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オーダーNo. / レーベル・出版社 / 販売価格 / 盤種類(CD)・出版社(楽譜)

国内盤・輸入盤 CD 【入荷商品】

入荷日 2024/7/26

死の恐怖 - Timor Mortis -
 1. シャルル・ダルジャンティーユ:死者のためのミサ曲
 2. クローダン・ド・セルミジ:哀歌
 3. ジャン・バーラ:サルヴェ・レジーナ
 ※録音:2023年9月2-5日/ティエラシュ、サン=ミシェル修道院/ディジパック仕様/24bit/96kHz [60:00]
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シャルル・ダルジャンティーユ(1500 頃-1557) は今日ほとんど知られていませんが、ローマの教皇庁礼拝堂でバス歌手を務めつつ、儀式のためのレクイエムを確立した人でした。ここに収められた「死者のためのミサ曲」は1550年以前に作曲され現存する死者のための典礼作品12曲のうちの1曲で、世界初録音。アンサンブル・ジル・バンショワは、ジョスカン・デ・プレ直後世代の見過ごされがちな部分に光を当てています。豊かな響きのスタイル、模倣とホモフォニーの絶妙なバランスなど、この時代の作曲家たちが至った高度な熟達を証明してくれます。
ドミニク・ヴェラール(指揮)アンサンブル・ジル・バンショワ/Dominique Vellard, Ensemble Gilles Binchois
12406009 / 2950 円 / EVIDENCE / 輸入盤 ご注文へ

入荷日 2024/7/12

ブルックナー:ミサ曲第2番、モテット集、音楽への道 - BRUCKNER, A.: Mass No. 2 / Motets / Wege zur Musik - Bruckners Welt: Die Messe in e-Moll  - (2CD)
アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896) :
[CD1] 61:37
 1. アヴェ・マリア WAB 6
 2. この所は神により作られた WAB 23
 3-8. ミサ曲第2番 ホ短調 WAB 27 (1882年版)
  Kyrie
  Gloria
  Credo
  Sanctus
  Benedictus
  Agnus Dei
 9. エサイの枝は芽を出し WAB 52
 10. エクアーレ第1番 ハ短調 WAB 114
 11. 正しき者の唇は知恵を語る WAB 30
 12. エクアーレ第2番 ハ短調 WAB 149
 13. キリストはおのれを低くして WAB 11
 ※録音: 1, 24-26 and 30-31 October 2023, Studio 1, BR, Munchen, Germany
[CD2] 71:43
 1-14. 音楽への道 - ブルックナーの世界(ミサ曲 ホ短調)
  Teil 1, Herkunft und Selbstfindung: Kyrie…
  Teil 1, Herkunft und Selbstfindung: Kirchenmusik im wurdigen Style
  Teil 1, Herkunft und Selbstfindung: Der verlasterte Herr Bruckner
  Teil 1, Herkunft und Selbstfindung: Heimat und Herkunft
  Teil 1, Herkunft und Selbstfindung: Lehramtsgehilfe fur
  Teil 2, Klangwelten: Das gluckliche Naturtalent. Bruckner auf der Orgelbank
  Teil 2, Klangwelten: Restaurierungsarbeiten
  Teil 2, Klangwelten: Domine Deus, Agnus Dei, Filius patris. Bruckner lernt Latein
  Teil 2, Klangwelten: Bruckner wird Student
  Teil 3, Religion und Lebenskrisen: Chormeister Bruckner
  Teil 3, Religion und Lebenskrisen: Davids Harfe und Konig Saul. Bischof Rudigier
  Teil 3, Religion und Lebenskrisen: Die Dombaustelle
  Teil 3, Religion und Lebenskrisen: Du schwarmst wieder mal fur eine! Bruckner ist verliebt
  Teil 3, Religion und Lebenskrisen: Der herrlichste meiner Lebenstage
 ※録音: 29-30 January 2024, Studio 11, BR, Munchen, Germany
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2024年のブルックナー生誕200年を祝して制作された2枚組のアルバム。CD1にはペーター・ダイクストラの指揮によるバイエルン放送合唱団とミュンヘン放送管弦楽団によるブルックナーの宗教作品の演奏を収録。これは、2023年10月28日のシーズン開幕コンサートと連動して行われたスタジオ録音で、合唱指揮者の第一人者として高く評価されるダイクストラならではの高い統率力に支えられた合唱と、ミュンヘン放送管弦楽団の管楽器メンバーのアンサンブルによる荘厳なミサ曲第2番を中心に、無伴奏合唱のための5曲のモテット、3本のトロンボーンのためのエクアーレ2曲を聴くことができます。ブルックナーのミサ曲第2番はリンツの新大聖堂の奉献式のために依頼されて1866年に完成しましたが、大聖堂の工事が遅れたためブルックナーの指揮による初演も1869年9月に行われました。作品は8部からなる混声合唱と管楽アンサンブルのために書かれており、新しい礼拝堂で演奏するには合唱の規模が大きすぎたため屋外で演奏され、大好評を得ました。その後ブルックナーはこの曲を1882年に改訂し、それを1885年10月4日にリンツの旧大聖堂で初演、こちらも目覚ましい成功を収めました。「ブルックナーは演奏中にオルガンの前に立ち、大聖堂の天井をじっと見つめ、言葉にならない祈りを発した」と当時の様子が伝えられています。当盤で演奏されているのは、こちらの改訂版です。併録のモテットもブルックナーの聖歌隊員、オルガニストとしての経験が生かされた美しい作品です。CD2に収録されたマルクス・ファンヘーファーによる「音楽への道:ブルックナーの世界」では、ミサ曲第2番を中心に、宗教音楽作曲家としてのブルックナーの物語を朗読(ドイツ語のみ)と音楽で楽しめます。
バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管、ペーター・ダイクストラ (指揮)、ほか/Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Dijkstra
12405008 / 3000 円 / BR KLASSIK / 輸入盤 ご注文へ

地上の巡礼者 - 19世紀ドイツの宗教声楽曲集 - Vocal Ensemble Music (19th Century German Sacred) (Pilger auf Erden) -
 1. ラインベルガー (1839-1901):Abendlied Op.69-3
 2. ラインベルガー:Warum toben die Heiden Op.40-2
 3. ベッカー (1834-1899):Nach dir, Herr, verlanget mich Op.59-1
 4. ヘルツォーゲンベルク (1843-1900):Mache dich auf, werde Licht Op.81-14
 5. コルネリウス (1824-1874):Grablied 「Pilger auf Erden」 Op.9-4
 6. ヴォルフ (1860-1903):Resignation 「Komm Trost der Welt, du stille Nacht」 - 7つの宗教的歌曲 第3番(C.マイスター編)
 7. ベルガー (1861-1911):Die Kapelle am Strande
 8. レーヴェ (1796-1869):Schaffe in mir, Gott, ein reines Herze
 9. ブルックナー (1824-1896):Locus iste, WAB23
 10. ラインベルガー:Meditabor in mandatis tuis Op.133-2
 11. レーガー (1873-1916):Das Agnus Dei Op.138-6
 12. ブルッフ (1838-1920):Palmsonntagmorgen「Es fiel ein Tau」 Op.60-9
 13. レーガー:Die Sieben Worte Jesu - 12のドイツ宗教的歌曲 WoO VI/13: VII.
 14. リスト (1811-1886):Ave verum corpus S.44
 15. ハラー (1840-1915):Surrexit pastor bonus Op.2-3
 16. ルイーズ・アドルファ・ル・ボー (1850-1927):Vater unser, Op.61(C.マイスター編)
 17. メンデルスゾーン (1809-1847):Beati mortui Op.115-1 - 2つの宗教的男声合唱曲
 18. メンデルスゾーン:Herr, nun lasstest du deinen Diener in Frieden fahren Op.69-1
 19. ベッカー:Du gabst uns alles
 ※録音:2022年10月4-7日(2-5,8,10-12,14-17,19)、2023年5月24,25日(1,6,7,9,13,18) Stiftskirche St. Maria Himmelfahrt (Klosterkirche), Pfaffen-Schwabenheim, Germany
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19世紀は産業革命、技術革命と並行して音楽も発展、多くの作曲家がこれまでの音楽理論のルールから脱却し、自由な作風を模索していきます。このアルバムにはこの時代に活躍した作曲家たちの宗教的な合唱作品を収録。素朴な美しさが魅力のブルックナーの作品をはじめ、オルガン作品が知られるラインベルガー、バッハ時代のコラールを思わせるレーガーの作品、晩年のリストが書いた内省的な「Ave verum corpus」の他、あまり耳にすることのない作曲家の作品まで幅広い選曲が魅力的な1枚です。演奏は1992年3月にデビューして以来、ヨーロッパで絶大な人気を誇る声楽アンサンブル、ジンガー・プア。安定のハーモニーから生まれる澄んだ響きが静謐な音響世界を描いています。ジンガー・プア/Singer Pur
12405010 / 3000 円 / OEHMS CLASSICS / 輸入盤 ご注文へ

ドッジソン:合唱作品集(太陽のカンティクル) - DODGSON, S.: Choral Music (Canticle of the Sun)  -
スティーヴン・ドッジソン - Stephen Dodgson (1924-2013) :
 1. 太陽のカンティクル
 2-5. メアリー・コールリッジの4つの詩
  No. 1. Thistledown I
  No. 2. Nocturne I
  No. 3. Nocturne II
  No. 4. Thistledown II
 6-10. ティス・オールモスト・ワン
  No. 1. Evening Hymn
  No. 2. Cock-Crow
  No. 3. Weigh Me the Fire
  No. 4. Thanksgiving
  No. 5. The Bell-Man
 11. 冬
 12. 子守歌
 13. 楽園の全ての鐘
 14-16. ハル・サマーズの言葉
  No. 1. Darkness Is Broken
  No. 2. Riotous Voices
  No. 3. Sing for Ever
 ※録音: 25-27 October 2023, St. John the Evangelist, Islington, London, UK [70:11]
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「不思議の国のアリス」の作者、ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソン)の遠縁にあたる作曲家スティーブン・ドッジソン。生誕100周年を記念して製作されたこのアルバムには、全て世界初録音となる合唱作品が収録されています。どの作品も彼の言葉に対する繊細な感覚が生かされており、フルートと合唱による「メアリー・コールリッジの4つの詩」や、彼の晩年の合唱作品の一つ「太陽のカンティクル」、そのほか彼の初期の作品を英国の室内合唱団ソノーロが巧みなアンサンブルで聴かせます。
ソノーロ、マイケル・ヒギンズ (オルガン)、キャスリン・ビックネル (フルート)、ネイル・フェリス (指揮)/Sonoro, Bicknell, Higgins, Ferris
12405012 / 2750 円 / SOMM Recordings / 輸入盤 ご注文へ
 
 

入荷日 2024/7/5

ジプシーとブラームス - BRAHMS LE TZIGANE -
 1. ブラームス:かわいい恋人よ、素足で来ないで (49のドイツ民謡集より)
 2. ブラームス:おーい、ジプシーよつかまえろ (ジプシーの歌 op.103より第1曲)
 3. ブラームス:岩のを水の流れが (愛のワルツop.52より第2曲)
 4. ジプシー民謡 (Hola calacaval)
 5. ブラームス:赤いばらのつぼみ (6つの四重唱曲op.112より第4曲)
 6. ブラームス:ナイチンゲール (49のドイツ民謡集より)
 7. ブラームス:波立つリマの流れ (ジプシーの歌 op.103より第2曲)
 8. ジプシー民謡 (Usti usti)
 9.ブラームス:ドナウの岸辺に (愛のワルツop.52より第9曲)
 10. ジプシー民謡(Zold az edeo)
 11. ブラームス:おお美しい夜 (4つの四重唱曲op.92より第4曲)
 12. ジプシー民謡 (Opa tsupa)
 13. ブラームス:晩秋 (4つの四重唱曲op.92より第4曲)
 14. ジプシー民謡 (Yuliska)
 15. ジプシー民謡 (Danse des brigands)
 16. ブラームス:嫌だ、世間の奴らと (愛のワルツop.52より第11曲)
 17. いら草が道ばたに生え (6つの四重唱曲op.112より第5曲)
 18. 日焼けした若者が踊りに行く (ジプシーの歌 op.103より第5曲)
 19. 聞け、風が小枝の間で嘆くのを (ジプシーの歌 op.103より第8曲)
 20. ジプシー民謡 (Padam Kolo Ciobanasul)
 21. ジプシー民謡 (Gelem gelem)
 22. ブラームス:夕べ (3つの四重唱曲op.64より第2曲)
 23. ジプシー民謡 (Liuba)
 24. ブラームス:永遠の愛について (4つの歌 op.43より第1曲)
 25. ジルダ・パンジェ: Von Zigeunerliebe
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ブラームスが、ジプシーの音楽にインスパイアされて書いた作品を、オリジナルの民謡と並べてプログラムした1枚。といってもただ演奏しているのではなく、伴奏にピアノと、バンカル・トリオ(クラリネット、コントラバス、アコーディオン)を迎えることにより、ジプシー色がきわめて濃厚になった、まったく新しいブラームスの響きが新鮮。室内合唱団とピアニストが、ジプシー音楽トリオと偶然出会って、盛り上がって一緒に演奏し始めているかのような、鮮度抜群の高揚感と即興感に満ちています。メルスム合唱団は、2003年、ジルダ・パンジェによって設立された合唱団。2016年よりレンヌ歌劇場の座付合唱団となり、オペラ、および室内合唱の両面で独自の活動を展開しています。パンジェはクラリネットのほか、室内楽、および様々な作曲にまつわる学びを経て、1994年レンヌ歌劇場の音楽監督に就任しました。合唱指揮者(バルトリ出演のオペラやザルツブルク音楽祭)、編曲者(オペラを小編成にするなど)として活躍しています。バンカル・トリオは2010年に結成された、クラリネット、コントラバスとクロマティック・アコーディオンによるトリオ。バルカン半島(ブルガリア、マケドニア・ルーマニア・・・)の薫りたっぷりの時空を超えたメロディーで、聴き手を様々な場所への旅にいざなってくれるアンサンブルです。
ジルダ・パンジェ(指揮)、メリスム室内合唱団、コレット・ディアール(ピアノ)、バンカル・トリオ/Choeur de chambre Melisme(s), Colette Diard (piano), BanKal Trio, Gildas Pungier
12405002 / 3100 円 / AD VITAM / 輸入盤 ご注文へ

マンシクール:ミサ曲集 - Manchicourt: Masses - (2CD)
ピエール・ド・マンシクール(c.1510-1564):
[CD1]
 1-5. ミサ曲《Cuidez vous que Dieu》(5声)
 6-10. ミサ曲《De Domina》(5声)(世界初録音)
[CD2]
 1-5. ミサ曲《VeniSancte Spiritus》(6声)
 6-10. ミサ曲《Reges terrae》(6声)
 ※録音:2022年&2023年、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
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ビューティー・ファームは、2014年に設立された男声ヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。これまで、オケゲム、ラ・リュー、オブレヒトといったルネサンスの巨匠や知られざるフランドル楽派のミサ曲の録音で評価を重ねる、2021年にリリースされたパレストリーナの「教皇マルチェルスのミサ」(PFB2017671)の大ヒットでその名声をさらに高めてきました。「ティンクトーリス/バービンガン」(FB2279347)や「バルビロー」(FB2288771)といった、知られざる作曲家たちのアルバムに続くニュー・アルバムは、フランコ・フランドル・ルネサンスの巨匠の一人、ピエール・ド・マンシクールのミサ曲集。晩年にマドリッドのフェリペ2世の宮廷で楽長を務めたマンシクールは、詳しい生涯については殆ど知られておらず、まとまった録音も限られています。ビューティー・ファームは、その精緻なアンサンブルで、世界初録音となる「ミサ・デ・ドミナ」を含む4つのミサ曲を取り上げ、マンシクールが声楽ポリフォニーの巨匠であったことを証明します。
ビューティー・ファーム [マッテオ・ピガート(カウンターテナー)、バルト・ウヴィン(カウンターテナー)、フィリップ・ダーメツ(カウンターテナー)、ヤン・ペトリカ(テノール)、トマーシュ・ライトケプ(テノール)、ハンネス・ヴァーグナー(テノール)、フィリップ・カヴェン(バリトン)、ティム・スコット・ホワイトリー(バス)、ヨアヒム・ヘフバウアー(バス)]/Beauty Farm
12405003 / 4150 円 / Fra Bernardo / 輸入盤 ご注文へ

ストラヴィンスキー:詩篇交響曲、ミサ曲、バベル - Stravinsky: Smyphony of Psalms, Mass, Babel -
ストラヴィンスキー:
 (1) 詩篇交響曲
 (2)ミサ曲
 (3) バベル(英語歌唱)
 (4) バベル(ドイツ語歌唱)
 ※録音:(1)1992年5月30日、(2)1991年10月1-8日、(3)(4)1993年1月5&6日/ハノーファー [50:19]
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かつてCALIG Verlagレーベルからリリースされていた名盤、ハインツ・ヘニッヒ(1927-2002)率いるハノーファー少年合唱団のストラヴィンスキーがヘンスラー・レーベルより再発売いたしました!ストラヴィンスキーといえば『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』などバレエ音楽、管弦楽曲が有名ですが、合唱を伴う声楽曲もまたストラヴィンスキーを語る上で欠かせないジャンルです。当アルバムにはその代表作「詩篇交響曲」、「ミサ曲」、「バベル(英語版、ドイツ語版)」を収録しています。演奏はハインツ・ヘニッヒ指揮、ハノーファー少年合唱団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団です。1950年、ヘニッヒによって創設されたハノーファー少年合唱団はドイツ国内のオーケストラとの共演でも知られる名合唱団。ヘニッヒ晩年までレパートリーを拡げていき、現在はイェルク・ブライディングが芸術監督を務めヘニッヒの遺志を継いで活躍しております。 3楽章から成る『詩篇交響曲』について、ストラヴィンスキーは「これは詩篇の歌唱を組み込んだ交響曲ではない。私が交響化(symphonize)した詩篇の歌唱なのだ」と語っており、極めて新古典主義的かつカンタータ的な作品です。「キリエ」「グロリア」「クレド」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」の5楽章から成る『ミサ曲』は木管楽器を伴う特異な編成。透明感漂う美しいミサ曲です。『モーゼのカンタータ』からの「バベル」は英語版、ドイツ語版で収録しております。
ハノーファー少年合唱団、ハインツ・ヘニッヒ(指揮)、(1)(3)(4)ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、(2)ダブル・ウィンド・クインテット[クラウス・ベッカー(オーボエ)、フランツィスカ・グレーリングーベッカー(オーボエ)、コンラート・ツェラー(イングリッシュホルン)、クラウス・トゥーネマン(ファゴット)、カトリン・ホーフマン(ファゴット)、ジークフリート・ゲテル(トランペット)、ヘルベルト・ランゲ(トランペット)、エッカート・ヴィーヴンナー(アルト・トロンボーン)、ヘルベルト・シュナイダー(テノール・トロンボーン)、ステファン・ポッペ(バス・トロンボーン)]/Knabenchor Hannover, Radio-Philharmonie Hannover, Heinz Hennig(conductor)
12405001 / 2850 円 / Hanssler / 輸入盤 ご注文へ
 
 

入荷日 2024/6/28

異教の天使-ボスニア・ヘルツェゴビナに伝わる中世の礼拝音楽 - HERETICAL ANGELS - Rituals of Medieval Bosnia and Herzegovina -
 1. この石は誰のものか
 2. 救世主の頭
 3. はじめに言葉があった
 4. なぜ神はこの世をお創りになったか
 5. ここにブラトミオ・ブライコヴィチ眠る
 6. お前に頼みたい、純潔ならぬ霊よ
 7. 洗礼を受けていない者は誰であれ
 8. 天にまします我らが父よ
 9. 魂が肉を離れる時 - Kad se dusa s tilom dili Zagreb, Arhiv [HAZU, IV a 77, Cokovac-Tkon, ca. 1614]
 10. おお至高の婦人、天に上げられた方よ
 11. その時、偉大なしるしが
 12. おお兄弟たちよ、葬りたまえ
 13. 喇叭が不思議な音を奏で
 14. 怒りの日、その日この世は
 15. 歌え友よ、山並に向かって
 16. 神よ、わたしは久しい昔ここに倒れ
 17. わたしはここで神に祈るべく
 ※録音: 12-16 January 2023, Rencontre (Cher), FranceRencontre (Cher), France [63:34]
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[バルカン半島の伝統と古楽の接点。ボスニア・ヘルツェゴヴィナの中世へ!]古楽研究と並行して地元の伝統音楽からも多くを学びながら、バルカン半島の歴史遺産の素顔に迫り続けるクロアチアの古楽歌手カタリナ・リヴリャニチ。自身のグループであるディアロゴスと共に、男声アンサンブルでバルカン半島の伝統歌を追求し続けるカンタドゥリをゲストに迎えての活動も長く続けていますが、今回はクロアチアからさらにバルカン半島の奥へ踏み込み、ユーゴ内戦後着実に復興を遂げてきたボスニア・ヘルツェゴヴィナの中世音楽に注目。音楽が記されず詩句だけが残る礼拝歌の復元版を中心に、先唱者が息が続く限り歌う長いフレーズのなか他の歌手が声を添える伝統唱法を用いた碑文の朗誦も交えつつ、ア・カペラと数少ない中世楽器の伴奏で風格豊かな独特の音世界を聴かせます。楽曲の復元は詩句の韻律や現代に残る口承伝統歌などを参照、東方正教のキリスト教だけでなく、イスラムやユダヤの伝統も歴史を彩ってきたこの地ならではのサウンドスケープを浮き彫りにしてゆく意欲的な試みを、「試み」に終わらせない音楽性は圧巻の一言!アドリア海を挟んでイタリアに伝わる笛やボスニア・ヘルツェゴヴィナの二本笛ドヴォイニツェ、独特の雑味を含んだ羊腸弦の響きが美しい弓奏ヴィエル(中世フィドル)などが随所で独特な音色を聴かせ、美しい男声ア・カペラや女声独唱と響きあいながら織り上げてゆく音世界。折に触れ何度も再訪したくなるユニークな魅力に満ちた1枚です。
ディアロゴス、リヴリャニック、カンタドゥーリ、ツァレタ
12404013 / 3250 円 / ARCANA  / 輸入盤 ご注文へ

ペショリーニ:宗教音楽集第2巻(ヴェネツィア、1605) - Pesciolini: Secondo Libro Di Musica Sacra -
ビアージョ・ペショリーニ(1535-1611):
 10声による二重合唱 -
  1. Confitemini Domino
  2. Omnes Gentes
  3. Dilectus Meus
  4. Benedicite Omnia Opera
  5. Decantabat Populus
  6-10. ミサ・デカンタバート
 8声による二重合唱 -
  11. Magnificat
  12. Omnia Qua Fecisti Nobis
  13. Adoramus Te Christe
  14. Missus Est Gabriel Angelus
 6声 -
  15. Minuisti Eum
  16. Mirabile Mysterium
 5声 -
  17. Crucem Pro Nobis
 ※録音:2023年3月 [66:46]
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本アルバムは、地元出身の作曲者の作品を甦らせるために若手のプロ歌手とアマチュア歌手が集まり結成されたトゥスケ・ヴォーチェスと、エリア・オルランドによるイタリアのプラート出身のビアージョ・ペショリーニの研究活動の集大成であり、マドリガーレ集第3巻(TC531601)に続くリリースとなります。このプロジェクトを通して、ルネサンス期のプラートの音楽的風景が、これまで以上に注目されるべきものであること、そして、ペショリーニがフィレンツェ宮廷と密接な関わりを持つだけでなく、プラートの城壁を越えた視野を持つ作曲家であったことを裏付けていると言えます。
トゥスケ・ヴォーチェス、エリア・オルランド(指揮)、ラ・ピファレスカ/Tuscae Voces, La Pifarescha
12404009 / 2800 円 / TACTUS / 輸入盤 ご注文へ

マルティーニ:コペルティーノの聖ジュゼッペを称える三位一体のための音楽(ローマ、1753年) - Martini: Musiche per il triduo in onore -
 1. ヴェルセット「Deus in adiutorium」
 2-4. ジャンバッティスタ・マルティーニ:Domine ad adjuvandum
 5. アンティフォナ「Serve bone」
 6. マルティーニ:Laudate Dominum omnes gentes
 7. アンティフォナ「Similabo eum」
 8. マルティーニ:マニフィカトハ短調
 9-12. ジュゼッペ・トレッリ:トランペット・ソナタニ長調
 13. イントナツィオーネ「Te Deum laudamus」
 14-19. マルティーニ:テ・デウム ニ長調
 ※録音(ライヴ):2023年4月21日 [46:15]
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イタリアの作曲家、音楽理論家のジャンバッティスタ・マルティーニ(ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ)の名声は、ボローニャのサン・フランチェスコ聖堂で絶え間なく行った歴史家、理論家、音楽教師としての活動によるところが大きく、イタリア語で書かれ、イタリアで出版された最初の音楽史である彼の記念碑的な『Storia della musica』は、その時代の最も著名な人物たちから賞賛されています。 本アルバムに収録されている作品は、マルティーニの生涯におけるあまり知られていないエピソードに関するもので、彼が作曲家としても高く評価されていたことを示しています。 2023年4月21日にボローニャのサン・フランチェスコ聖堂で行われたコンサートをTatusがライヴ・プロデュースした貴重な世界初録音です。
アレッサンドロ・クアルタ(指揮)、コンチェルト・ロマーノ/Concerto Romano
12404010 / 2800 円 / TACTUS / 輸入盤 ご注文へ
 
 

入荷日 2024/6/21

オラーツィオ・ヴェッキ:シエナの夜会(ヴェネツィア、1604年) - Orazio Vecchi: Le veglie di Siena - (2CD)
 オラーツィオ・ヴェッキ:シエナの夜会(ヴェネツィア、1604年)
 ※録音:2023年7月7日-10日&8月1日-6日(ロレット、イタリア)
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モンテヴェルディの傑作「聖母マリアの夕べの祈り」(OGCD922807)で2017年レコード・アカデミー賞「音楽史部門」を受賞し、一躍その名を世界へ轟かせた屈指のラテン系ヴォーカル・アンサンブル、“ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ”。Glossaレーベルで20年超をかけて推し進めついに完結したカルロ・ジェズアルドのマドリガーレ・プロジェクト以来となるおよそ2年ぶりの新録音として、「ランフィパルナーソ」を筆頭に歌劇の先駆けともいえる“マドリガル・コメディ”の作曲家として名を馳せたイタリア・後期ルネサンスの作曲家、オラーツィオ・ヴェッキ(1550-1605)の晩年の作品、「シエナの夜会」をリリースします。3声-6声の楽曲で構成されるヴォーカル・アンサンブルの鮮やかな演劇性が、コンメディア・デッラルテのパフォーマーとしても有名な現代の名優、アントニオ・ファーヴァによってさらに引き立てられています。
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ[カルロッタ・コロンボ(ソプラノ)、フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)、エレーナ・カルツァニーガ(アルト)、ジュゼッペ・マレット(テノール)、ラッファエーレ・ジョルダーニ(テノール)、マッテオ・ベッロット(バス)]アントニオ・ファーヴァ(スピーカー)/La Compagnia del Madrigale
12403013 / 4200 円 / GLOSSA / 輸入盤 ご注文へ

コズウォフスキ(コズロフスキー):レクイエム(原典版)(ラテン語歌唱) - Kozlowski:Requem -
 コズウォフスキ(コズロフスキー):レクイエム(原典版)
 ※録音:2023年4月7、8日/エスプラネード・コンサート・ホール(シンガポール) [49:17]
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ユゼフ・コズウォフスキ(1757-1831)はモーツァルトより一歳年少のポーランド出身の作曲家。ペテルブルグ宮廷で活動したためオシップ・コズロフスキーというロシア名の方が知られています。 23歳でロシアへ移り露土戦争に将校として従軍しますが、その後宮廷音楽家となりオペラや舞曲を作曲。ロシア宮廷にポロネースを流行させ、チャイコフスキーのオペラ「スペードの女王」にも引用されるほどでした。レクイエムはロシア在住だったポーランド・リトアニア連合最後の王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキが自身の葬儀用に生前委嘱し、1798 年に使われました。ポーランドは1795 年にロシア、ドイツ、オーストリアによる三国分割で地図上から姿を消したため、コズウォフスキにとっては祖国へのレクイエムでもあったといわれます。その後1825年、ロシア皇帝アレクサンドル一世の葬儀で再演されました。レクイエムはカトリックの鎮魂曲でロシア正教では使用されませんが、アレクサンドル一世はポーランド王も兼ねていたためとされます。その際コズウォフスキはオーケストレーションと合唱を厚くしてドラマ性を増し、数曲追加しました。それが今日伝わる版となっています。この版はシンガポール交響楽団の芸術監督ハンス・セレンセンが2018年にCDで聴きぜひ自分たちの団体で演奏したいと思ったのがきっかけでした。ようやく楽譜を入手するもパンデミックで演奏会ができなくなり、さらに当初予定していた指揮者ヴェデルニコフもコロナの合併症で2020年に急逝してしまいました。ようやく実現のめどが立ち、指揮を執ることになったハンス・グラーフは慎重に原典稿へ戻す作業を行いました。モーツァルトの名作の7年後に作られたこの作品、ウィーン古典派風でありながらスラヴ的な色彩も感じられ、最後は無へ消えてゆくはかなさがいろいろ考えさせられる内容となっています。
オリガ・ペレチャトコ(ソプラノ)、オレーシャ・ペトロワ(メゾソプラノ)、ボリス・ステパノフ(テノール)、クリストフ・ザイドル(バス)、ハンス・グラーフ(指揮)シンガポール交響楽団、同合唱団、同児童合唱団/Peretyayko, Petrova, Stepanov, Seidl, Singapore Symphony Orchestra, Hans Graf
12403012 / 2900 円 / PENTATONE / 輸入盤 ご注文へ

ボノンチーニ:合唱作品集 - Choral Music by Giovanni Bononcini -
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):
 1. アヴェ・マリス・ステラ*
 2-14. テ・デウム**
 15-22. ラウダーテ・プエリ
 23-27. サウルがわれわれの王であったとき
※録音:2021年6月23日-25日、オックスフォード [1:11:10]
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OAEやブルック・ストリート・バンドと共演を重ねるなど、活躍の場を広げているオックスフォード大学の名門聖歌隊の1つクイーンズ・カレッジ合唱団が、ホグウッドが創設した名門古楽オーケストラ、エンシェント室内管弦楽団(アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック)と共演し、ボノンチーニがロンドン滞在時代に書いた宗教的合唱作品(多くは世界初録音)をレコーディング。作曲当時のロンドンは天然痘の流行で荒廃し、イギリスで初めて病気に対する予防接種が導入された時期で、奇しくもこの録音はイギリスで新型コロナ・ウィルスのワクチン接種プログラムが開始されてから半年後に行われました。2023年にグラモフォン賞とBBCミュージック・マガジン賞の二冠に輝いたヘレン・チャールストンを始め、ローワン・ピアース、ガイ・カッティング等、今をときめく有力歌手たちの参加にも注目です。
オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団、エンシェント室内管弦楽団、オーウェン・リース(指揮)、ローワン・ピアース(ソプラノ)、エスター・レイ(メゾ・ソプラノ)、ヘレン・チャールストン(アルト)、ガイ・カッティング(テノール)、ジャイルズ・アンダーウッド(バス)、エリザベス・ナース(メゾ・ソプラノ)*/**、コリン・ダンスキン(テノール)*、ダニエル・テイト(バス)*/The Choir of Queens College, Oxford, Owen Rees
12403011 / 2800 円 / SIGNUM CLASSICS / 輸入盤 ご注文へ
 
 

入荷日 2024/6/14

デンマークの合唱音楽 - ホルメン教会 - Danish Choral Music -
ヤコプ・ロランセン(1968-)(作曲、編曲)
 1. Sa marken til med glade (喜びとともに畑を眺めた)*
 2. Hvide pinseliljer smiler (ペンテコステの白百合が微笑む)
 3. Stille, hjerte, sol gar ned (心よしずまれ、太陽が沈んでいく)
 4. Bagest i haven (庭のうらに)
 5. November gar tungt gennem byen (十一月が重く街を通り過ぎてゆく)
 6. Solhvervssang (冬至の歌)
 7. Julen har sanket sit glodende skar (クリスマスが輝きを落とし)*
 8. Nar vintermorket blaser (冬の暗さが悲しみと希望を吹きこむと)
 9. Den bla anemone (青いアネモネ)
 10. Forarsnat (春の夜)
トーヴェ・ディトレウセン組曲 (Tove Ditlevsen Suite)
 11. Spring Night (春の夜)
 12. My heart (わが心)
 13. Prayer (祈り)
 14. Say yes (はいと言え)
トーヴェ・ディトレウセンの平等選挙権を主題とする3つの詩 (3 digte af Tove Ditlevsen udsat for lige stemmer)
 15. My new dress (私の新しいドレス)
 16. Arithmetic (算術)
 17. The Choice (選択)
 18. All Things Bright and Beautiful (素晴らしきものすべてを)*
教会年2003年の合唱詩 (Korvers til kirkearet 2003)(抜粋)
 19. Vi tilbeder dig, Kristus (あなたを賛美します、キリストよ)
 20. Fra det dybe raber jeg til dig (深い淵の底から、あなたを呼びます)
 21. Herre, lyt tilit skrig (主よ、この声を聞き取ってください)
 22.Hvorfor er du fortvivlet, min sjal? (なぜうなだれるのか、わたしの魂よ)
 23. Kristus, du har lost mine lanker (キリストよ、あなたはわたしの鎖を解き放ってくださいました)
 24. At vare Gud nar (わたしは神に近くあることを)
 25. Halleluja, pris Herren (ハレルヤ、主を賛美せよ)
 26. Sa bojed den dodsdomte nakken (罪人は頭を垂れ)
 27. Du, som gik foran os (われらの先を行った者よ)
教会年2003年の合唱詩 (Korvers til kirkearet 2003)(抜粋)
 28. Herre, du forvandlede min klage til dans (主よ、あなたはわたしの嘆きを踊りに変え)
 29. Herren er min styrke (主はわたしの砦)
 30. Herre, vor Gud (主よ、われらの神)
 31. Nu lagger jeg mit ord i din mund (わたしはあなたの口にわたしの言葉を授ける)
 32. Alting har en tidj (何事にも時がある)
 33. Hyggelig, rolig (ここちよく、おだやかに)
 34. Herren er min hyrde (主は羊飼い)
 35. Jeg vil prise Herren (わたしは主を賛美し)
 36. Are til dig, Kristus (キリストに栄光あれ)*
 [68:00]
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ホルメン教会は、コペンハーゲンの中心に位置します。周辺には、デンマーク議会として使われているクリスチャンスボー城、旧証券取引所「バアアセン」、アーネ・ヤコブセンが設計した国立銀行といった歴史的に貴重な建造物があり、デンマークの歴史と文化を象徴する地区とみなされています。教会の歴史は、クリスチャン四世が海軍の鋳造所を教会に改造した1619年にさかのぼり、その後400年以上にわたりデンマーク王室の重要な行事に使われています。教会は、素晴らしい音響の空間をもつことでも知られ、ニルス・W・ゲーぜ、トマス・ラウプ、モーウンス・ヴルディケたちが教会オルガニストだったこともあり、デンマークの音楽生活で大きな役割を担ってきました。Danacord の新しいアルバムでは、現在、ホルメン教会のオルガニストとカントルを務めるヤコプ・ロランセン Jakob Lorentzen(1968-)が作曲、編曲した、教会の礼拝に使われる作品が「ホルメン・カントーリHolmens Kan-tori」と「ホルメン・ヴォーカルアンサンブル Holmens Vokalensemble」によって歌われます。
ホルメン・カントーリ、ホルメン・ヴォーカルアンサンブル、ヤコプ・ロランセン(指揮、オルガン、ピアノ)、マウヌス・ラーソン(指揮)*/Holmens Kantori & Vokalensemble
12402008 / 2800 円 / DANACORD / 輸入盤 ご注文へ

パドヴァーノ:ミサ曲 《甘い木陰に》 / ミサ曲 《主よ, 欺きの舌と》 - Padovano: Missa A la dolc’ ombra & Missa Domine a lingua dolosa -
アンニーバレ・パドヴァーノ(1527-1575):
 1-14. ミサ曲 《甘い木陰に》
  Kyrie
  Gloria
  Credo
  Sanctus
  Benedictus
  Agnus Dei
チプリアーノ・デ・ローレ(1515/16-1565):
 15. 甘い木陰に - A la dolc' ombra
パドヴァーノ:
 16. 主よ, 欺きの舌と - Domine a lingua dolosa
 17-30. ミサ曲 《主よ, 欺きの舌と》*
  Kyrie
  Gloria
  Credo
  Sanctus
  Benedictus
  Agnus Dei
 ※録音:2023年2月13日-15日、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア) [75:23]
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ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。これまで、ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャール、ハインリヒ・イザークなど、フランドル楽派を中心とするルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきました。チンクエチェントが探求する16世紀ハプスブルク家の繁栄した音楽宮廷の深淵は、アンニーバレ・パドヴァーノ(1527-1575)の2つのミサ曲に到達! 1527年にパドヴァで生まれたパドヴァーノはヴェネツィアとグラーツの宮廷で活躍し、いくつかのミサ曲、モテット、マドリガーレの他、鍵盤楽器作品で主に知られている作曲家&オルガニスト。当時は「上手な演奏と上手な作曲の方法を本当に知っていた」(ヴィンチェンツォ・ガリレイ)や、「偉大な価値のある人物」(ジョヴァンニ・アルトゥージ)など称賛されていましたが、現在ではほとんど顧みられていない音楽家の一人です。チンクエチェントは、チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレ「甘い木陰に(美しい葉の甘い木陰に私は無慈悲な光から逃げて走った)」に基づくミサ曲と、パドヴァーノ自身のモテット「主よ, 欺きの舌と(主よ, 欺きの舌と敵の罠から私を救い出してください)」に基づくミサ曲で、カール2世のハプスブルク家の宮廷で開かれたかもしれないミサの典礼を、現代に呼び起こします。
チンクエチェント(男声ヴォーカル・アンサンブル) [テリー・ウェイ(カウンターテナー)、アヒム・シュルツ(テノール)、トーレ・トム・デニス(テノール)、ティム・スコット・ホワイトリー(バリトン)、ウルフリート・シュターバー(バス)]、ベルント・オリヴァー・フレーリヒ(テノール)*、ヤン・ペトリカ(テノール)*/Cinquecento*
12402013 / 2800 円 / HYPERION / 輸入盤 ご注文へ

ゲオルク・アントン・クロイサー:教会カンタータ《イエスの死》 - Georg Anton Kreusser: Der Tod Jesu -
 ゲオルク・アントン・クロイサー:教会カンタータ《イエスの死》(世界初録音)
 ※録音(ライヴ):2023年3月26日、マインツ大聖堂 [79:21]
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ドイツ三大聖堂の1つにも数えられ、1,000年以上の歴史を誇るマインツ大聖堂(ザンクト・マルティン大聖堂)の合唱団が、今ではほとんど忘れ去られてしまった作曲家、ゲオルク・アントン・クロイサー(1746-1810)の教会カンタータ《イエスの死》を世界初録音。この作品はプロテスタントの詩人カール・ヴィルヘルム・ラムラーのテキストに基づく1783年作曲の受難オラトリオ。この初めてのレコーディングは18世紀後半のマインツが豊かに繁栄したオラトリオ文化を持っていたことを伝える貴重な資料となるでしょう。
マインツ・ザンクト・マルティン大聖堂カントライ、マインツ大聖堂管弦楽団、カルステン・シュトルク(大聖堂カペルマイスター)、ユリア・ゾフィー・ヴァーグナー(ソプラノ)、ヨハネス・マイヤー(テノール)、クリストフ・プレガルディエン(バリトン)/Domkantorei St. Martin, Mainzer Domorchester, Karsten Storck(Domkapellmeister)
12403010 / 2800 円 / Rondeau / 輸入盤 ご注文へ
 
 

入荷日 2024/6/7

ヘルジン:レクイエム - HERDZIN, K.: Requiem -
クシシュトフ・ヘルジン - Krzysztof Herdzin (1970-) : Requiem
 1. Introitus
 2. Kyrie eleison
 3. Graduale
 4. Offertorium
 5. Sanctu
 6. Pie Jesu
 7. Agnus Dei
 8. Libera me
 9. In Paradisum
 ※録音: 27-30 June 2022, Witold Lutoslawski Concert Studio, Polish Radio, Warsaw, Poland [55:53]
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1970年、ポーランドのブィドゴシュチュに生まれたクシシュトフ・ヘルジン。地元の音楽アカデミーでカタルジナ・ポポワ・ジドロンらにピアノを学び、卒業後はジャズやポップスの分野でもピアニストおよび編曲家として活躍。これまでに多彩なジャンルにまたがる20枚以上のアルバムを制作し、200枚を超えるCDのレコーディングに参加するなど精力的に活動しています。このアルバムには2018年の「レクイエム」を収録。ヘルジンは「死と人生のはかなさを振り返ることが、自分の道を見つける助けになると私は深く信じています。」と語り、 死を熟考し受け入れることだけが心の平安をもたらすことができると説きます。そして作品からは痛みと苦しみに満ちた「Dies irae 怒りの日」を排除、「Kyrie eleison」の一部は神学者と相談の上、新しく構築した「復活したイエス、勝利の王を歓迎し、感謝する」明るい曲に仕上げています。作品全体にも耳なじみのよい旋律が用いられており、時には華やかな映画音楽を思わせる箇所もあり、最後の「In paradisum 楽園にて」での光に満ちた旋律が、悲しみの心を優しく包み込みます。現代の人々に贈るレクイエムです。
オルガ・パシチニク (ソプラノ)、アンジェイ・ランペルト (テノール)、カミール・ズデーベル (バリトン)、ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団、ポーランド放送管弦楽団、バルトシュ・ミハウォフスキ (指揮)/Pasichnyk, Lampert, Zdebel, Warsaw Philharmonic Choir, Polish Radio Orchestra, Michalowski
12404011 / 3500 円 / CD Accord / 輸入盤 ご注文へ

ヘンデル:主は言われた、主が家を建てられるのであれば、主を讃美せよ - Handel: Dixit Dominus, Nisi Dominus, Laudate pueri -
ヘンデル(1685-1759):
 主は言われた(Dixit Dominus) HWV 232
 主が家を建てられるのであれば(Nisi Dominus)HWV 238
 を讃美せよ(Laudate pueri) HWV 237
 ※録音:2022年8月、2023年9月 [61:17]
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1707年、若きヘンデルが作曲した宗教作品3つを収録。器楽の扱いの充実、対位法の素晴らしい熟練、そしてテキストの内容をやわらかに膨らませ音楽化することの天才性が遺憾なく発揮されています。ヘンデルが生まれ故郷のハレを発ってハンブルクに向かったのが1703年、18歳の時のことでした。ハンブルクの後、イタリアに向かい、1706 年末か1707年初頭から1710年まで、ローマを中心としたエリアで仕事をします。ここに収録の3作品は1707年7月16日のカルメル山の聖母の祝日のための一連の礼拝のために、ということでラテン語のテキストの宗教作品を依頼され生まれたものです。どの作品もあざやかなコントラストに満ち、また、独唱の楽曲も器楽の組み合わせも様々。2017年よりRIAS室内合唱団の芸術監督および首席指揮者に就任したジャスティン・ドイルとRIASの息もますますピッタリ、ベルリン古楽アカデミーの器楽も冴えに冴えた、ヘンデルの魅力満載の名演が誕生しました。
ジャステイン・ドイル(指揮)、RIAS室内合唱団、ベルリン古楽アカデミー / キャロリン・サンプソン、ヨハンナ・ヴィンケル、ヴィクトリア・ウィルソン(ソプラノ) / アレックス・ポッター(アルト) / ヒューゴー・ハイマス(テノール) / アンドレアス・ヴォルフ(バス)/Justin Doyle, RIAS Kammerchor Berlin, Akademie fur Alte Musik Berlin
12403006 / 3400 円 / harmonia mundi / 輸入盤 ご注文へ

インジェニェーリ:作品集 4 - ミサ曲「味わいて見よ」/モテット集 - INGEGNERI, M.A.: Ingegneri, Vol. 4 - Missa Gustate et videte / Motets -
マルカントニオ・インジェニェーリ - Marc'Antonio Ingegneri (1536-1592) :
 1. 主にむかいて新しき歌をうたえ(カンターテ・ドミノ)
オルランド・ディ・ラッソ - Orlande de Lassus (1532-1594) :
 2. 味わいて見よ
マルカントニオ・インジェニェーリ - Marc'Antonio Ingegneri (1536-1592) :
 3-7. ミサ曲「味わいて見よ」
 8. おお、主イエス・キリスト(4声)
 9. サンタ・マドレ・デル・シエル(4声)
 10. キリストよ、われらは御身をあがめ(4声)
 11. ごきげんよう、父なる方の約束された救世主イエス(5声)
 12. コン・ヴォイ・クアンド・パルティステ(4声)
 13. 天の元后、喜びたまえ(レジーナ・チェリ)(4声)
 14. この日こそ(4声)
 15. おお、聖なる饗宴
 16. アントーニ・コンフェッソル・マーニェ(6声)
 17. ドンナ・レア
 18. サルヴェ・レジーナ
 ※録音: 13-15 July 2023 , St. Barnabas, Jericho, Oxford, UK [76:45]
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クレモナ出身のマルカントニオ・インジェニェーリはイタリア後期ルネサンス音楽の作曲家。現在ではその作品よりもモンテヴェルディの師として知られています。幼少期にヴェローナの教会合唱団で歌い、パルマのチプリアーノ・デ・ローレに師事、後にクレモナ大聖堂の楽長に就任したとされています。彼の作品は500年近くも顧みられることがありませんでしたが、1960年代に楽譜が発見されたことで研究が進んでいます。このアルバムには聖週間と復活祭のための一連の作品を収録。アルバムの中心となるのは複雑な対位法と複合唱(polychoral)を駆使したパロディ・ミサ「味わいてみよ」で、巨匠として当時尊敬を集めていたであろう彼の力量が十二分に発揮されています。指揮者のガレス・ウィルソンはスコットランド出身。優れたオルガニストでもあり、古楽作品の演奏で広く知られています。
ケンブリッジ・ガートン大学合唱団、ウェスタン・ウィンズ、ガレス・ウィルソン (指揮)、ジェレミー・ウェスト (指揮)/Choir of Girton College Cambridge, The Western Wyndes, G. Wilson, West
12403015 / 2650 円 / Toccata Classics / 輸入盤 ご注文へ
 
 

楽譜 【入荷商品】

入荷日 2024/7/26

横山智昭 : 混声合唱組曲 「名づけられた葉」
 緑の指
 五月の風に
 少年は
 わたしは傷を・・・
 名づけられた葉
 ※3曲目と5曲目にフルートが入るが、無しでも演奏が可能。
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2023年4月8日、東京都立武蔵高等学校・附属中学校合唱部第20回定期演奏会にて初演(指揮:蟹江春香)。初演はOB・OGの「混声合唱団CanTiamo」との合同演奏。
若い合唱団向けのエネルギッシュな作品である。名づけられた葉=合唱団員一人一人が、小さな木から成長し、立派な樹木に育って行く、そのような物語を思い描き詩が選ばれた。
グレード:中級
編成:P混4
演奏時間約21分20秒
52406010 / 混声 / 2310 / カワイ出版 ご注文へ

松本望 : 無伴奏混声合唱曲 「ゆうやけ」
 ゆうやけ
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2014年2月22日、「室内合唱団VOX GAUDIOSA」の委嘱初演による無伴奏混声四部合唱曲。
シンプルなだけに難しくもあるが、美しく響いた瞬間、なんとも言えない喜びを感じられるであろう作品。ゆうやけを思い浮かべながら、やさしい気持ちで歌っていただきたい。
グレード中級
52407005 / 混声 / 550 / カワイ出版 ご注文へ

大中恩:編曲 : 混声合唱編曲集 「帰れソレントへ」
 旅愁(オードウェイ)
 野ばら(シューベルト)
 子守歌(ブラームス)
 サンタルチア(ナポリ民謡/日本語詞:大中恩)
 帰れソレントへ(E.D.クルティス/日本語詞:大中恩)
 ※「旅愁」のみ無伴奏。
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2024年は〈大中恩 生誕100周年〉。
大中恩の珍しい混声合唱による編曲集! シンプルな中にも大中節が光るアレンジである。誰もが耳にしたことがある世界の歌を世代問わず愛唱したい作品集。全曲日本語詞。
グレード:中級
編成:P混4、混4
演奏時間:約12分
52406011 / 混声 / 1650 / カワイ出版 ご注文へ

土田豊貴 : 混声合唱曲 「Harukaze -Der Fruhlingswind-」
 Harukaze -Der Fruhlingswind-
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2019年に出版した「女声合唱とピアノのための 音楽に寄す」より、「春風」を混声合唱版にしたもの。
インドネシアの「Batavia Madrigal Singers」の委嘱により編曲、2022年にヨーロッパGPコンクールにて初演。春の到来を思わせる疾風のように、音楽がドラマティックに展開していく。
演奏時間約4分30秒。
グレード:中-上級
編成:混4P
52405011 / 混声 / 990 / カワイ出版 ご注文へ

石若雅弥:編曲/米津玄師:作曲 : 合唱ピース 「さよーならまたいつか!」
 さよーならまたいつか!
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」のテーマソング。米津玄師が歌う「さよーならまたいつか!」の二部合唱版。日本初の女性弁護士となった三淵嘉子さんをモデルにした物語。軽快な音楽としなやかなメロディにより、歌詞に込められたメッセージを届けてくれる楽曲。原曲のイメージを活かした合唱曲に編曲。混声・女声・男声・同声合唱のどの編成(声)でも演奏可能。ピアノ伴奏付き。
演奏時間約3分30秒
グレード:初-中級
編成:P合2
52406004 / 混声,女声,男声,同声 / 770 / カワイ出版 ご注文へ

三宅悠太 : 女声合唱曲 「あいたくて」
 あいたくて  (3’45”)
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2023年8月、コール・フリーリーにより女声版初演(指揮=松尾卓郎)。
オリジナルは混声で《みえないことづけ》に収録されている(第1曲)。
工藤直子の名詩に作曲者ならではのドラマチックな音楽が心を揺さぶる。オリジナルの混声版もひろく愛唱されているが、女声版も年代問わず女声合唱団のレパートリーにしたい1曲である。ピアノ伴奏付き。
グレード:中級
演奏時間:4分
編成:P女3
52405010 / 女声 / 660 / カワイ出版 ご注文へ

山下祐加 : 女声合唱組曲 「あしたが ある」
 こんにちは
 わたし?
 身の上ばなし
 ひかる
 あるく
 なんとかなる
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2023年11月16日、「コーラス・和音」第6回演奏会(指揮:宍戸 純)委嘱作品。日常のさりげない出来事を語っている詩と曲がぴったり合っており、ご近所のおかあさんコーラスグループがちょっとおしゃれして合唱祭や自分たちの発表会等で演奏するのにふさわしい作品。
グレード:初-中級
演奏時間:約15分
編成:P女3
52406008 / 女声 / 1760 / カワイ出版 ご注文へ

相澤直人 : 女声合唱曲 「こどものころに みた空は」
 こどものころに みた空は
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2023年4月23日に開催された「中部おかあさんカンタート in 郡上」の、「相澤先生の新曲を歌おう」の講座のために作曲。同イベントにて初演。アンコール曲や合唱団の愛唱曲に相応しく、歌う側も聴く側も心が温かくなるような1曲。
演奏時間約3分30秒
グレード:初-中級
編成:P女3
52406003 / 女声 / 550 / カワイ出版 ご注文へ

和泉耕二 : 女声合唱とピアノのための 「愛のうた」
 はんげしょう(半夏生)
 あなたのほほえみは
 みやこわすれ
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弊社刊「和泉耕二歌曲集」所収の、野呂昶の美しい詩による「愛のうた」の女声合唱版。2024年4月、「浦和女声合唱団」(指揮:岸信介)により2曲初演。規模が小さく、ちょっとしたステージでの演奏も映えるだろう。
グレード:初-中級
編成:P女3
演奏時間:約8分30秒
52406009 / 女声 / 1430 / カワイ出版 ご注文へ

大中恩 : 落語による男声合唱組曲 「おとこはおとこ」
 I. プロローグ
 語りA
 II. 第一舟唄
 語りB
 III. 東西なぞなぞ合戦
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2024年は〈大中 恩 生誕100周年〉。
1966年、同志社大学グリークラブのOB団体・男声合唱団「クローバークラブ(指揮:日下部吉彦)」による委嘱初演。その後、北村協一氏による再演で作品が広まる。作品は上方落語「三十石船」を題材に阪田寛夫が構成・作詩。
船に乗る東男(あずまおとこ)と難波男(なにわおとこ)によるストーリーが、曲が進むにつれてどんどん滑稽さが増していく。ユーモアあふれ、とても愉快な男声合唱組曲である。
演奏時間約20分
グレード:中級
52405012 / 男声 / 1870 / カワイ出版 ご注文へ

松下耕 : 同声合唱とピアノのための 「舞いおどる言葉たち」
 1. なかよし
 2. ことばのはっぱ
 3. みち
 4. 「わたし」って...
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2022年7月10日、「みなみ野キッズシンガーズ第6回演奏会(指揮:松下耕)」にて委嘱初演。
作曲のコンセプトは「自然の力」。子どもたちは自然のエネルギーを力にしてパワーを吐き出す。タイトルどおり、言葉も音楽も力いっぱい舞い踊っている作品である。
演奏時間約16分30秒。
3曲目の伴奏にカホンが加わる。
グレード初-中級
52407004 / 同声,女声 / 1870 / カワイ出版 ご注文へ

山下祐加 : 混声合唱組曲 勇気の系譜
 1. 勇気の系譜
 2. 青春前期
 3. さようならをいうまえに
 4. いつでも そこに
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校歌や合唱曲、童謡などの作詞を多数手がけた宮澤章二が若者へ向けて書いた詩に、山下祐加が鮮やかな音色で付曲した混声合唱組曲。2024年3月3日(オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)中ホール)合唱団「樂音樹」 第11回演奏会(指揮:森井淳/ピアノ:竹内佳代)にて委嘱初演された。
「メッセージ性を持った詩」を委嘱のテーマに掲げ、東日本大震災の際にCMに使われた言葉が話題となった宮澤章二の3篇の詩が選ばれた。いずれも多感な思春期を過ごす中学生のために書かれた詩であるが、困難な今の時代にこそ、全世代に歌ってほしい内容である。
「はるかな祖先から流れ続けてきた」「人間のいのちの根源」である“勇気”を歌い、大きな希望を与えてくれる作品。3曲から成る組曲に加え、同時期に作曲された〈いつでも そこに〉も収録。それぞれの居場所の大事さを語るア・カペラの優しい小品で、身近なステージで愛唱歌として歌ってほしい。
[難易度]初級-中級
[対象]中学生・高校生・大学生・一般合唱団
52406006 / 混声 / 2090 / 音楽之友社 ご注文へ

松平敬:編曲 : 混声合唱のための編曲集 菩提樹 シューベルトの歌曲による
 1. 菩提樹
 2. 笑いと涙
 3. セレナーデ
 4. 馭者クロノスに
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シューベルトの有名歌曲4作品の混声4部合唱(原語)+ピアノ版。現代声楽曲のスペシャリストでアマチュア合唱団の事情にも明るい松平敬が、合唱愛好家もシューベルトの歌曲を歌えるように選曲・編曲した。小規模の合唱団でも演奏しやすいよう、合唱パートはディヴィジ(div.) を極力もちいずに書かれている。
ピアノ・パートは原曲どおりにとどめており、作品へのリスペクトと新たな魅力を引き出すための工夫が詰まった1冊。
松平が歌詞の発音やドイツ語の発音を解説する動画リンク(QRコード)も掲載。対訳ページには、シューベルトの専門家である堀朋平の流麗な訳詞とともに、ドイツ語初心者のために発音カナも記載されている。
[難易度]初級
[対象]中学生・高校生・大学生・一般合唱団
52406007 / 混声 / 1870 / 音楽之友社 ご注文へ

萩京子 : 混声合唱とピアノのための 生まれたよ ぼく
 1. 生まれたよ ぼく
 2. 走る
 3. くらやみ
 4. せんそうしない
 5. ありがとう
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オペラシアターこんにゃく座の代表・音楽監督として日本オペラを中心に作品を意欲的に発表し続けている萩京子による混声合唱曲集。
2022年9月25日(三井住友海上 しらかわホール)クール・ジョワイエ 創立50周年記念演奏会 -ジョワイエの50年 過去・現在・未来-(指揮:高橋寛樹/ピアノ:榊原祐子)にてオリジナルである3曲の男声合唱版が委嘱初演。
その後、2023年12月16日(山形市民会館 大ホール)合唱団じゃがいも 第50回定期演奏会 -萩京子作品を歌う-(指揮:鈴木義孝/ピアノ:郷津由紀子)にて〈走る〉〈くらやみ〉の2曲が足され、混声版初演。
2024年6月22・23日(名古屋市芸術総合センター)2024 名古屋青年合唱団 6月の音楽会 -雲をみる 風をきく うたは走る- 萩京子さんを招いてにて再演(指揮:鳴海卓/ピアノ:萩京子)されることを機に、刊行の運びとなった。
谷川俊太郎の詩集や絵本から選ばれた5編の詩によって、この世界にある全ての「いのち」への尊さや感謝が語られる。世代を超えて歌い継いでほしい作品。
[難易度]初級-中級 
[対象]中学生・高校生・大学生・一般合唱団
52406012 / 混声 / 2090 / 音楽之友社 ご注文へ

宮本正太郎 : 混声合唱とピアノのための組曲 定点観測
 1. ふりかえる
 2. 綻びる
 3. 定点観測
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2021年朝日作曲賞受賞作品「定点観測」の混声合唱版。終曲はアカペラのための作品に生まれ変わり、コラールのような静謐なエピローグを演出します。
委嘱:AF合唱団 初演:2024年5月26日 渋谷区文化センター大和田 さくらホール AF合唱団 第2回定期演奏会
指揮:石橋遼太郎 
ピアノ:岩本果子 
合唱:AF合唱団
52406005 / 混声 / 1980 / 全音楽譜出版 ご注文へ
 


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