シュッツ(1585-1672):ドイツ・マニフィカト SWV494(8 声・二重合唱)
 5-7. パーセル(1659-1695):
  アンセム「Thou knowest, Lord, the secrets of our hearts」Z.58(4声)
  アンセム「O God, thou hast cast us out」Z.36(6声)
  アンセム「Man that is born of a woman」Z.27(4声)
 8. ハスラー(1564-1612):リート「Ach weh des Leiden」(5声)
 9-10. シュッツ:
  モテット「Also hat Gott die Welt geliebet」SWV380(5声)
  葬送歌「Mit dem Amphion zwar」SWV501(テノールと通奏低音)
 11. ガスパール・フェルナンデス(v.1565-1629):ビリャンシーコ「Xicochi conetzintle」(4声)
 12-14. ジェズアルド(1566-1613):
  モテット「O vos omnes」(6声)
  モテット「Tristis est anima mea」(6声)
  マドリガル「Io pur respiro in cosi gran dolore」(5声)
 ※録音:2022年7月25,26日
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ルネサンスから現代まで6世紀にわたる合唱の歴史をたどるユニークなプロジェクト「合唱の芸術」シリーズの第6弾。全11集を刊行予定で、順不同で発売。今作はバロック音楽の第1集となっており、マドリガル、アンセム、モテットなど多彩な形態が並びます。ふたつの4部合唱を擁するシュッツの大作『ドイツ・マニフィカト』も収録。
マティアス・マウテ(指揮)、アンサンブル・アートコラール/Ensemble ArtChoral
12411027 / 2300 円 / ATMA Classique / 輸入盤 ご注文へ

マショー:恋人の死 - machaut : a lover’s death -
 1. Hareu, hareu ! le feu / Helas ! ou sera pris confors / Obediens usque ad mortem
 2. Mors sui se je ne vous voy
 3. Je ne cuit pas
 4. Quant je ne voy
 5. Diex, Biaute, Douceur, Nature
 6. Biaute, qui toutes autres pere
 7. Quant Vraie Amour / O Series summe rata / Super omnes speciosa
 8. De petit po
 9. Dous viaire gracieus
 10. Douce dame jolie
 11. Amours me fait desirer
 12. Ce qui soustient moy
 13. Amours, qui a le pooir / Faus Samblant / Vidi Dominum
 14. N’en fait n’en dit
 15. Ma chiere dame
 16. Liement me deport
 17. Martyrum gemma latria / Diligenter inquiramus / A Christo honoratus
 ※録音:2023年1月23日-25日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス) [68:02]
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1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、タリス・スコラーズのメンバーとしても活躍したドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動してきました。14世紀アルス・ノーヴァを代表する作曲家・詩人ギヨーム・ド・マショー。これまで、レコード芸術海外盤REVIEW「今月の特選盤」や英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」、グラモフォン賞ノミネート、ICMA(国際クラシック音楽賞)ノミネートなど、極めて高い評価を獲得してきたマショー・プロジェクト。本アルバムでは、このジャンルにおけるマショーの芸術の幅を捉えた4つのモテットを取り上げ、この偉大なプロジェクトが完結を迎えます。1050年から1550年にかけてのレパートリーを演奏するヨーロッパで最も専門的で常に挑戦的なグループの1つとして高い評価を得て来たオルランド・コンソートは、2023年のボストン古楽祭でお別れコンサートを行いました。彼らにとって最後となる本アルバム『恋人の死』は、彼らの充実した音楽活動の優れた記録の一つとなることでしょう。
オルランド・コンソート(男声ヴォーカル・クヮルテット)[マシュー・ヴェンナー(カウンターテナー)、マーク・ドーベル(テノール)、アンガス・スミス(テノール)、ドナルド・グレイグ(バリトン)]/The Orlando Consort
12411031 / 2950 円 / HYPERION / 輸入盤 ご注文へ

アローン・トゥギャザー - alone together -
 1. ドン・マクドナルド:When the Earth Stands Still
 2. リビー・ラーセン:You (I. You, here…now…) *
 3. アーケイド・ファイア:Deep Blue
 4. リビー・ラーセン:You (II. You, now…know) *
 5. ベートーヴェン:Gesang der Monche
 6. サイモン&ガーファンクル:A Most Peculiar Man
 7. リビー・ラーセン:You (III. You, know…who, are) *
 8. パセク&ポール(ジェイコブ・クリストファー編): You Will Be Found
 9. アルベルト・コルテス:Camina Siempre Adelante
 10. マッカートニー&レノン(サミュエル・ボーランダー=グリーン編):She’s Leaving Home
 11. リビー・ラーセン:You (IV. You, here…need)
 12. ローラ・マヴーラ(ポール・ジョン・ルドイ&クリス・フォス編):She
 13. ガブリエル・カハネ:Coffee with Borges*
 14. サン=サーンス(クリス・フォス編):Calme des Nuits
 15. ジェフ・ビールBeneath Thin Blanket*
 16. リビー・ラーセン:You (V. You, here…are know, love) *
 17. キャスリーン・アラン:The Green And Salty Days
 18. シャロン・デュラント:Chinese Proverb
 19. ローゼファニー・パウエル:When We Sing*
 ※録音:2021年7月、アメリカ/*世界初録音 [1:14:38]
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カウンターテナーなし、テノール×4、バリトン×2、バス×2の低声部のみで構成される男声ヴォーカル・アンサンブル「カントゥス」。YouTubeとFacebookで話題となった「ザ・COVID-19・セッションズ」(SIGCD819)、クリスマスをテーマとした作品集「イントゥ・ザ・ライト」(SIGCD723)に続くSignum第4弾。今作では、COVID-19・パンデミックの最中とそれ以降にテクノロジーの使用によって生まれた繋がりと孤立、そしてその結果社会が受けた精神衛生上の影響を伝える歌の数々を披露しています。ベートーヴェンからサン=サーンス、サイモン&ガーファンクルやマッカートニー&レノン、グラミー賞の受賞経歴もあるアメリカの現代作曲家、リビー・ラーセンによる世界初録音作品まで、ルネサンスから21世紀まで幅広いレパートリーを持つ、彼らならではの注目のプログラムです。
カントゥス(男声ヴォーカル・アンサンブル)/Cantus
12411032 / 2850 円 / SIGNUM CLASSICS / 輸入盤 ご注文へ
 
 

楽譜 【入荷商品】

入荷日 2024/3/21

松下耕 : 混声合唱とピアノのための 「感謝」
 感謝
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新刊企画『詩人・谷川俊太郎「感謝」を込めて・・・』
谷川俊太郎詩作に共感し、多く作曲してきた松下耕。
カワイ出版では松下氏に、谷川氏が亡くなった後に朝日新聞で掲載された詩『感謝』への作曲を委嘱。
谷川俊太郎×松下耕の合唱作品は「信じる」をはじめ「静かな雨の夜に」「この星の上で」など、老若男女問わず広く歌われ続けている。
松下氏は、これまで谷川氏の詩や人柄をリスペクトしたコンサートや座談会を数多く企画。
そんな松下耕が谷川俊太郎への深い愛を込めた合唱作品『感謝』が広く歌われることを願って。
グレード:初-中級
演奏時間:7分
編成:P混4
52502006 / 混声 / 990 / カワイ出版 ご注文へ

西下航平 : 混声合唱とピアノのための 「しあわせ」
 しあわせ
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2024年7月、「合唱団ひぐらし」による委嘱初演(指揮:野本立人)。
組曲「五ねんがすぎて」のアンコールピースとして歌われたため、同様に日本の“シティポップ”のテイストが印象に残る作品である。爽やかな言葉の中に、作曲者の信念が光る作風。
アンコールピースや合唱祭の1曲としても最適である。
グレード:初-中級
演奏時間:3分
編成:P混4
52502005 / 混声 / 660 / カワイ出版 ご注文へ

西下航平 : 混声合唱とピアノのための組曲 「五ねんがすぎて」
 1. 五ねんがすぎて
 2. わらう
 3. なくぞ
 4. すきとおる(無伴奏
 5. おおきくなる
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2024年7月、「合唱団ひぐらし」による委嘱初演(指揮:野本立人)。
作曲者の親しみのある“シティポップ”のテイストを取り入れ、合唱ならではの音を模索しながら作られた意欲作。テキストは谷川俊太郎の詩集「子どもの肖像」から採られている。各曲は独立した世界を持っているが、全体的に統一感が取れた作りである。
グレード:中級
演奏時間:18分
編成:P混4
52502004 / 混声 / 1870 / カワイ出版 ご注文へ

石若雅弥 : 混声三部合唱のための 「光輝く未来へ」
 風
 ともしび
 桜
 出逢い
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2025年1月11日、大阪公立大学合唱団いちこん第63回定期演奏会委嘱初演作品。既刊の混声四部版・女声二部版に続く混声三部版としての出版。東日本大震災の翌年に「PRAY FROM KOBE」で初演した「きぼうの唄」の作詩者によるもので「いのち」をテーマにしている。全4曲。
グレード:初級
編成:P混3
52501001 / 混声 / 1650 / カワイ出版 ご注文へ

相澤直人 : 無伴奏混声合唱曲 「うた-再び結ばれるとき」
 うた-再び結ばれるとき
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2023年12月10日、Ensemble Mikanier の「第16回定期演奏会 (the) present ⇒」にて委嘱初演。既刊の「混声合唱アルバム「私の窓から」」の終曲をもとに、ア・カペラ用の単曲版として構成。ゆったりとした曲調なのでアンコールの1曲にふさわしい作品。作曲者による「作品構造解説」付き。
グレード:中級
演奏時間:4分
編成:混4
52501004 / 混声 / 660 / カワイ出版 ご注文へ

大中恩 : 大中恩混声合唱小品集 「おやすみなさい」
 きみ歌えよ(詩:谷川俊太郎)
 歩くだけ(詩:谷川俊太郎
 黒い王様 (詩:谷川俊太郎)*
 しずかに (詩:土田 藍)
 貝殻 (詩:新美南吉)
 花の波 (詩:西尾君子)
 山へ行きたい (詩:平井多美子)*
  コラム:メグちゃんのこと
  大中恩語録(1)
 月夜の果樹園(詩:伊藤海彦)*
 紙風船 (詩:黒田三郎)
 高原(詩:宮澤賢治)*
 雲の信号(詩:宮澤賢治)*
 休日・湖(詩:金井 直)
 誓ってはいけません(詩:女屋靖子)
 帰りそびれたつばめ(詩:新川和江)
  コラム:大中恩の魅力 (阪田寛夫)
  大中恩語録(2)
 野山をわたる風(詩:阪田寛夫)
 はじまりの海へ (詩:阪田寛夫)
 ブランコ(詩:阪田寛夫)
 らくだの耳から(詩:阪田寛夫)
 サヨナラの唄(詩:阪田寛夫)
 おやすみなさい(詩:松岡励子)
*:無伴奏作品
----------
大中恩が数多く残してきた合唱小品。「手のひらに収まるような曲を作りたい」という作曲者の言葉から、数分で歌える混声合唱小品を1冊にまとめたおもちゃ箱のような曲集。
また、作曲家・新実徳英(元コールMeg所属)と詩人・阪田寛夫のコラム、大中恩語録も収録している。
演奏会の1ステージ、合唱祭、アンコールピースとして持っておきたい楽譜集である。
グレード:初-中級
編成:P混4、混4
52501007 / 混声 / 2530 / カワイ出版 ご注文へ

田中達也:編曲 : 定番!! 昭和あたりのヒットソング 混声3部合唱ピース 「鉄腕アトム」
 鉄腕アトム
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新刊企画『詩人・谷川俊太郎「感謝」を込めて・・・』
谷川俊太郎がアニメソングや歌謡曲のために書いた詞は少なくない。その中で誰もが知る代表曲「鉄腕アトム」を、編曲の名手・田中達也が合唱にアレンジ!発表から50年以上経った今もみんなに愛され、そして次の世代にも歌い継がれるよう「そらをこえて ラララ♪」と朗らかに歌いたい名曲!
グレード:初級
演奏時間:3分
52502007 / 混声 / 770 / カワイ出版 ご注文へ

松崎泰治 : 女声合唱とピアノのための 「木肌がすこしあたたかいとき」
 1. 夜の木
 2. 二人きりになりたい
 3. セミの羽
 4. 雨の街
 5. 木肌がすこしあたたかいとき
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2024年3月9日、カマンベールにより全曲初演。シンプルで美しい響きの作品。各曲1分半-2分半程度なので合唱祭で歌いやすい長さ。大人の女声合唱のしなやかさをゆったりとあらわしている。それぞれ独立した小品ではあるが、曲同士いくつかの素材を共有することで全体がゆるやかに結びついている。全5曲。
グレード:初-中級
編成:P女3
52502008 / 女声 / 1540 / カワイ出版 ご注文へ

土田豊貴 : 女声合唱とピアノのための 「音楽」
 1. 無言歌 〈長田 弘 詩〉
 2. 行進曲 〈草野心平 詩〉
 3. 間奏曲 〈ヴォカリーズ〉
 4. 音楽  〈谷川俊太郎 詩〉
----------
音楽に関係する表題を持つ詩をテキストとしており、歌詞の中に登場する音楽用語や作曲家名も面白さのひとつ。組曲として、シリアスな「無言歌」、面白みのある「行進曲」、ヴォカリーズのみの短い「間奏曲」、明るい旋律が特徴の「音楽」で構成されている。
グレード:中級
編成:P女3、女3
52501005 / 女声 / 1870 / カワイ出版 ご注文へ

池辺晋一郎 : 男声合唱組曲 「昼夜、想う中也」 中原中也の5つの詩
 1. 早春の風
 2. 湖上
 3. 間奏曲<無伴奏>
 4. 子守唄よ
 5. 夏
----------
2024年11月24日、男声合唱団ススキーノの創立20周年記念コンサート in hitaru 委嘱初演作品。合唱団の声と中原中也の詩が重なり、紆余曲折のすえ選んだ5つの詩にさまざまな思いがこめられた作品。
演奏時間:約18分
グレード:初-中級
編成:P男4、男4
52501006 / 男声 / 1980 / カワイ出版 ご注文へ

森田花央里 : 混声合唱組曲 愛について
 1. 願い
 2. できたら
 3. あい
 4. Let My Words Reach You
----------
森田花央里による混声合唱とピアノのための組曲。大阪大学混声合唱団の委嘱により、2023年12月28日(豊中市立文化芸術センター 大ホール)大阪大学混声合唱団 第65回記念定期演奏会(指揮:高谷光信/ピアノ : 森田花央里)にて初演された。人間のもちうる「愛」とその輪郭について語らう4篇。1-3曲目は谷川俊太郎の詩を、4曲目は作曲者本人による英語詩をテキストとしている。この世界に溢れる無造作な「愛」が、どうか誰のことも傷つけることのないように、と作曲者は願う。また、この世界のかなしみが「歌の愛」となって届きますように、と。詩の語り口を生かした旋律と和声によって、4声がしなやかに絡みながら、「愛」について歌う。それぞれの曲が骨太で、抜粋の演奏でも演奏効果を期待できる。初演は大学生によるものだったが、普遍的なテーマを持つ組曲ゆえ、さまざまな世代に歌ってもらいたい作品である。
[難易度]中級
[対象]高校生・大学生・一般合唱団
52501003 / 混声 / 2530 / 音楽之友社 ご注文へ

尾形敏幸 : 女声合唱組曲 風に寄せて
 1. 風に寄せて その1
 2. 風に寄せて その2
 3. 風に寄せて その5
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尾形敏幸によるマスターピース。オリジナルの混声合唱版は、1982-1983年にかけて明星学園高等学校と平松混声合唱団によって初演され、1984年に楽譜刊行。現在でも多くの合唱団によって歌われ続けている傑作。約40年の時を経て女声版の組曲が新しく編曲された。1曲目の「風に寄せて その1」のみ、混声版の誕生からすぐに女声版へと編曲され、1983年7月31日(会津若松市民会館 会堂) 福島県立会津女子高等学校合唱団 第17回定期演奏会(指揮:五十嵐康雄/ピアノ:榎田恭子)にて初演。女声版組曲の委嘱は指揮者・作曲者の相澤直人によって提案され、2025年1月4日(渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)女声合唱団 ゆめの缶詰 第4回演奏会-初夢の缶詰-(指揮:相澤直人/ピアノ:京増修史)にて全曲初演。昭和初期に活躍し、24歳で夭折した詩人、立原道造の組詩「風に寄せて」(1935年/1938年)より。彼が詩作を始めるきっかけとなった、19歳の夏に初めて訪れた軽井沢の自然風景の美しさ。この浅間高原の美しく流動する風物を軽やかな合唱とピアノとの協奏で表現している。女声版は、よりみずみずしく、しなやかな表現となり、新鮮な響きとともに生まれ変わった。
[難易度]中級
[対象]中学生・高校生・大学生・一般合唱団
52501002 / 女声 / 2420 / 音楽之友社 ご注文へ

上田真樹 : 混声合唱組曲 あなたのことを
 あなたのことを
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既刊「混声合唱組曲 終わりのない歌/あなたのことを」の2作品を分けて新たに出版。
「混声合唱組曲 終わりのない歌」(銀色夏生 詩)初演時にアンコール曲として作曲。大切な人を想い、あたたかく幸せな気持ちになれる作品です。
演奏所要時間:約3分
初演:2017年5月14日 紀尾井ホール
指揮:相澤直人
ピアノ:上田真樹
合唱:あい混声合唱団、公募合唱団
52502002 / 混声 / 1100 / 全音楽譜出版 ご注文へ

上田真樹 : 混声合唱組曲 終わりのない歌
 I. 光よ そして緑 
 II. 月の夜
 III. 強い感情が僕を襲った
 IV. 終わりのない歌
 V. 君のそばで会おう
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既刊「混声合唱組曲 終わりのない歌/あなたのことを」の2作品を分けて新たに出版。
「男声合唱組曲 終わりのない歌」の混声合唱版。作曲者が描く、甘く、切なく、美しいハーモニーが心をグッと掴みます。コンサートにお勧めです。
初演:2017年5月14日 紀尾井ホール
指揮:相澤直人
ピアノ:上田真樹
合唱:あい混声合唱団、公募合唱団
52502003 / 混声 / 1980 / 全音楽譜出版 ご注文へ

千原英喜 : マリア・オリエンタリス[東方のマリア] 混声合唱のための5つの聖母賛歌
 1.受胎告知
 2.アヴェ・マリア
 3.サルヴェ・レジーナ
 4.間奏曲:アヴェ・マリス・ステッラ
 5.終曲:アヴェ・マリア
 全5楽章
----------
「この作品は、Ave maria をはじめとするラテン語聖母讃歌を中心的テキストに据え、私の聖母マリアに寄せるVENERATION(敬意)と憧憬、そしてさまざまに想い描く聖母への祈りのヴィジョン(VISIONS)を、全5楽章の組曲として歌いあげたものである。」─千原英喜。天に昇るような美しい重層的な響きを奏す難易度のやや高い合唱曲です。
大分市民合唱団ウイステリア・コール委嘱作品
演奏所要時間:約25分
編成:SATB
50627087 / 混声 / 2090 / 全音楽譜出版 ご注文へ

上田真樹 : 男声合唱組曲 あなたのことを
 あなたのことを
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「あなたのことを」男声合唱版がついに出版!
「混声合唱組曲 終わりのない歌」(銀色夏生 詩)初演時にアンコール曲として作曲された「あなたのことを」の男声合唱版。大切な人を想い、あたたかく幸せな気持ちになれる作品です。
演奏所要時間:約3分
初演:2025年1月19日 トッパンホール 東京南澪会合唱団 第9回定期演奏会
指揮:今井啓太
ピアノ:佐藤良子
合唱:東京南澪会合唱団
52502001 / 男声 / 1100 / 全音楽譜出版 ご注文へ
 


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