新譜・新刊 入荷ご案内 (2025年2月)


オーダーNo. / レーベル・出版社 / 販売価格 / 盤種類(CD)・出版社(楽譜)

国内盤・輸入盤 CD 【入荷商品】

入荷日 2025/2/14

ORLANDO ある憂鬱な男の肖像-ラ・タンペートによるラッスス - LASSUS, O. de: Vocal Ensemble Music (Orlando - A Melancholic Portrait) -
オルランド・ディ・ラッソ - Orlande de Lassus (1532-1594):
 ヨブ記による朗誦 - 第1の聖書朗誦「私をお赦しください、主よ」
 第6の懺悔詩篇(詩篇第130篇) - 深き淵より
 寒く暗い夜に
 歌詞のない音楽7(I)
 いつかおまえを捕まえてやるぞ
 甘き追憶
 バビロン川のほとりで
 かけがえなき葡萄酒の王よ
 シビラの預言 - この半音階の歌は
 あなたはなんと美しいことか
 スザンナはある日
 さあさあ外へ、この悪党ども
 日々、罪を犯しているわたしは
 オリーヴ山で
 心に刻んでおけ、おまえの罪を
 宮廷の婦人よ
 わが恋する女性の不運をご存知か
 歌詞のない音楽7(II)
 私を救い出してください
 おれの耳にノミがいて
 5声のレクイエム - 入祭唱
 [71:51]
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[16世紀ネーデルラント楽派を代表する大家を、現代のサウンドスケープに文脈づける異色作]柔軟な音楽性の持ち主であるシモン=ピエール・ベスティオンを中心に、選び抜かれた声楽家たちと器楽奏者たちが集まり、テーマ性の強い独特なステージ体験を提供しつづけるラ・タンペート。古楽から近現代までさまざまな作曲家の作品を意外なコンテクストに置き直し、ジャンルの垣根を超えさまざまなアーティストをゲストに招きつつ意欲的な企画を聴かせてきました。今回のプロジェクトでは、フランス語圏ベルギーの古都モンス出身でバイエルン選帝侯家から絶大な信頼を得、イタリアやフランスに旅し広範な音楽性を養った16世紀の巨匠ラッススに光をあて、自在なアプローチでその音楽世界に迫ります。この作曲家を紹介するドキュメンタリーへの音楽提供依頼から生まれたプログラムで、ベスティオンはそれまで殆ど知らなかったラッススについて学ぶうち、その多面性のある作品と生涯に急速に惹かれてゆき、できるだけ自由にその音楽を捉えたいと考えたとのこと。ア・カペラ作品のピアノ独奏アレンジに始まり、ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏や木管コルネット&サクバット、トリプルハープなどを使った古楽色の強いラ・タンペートの演奏陣が紡ぎ出すサウンドを軸に、ドラムスやサクソフォンなど現代楽器がごく自然に加わって、ロックやジャズを日常的に知る21世紀人の音感覚に驚くほどすんなり16世紀ポリフォニーの響きがなじむ独特な音楽体験が詰まっています。ジャズや現代音楽の側から古楽の魅力を知る一歩になりそうな異色の1枚です。
ラ・タンペート、シモン=ピエール・ベスティオン(指揮)/Tempete, La, Simon-Pierre Bestion (con)
12411036 / ALPHA / 輸入盤 ご注文へ

Palestrina Revealed - パレストリーナの真実 - Palestrina Revealed -
 1. パレストリーナ(1525頃-1594):第2のマニフィカト(5声)*
 2. ウィリアム・バード(1539/40頃-1623):Emendemus in melius(無知ゆえに犯した罪を償おう)(5声)
 3-8. パレストリーナ:Missa Emendemus in melius(4声)*
 9. ロバート・ホワイト(1538頃-1574):Ad te levavi oculos meos(私は天におられるあなたに向かって目を上げる)(6声)
 10. パレストリーナ:Ad te levavi oculos meos(12声)*
 11. ウィリアム・ムンディ(1529頃-1591):Memor esto verbi tui (あなたの御言葉を思うしもべ)(6声)
 12. パレストリーナ:Memor esto verbi tui (5声)*
 13-17. パレストリーナ:Missa Memor esto verbi tui (5声)*
 ※録音:2023年7月、ロンドン [79'59] / * =世界初録音 [79:59]
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パレストリーナ生誕500年を祝って、世界初録音を含むパレストリーナ作品集が登場します。パレストリーナは多数の作品を残しており、それらの音楽的独創性、線の美しさ、対位法の見事さは音楽史の中でも現在でも、世界中で尊敬されています。ここで収録されたパレストリーナ作品はいずれも、フランシス・ベヴァンによる優れた版で演奏されています。輝かしい5声部の「マニフィカト」、詩篇123篇に基づく三重合唱による「Ad te levavi oculos meos」は圧倒的です。英国合唱の伝統に彩られた合唱団体ゆえ、パレストリーナと同時代の英国人、ウィリアム・バード、ロバート・ホワイト、ウィリアム・マンディによる同じテキストの作品も収録しており、こちらも清澄な美しさが魅力的です。
グラハム・ロス(指揮)、ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団/Choir of Clare College, Graham Ross
12412014 / harmonia mundi / 輸入盤 ご注文へ

ジャン・リシャフォール: 2つのミサ曲 - RICHAFORT, J.: Missa, "O genitrix" / Missa, "Veni sponsa Christi" -
ロワゼ・コンペール(1445頃-1518頃):
 1. O Genitrix gloriosa / Ave Virgo gloriosa おお栄光ある母よ/めでたし、栄光のおとめ
ジャン・リシャフォール(1480頃-1550頃):
 2-6. Missa O Genetrix gloriosa ミサ・オ・ジェニトリクス・グロリオーサ(「おお栄光ある母よ」のミサ曲)
 7. Veni Sponsa Christi 来たれ、救世主の花嫁よ
 8-12. Missa Veni Sponsa Christi ミサ・ウェニ・スポンサ・クリスティ(「来たれ、救世主の花嫁よ」のミサ曲)
 ※録音:2024年1月9-10日、2月13-14日/聖ペトロ教会、ポジーチ(プラハ郊外)
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[ハプスブルク家とフランス王家に仕えたジョスカンの高弟の至芸]活躍初期と後期はハプスブルク家が治めるネーデルラント(現ベルギー)の諸都市で活躍、生涯の大半を通じルイ12世やブルターニュ出身の王妃アンヌ、ルイ12世の後を継いだ広範な文化擁護者フランソワ1世らフランス王室に仕えた名匠ジャン・リシャフォール。恩師と言われる大家ジョスカン・デ・プレの死を悼むレクイエムがつとに有名なこの作曲家の至芸を、ここでは2曲の多声ミサ曲とその源流となる作品を通じて紹介。演奏は日本でもバッハ・コレギウム・ジャパンとの名演で知られるハナ・ブラジコヴァーを筆頭に、彼女との共演による中世作品の名演が多いバルバラ・カバートコヴァー、古楽と近現代歌曲に抜群の適性をみせてきたトマーシュ・クラールら実力派が揃う8人編成のア・カペラ声楽アンサンブル。SUPRAPHONやACCENTでのチェコ系プレイヤーの声楽録音に実績の多い技師アレシュ・ドヴォジャークの敏腕により、教会堂のほどよい残響のなか各パートの動きが明瞭に伝わる録音になっているのも魅力です。師ジョスカンも模索したパロディ・ミサ(既存の特定旋律を全ての楽章の根幹に使ったミサ曲)の技法を縦横無尽に展開、時に特定パートをソロ的に活かし自在にくりひろげられるポリフォニーの妙をお楽しみ下さい。
カペラ・マリアーナ(声楽アンサンブル) [ハナ・ブラジコヴァー、バルバラ・カバートコヴァー(ソプラノ)/ダニエラ・チェルマーコヴァー(アルト)/ヴォイチェフ・セメラート(テノール、指揮)/フィリプ・ダーメツ、オンジェイ・ホルプ(テノール)/トマーシュ・クラール(バリトン)/ヤロミール・ノセク(バス)]/Cappella Mariana, Semerad (con)
12411035 / Musique En Wallonie / 輸入盤 ご注文へ

16世紀後半ネーデルラントのマドリガーレ集 - なんと短い時よ - SI BREVE E 'L TEMPO -
 1. ジャン・ド・マック(またはジョヴァンニ・デ・マッケ 1550頃-1614): Bacciami vita mia 口づけを、わが命の君よ
 2. ピーター・フィリップス(1560/61-1628): Amor che vuoi ch’io facci 恋人よ、私をどうしたいのか
 3. アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585): Sonno diletto e caro 快く愛しき眠り
 4. セヴラン・コルネ(1530頃-1582): Crudel tu dormi 残酷な人、きみは眠っているが
 5. ジャン・ド・テュルヌー(またはヤン・ファン・テュルンハウト 1545-1618): Quando Amor i begl’occhi 恋人が美しい目を伏せて
 6. アンドレ・プヴェルナージュ(またはアンドレアス・ペフェルナーヘ 1542/43-1591): Amorose faville 恋の火花が
 7. コルネリス・フェルドンク(1563-1625): Tempo sia hormai 今こそ時が来た
 8. コルネ: Anchor che col partire 別れのときは
 9. ルカ・マレンツィオ(1553/54-1599): Dice la mia bellissima licori 私の美しいリコリは言う
 10. ジャン・デケーヌ(1570頃-1630頃): Si breve e ’l tempo なんと短い時よ
 11. コルネ: Ite, caldi sospiri さあ行け、熱い吐息よ
 12. ルネ・デル・メル(1554頃-1598頃): Infelice mio core 不幸なわが心よ(恋する者と彼の心の対話)
 13. アレッサンドロ・ストリッジョ(1540-1592): La ver’ l’aurora ほら、暁の訪れと共に
 14. ジャン・ド・カストロ(1540頃-1600以降): Liquide perle 輝く真珠のごとく
 15. テュルヌー: Udite i miei lamenti 聞いてください、私の嘆きを
 16. オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): S’io esca vivo この危険な岩場を私が生きて脱せたなら
 17. ジョヴァンニ・ピエールルイージ・ダ・パレストリーナ(1525/26-1594): Io son ferito, ahi, lasso ああ私はこんなに傷ついて
 18. コルネ: Veramente in amore 恋の最中にいるはずなのに
 19. フェルドンク: O vita, vita no おお人生よ、こんな人生があるか
 20. フィリップス: Ditemi, o Diva mia 教えてくれ、わが女神の君
 21. ストリッジョ: Non rumor di tamburi 騒音も、太鼓も喇叭もなしに
 ※録音: 2023年10月20-26日 サンティ・ロッコ&セバスティアーノ同信会教会、 クミアーナ(イタリア北部ピエモンテ地方トリノ県)
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[北方に花開いたイタリア語ポリフォニーの粋を、イタリア最高の声楽集団の名解釈で]ヨーロッパ各地で多声音楽の全盛期を支えたネーデルラント(現在のベネルクス三国とその近辺に相当)の名匠たちが、16世紀後半にイタリアの作曲家たちから刺激を受けつつ地元ネーデルラントで出版したイタリア語重唱曲=マドリガーレを厳選。ナポリで活躍したデ・マッケ(ド・マック)や、ヴェネツィアのA. ガブリエーリ、ローマのマレンツィオなどイタリアに軸足を置いていた作曲家たちの作品も含め、全ての収録曲はこの地域の文化拠点アントウェルペンで出版されていながら(1603年に出版されたフェルドンクの1曲〔トラック7〕以外は全て1580-90年代に刊行)歌詞は全てイタリア語で、オランダ独立戦争の動乱をよそに、ヨーロッパの南と北をまたにかけた刺激的な文化活動のあったことが判ります。コルネやフェルドンクなど重点的に紹介される機会の少ない作曲家たちも興味深く、緻密なポリフォニーや歌詞を活かした音作りの機微を存分に味わえる内容。しかも演奏は、音楽監督の早世により惜しまれながら活動休止したイタリアの名団体ラ・ヴェネシアーナのメンバーを多く含む気鋭集団、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ。温もりをたたえながら曲構造を明瞭に聴かせる精緻な歌唱で、濃やかな和声変化や多声書法の味わいをよく伝える解釈の妙はさすがというほかありません。Musique en Wallonieレーベルの常通りブックレットも美麗図版の数々はじめ情報満載です(伊語歌詞、仏・英・蘭・独語歌詞訳&解説)。
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ[ロッサーナ・ベルティーニ、フランチェスカ・カッシナーリ、アレーナ・ダンチェヴァ(ソプラノ)/エレーナ・カルツァニーガ、アンナリーザ・マッゾーニ(アルト)/ジュゼッペ・マレット、ラッファエーレ・ジョルダーニ(テノール)/マッテオ・ベッロット、グリエルモ・ブオンサンティ(バス)]
12411033 / Musique En Wallonie / 輸入盤 ご注文へ

マルティナイティーテ:合唱作品集 - MARTINAITYTE, Z.: Choral Works -
ジブオクレ・マルティナイティーテ - Zibuokle Martinaityte (1973-):
 1. ALETHEIA 真実(2022)
 2. Chant des Voyelles 母音での詠唱(2018)
 3. Ululations ウルレーションズ(2023)
 4. The Blue of Distance 遠くの青さ(2010)
 ※録音:2023年11月24-30日 St. John’s Church、リガ(ラトヴィア) [59:39]
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ロシアに生まれ現在はニューヨークを拠点とするリトアニア人作曲家マルティナイティーテの無伴奏合唱作品を、世界最高レベルとの定評のあるラトヴィア放送合唱団が演奏しました。アルバム冒頭の「ALETHEIA 真実」は、ロシア軍がウクライナ侵攻を開始したのと合わせて作曲を始めたという、沈痛な趣き、祈りの雰囲気を感じさせる作品。「ウルレーションズ」は、戦争に行った家族の男たちや愛する者を失った女性たちが声を上げて悲しむ様を、森で夜通し鳴くフクロウの声を模して表現します。どの作品にも歌詞らしい歌詞は無く、緩やかに起伏しながら移ろいゆくヴォカリーズの綾は神秘的、幻想的、瞑想的といった言葉がぴったり。解説書の写真によれば合唱団は23名ですが、超絶的なコントロールが生み出すハーモニーが揃う時の完璧さとずらす時の精緻さ、その繊細微妙な推移は合唱に関心のあるならばため息モノです。
ラトヴィア放送合唱団、シグヴァルズ・クラーヴァ (指揮)/Latvian Radio Choir, Sigvards Klava (con)
12411034 / ONDINE / 輸入盤 ご注文へ
 

入荷日 2025/2/7

クログルスキ:宗教音楽集 Vol.3 - Jozef Krogulski: Sacred Music Vol.3 -
ユゼフ・クログルスキ(1815-1842):
 1-9. ミサ曲第7番 ヘ長調
 10. グラドゥアーレ(昇階唱) ト長調
 11-18. ミサ曲第9番 ト長調
 ※録音:2024年7月-9月、ポーランド [66:43]
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わずか27歳でその生涯を終えた作曲家、ユゼフ・クログルスキ(1815-1842)による宗教合唱作品集第3弾。クログルスキは父親から音楽を学び始め、その後一般音楽学校でカロル・クルピンスキやユゼフ・エルスネルに作曲を師事しました。彼の最初の公開演奏会は1825年に行われ、この時わずか10歳であった音楽家の名声は一気に高まり、「将来有望なピアニスト」と見なされ、「ポーランドのモーツァルト」、「若きリスト」と呼ばれるようになりました。創作活動の面でも驚くほど豊かな才能に恵まれていた彼は、27歳という短い生涯であったにも関わらず、「ピアノとオーケストラのための序曲 ニ短調」のような管弦楽作品、2つのピアノ協奏曲、室内楽、ピアノ、声楽、11の声楽器カンタータ、10のミサ曲という膨大の数の作品を残しています。
ナタリア・グローダ(ソプラノ)、マジェナ・オストリンスカ(ソプラノ)、ドロタ・グジェゴジェフスカ(メゾ・ソプラノ)、ベアタ・コスカ(メゾ・ソプラノ)、マチェイ・ナチク(バリトン)、ロベルト・カチョロフスキ(バリトン、オルガン)、ナタリア・ゼレスカ(オルガン)/Natalia Groda, V.A.
12411025 / ACTE PREALABLE / 輸入盤 ご注文へ

ヘンデル、ロッティ:主は言われた - Handel, Lotti: Dixit Dominus -
 ヘンデル(1685-1759):Dixit Dominus(主は言われた)
 アントニオ・ロッティ(1667-1740):Dixit Dominus(主は言われた)、クルチフィクスス、ミゼレーレ・メイ
 ※録音:2023年9月20-22日、スイス
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ヘンデルの「Dixit Dominus(主は言われた)」はヘンデル22 歳の作品。究極のメロディメーカーである若きヘンデルが、聴衆たちを喜ばせ驚かせようと、これでもかと腕によりをかけて書いたと考えられるような、印象的なヴィルトゥオジティがちりばめられた傑作。ここでは厳選された歌唱陣たちが美しくからみあう旋律を完璧なアンサンブルで展開、器楽の美しさとあいまって、格別の世界を創り上げています。ロッティはヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長も務めた作曲家。ヘンデルの師匠的存在であり友人でもあり、ヘンデルはロッティのことを尊敬し、彼の手稿譜を生涯持ち続けていました。ロッティの「主は言われた」はヘンデルのメロディアスさとはまた違って、ポリフォニックな美しさが際立っており、こちらも聴きごたえがあります。5声のための「クルチフィクスス」も、「ミゼレーレ・メイ」も、声楽の美しさが追求された絶品です。
レ・ザルゴノート、ジョナス・デスコット(指揮)、ジュリー・ロゼ(ソプラノ)、カミーユ・アレラ(ソプラノ)、アンテア・ピカニク(アルト)、マクセンヌ・ビユマ(テノール)、イリア・マズロフ(バス)/Les Argonautes, Jonas Descotte
12411028 / APARTE / 輸入盤 ご注文へ

合唱の芸術 第2集「バロック Vol.1」 - Art choral, vol. 2: Baroque I -
 1-3. モンテヴェルディ(1567-1643):
  マドリガル「Il Lamento d’Arianna」SV107(5声)
  マドリガル「Io mi son giovinetta」SV86(5声)
  マドリガル「Zefiro torna」SV108(5声)
 4. シュッツ(1585-1672):ドイツ・マニフィカト SWV494(8 声・二重合唱)
 5-7. パーセル(1659-1695):
  アンセム「Thou knowest, Lord, the secrets of our hearts」Z.58(4声)
  アンセム「O God, thou hast cast us out」Z.36(6声)
  アンセム「Man that is born of a woman」Z.27(4声)
 8. ハスラー(1564-1612):リート「Ach weh des Leiden」(5声)
 9-10. シュッツ:
  モテット「Also hat Gott die Welt geliebet」SWV380(5声)
  葬送歌「Mit dem Amphion zwar」SWV501(テノールと通奏低音)
 11. ガスパール・フェルナンデス(v.1565-1629):ビリャンシーコ「Xicochi conetzintle」(4声)
 12-14. ジェズアルド(1566-1613):
  モテット「O vos omnes」(6声)
  モテット「Tristis est anima mea」(6声)
  マドリガル「Io pur respiro in cosi gran dolore」(5声)
 ※録音:2022年7月25,26日
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ルネサンスから現代まで6世紀にわたる合唱の歴史をたどるユニークなプロジェクト「合唱の芸術」シリーズの第6弾。全11集を刊行予定で、順不同で発売。今作はバロック音楽の第1集となっており、マドリガル、アンセム、モテットなど多彩な形態が並びます。ふたつの4部合唱を擁するシュッツの大作『ドイツ・マニフィカト』も収録。
マティアス・マウテ(指揮)、アンサンブル・アートコラール/Ensemble ArtChoral
12411027 / ATMA Classique / 輸入盤 ご注文へ

マショー:恋人の死 - machaut : a lover’s death -
 1. Hareu, hareu ! le feu / Helas ! ou sera pris confors / Obediens usque ad mortem
 2. Mors sui se je ne vous voy
 3. Je ne cuit pas
 4. Quant je ne voy
 5. Diex, Biaute, Douceur, Nature
 6. Biaute, qui toutes autres pere
 7. Quant Vraie Amour / O Series summe rata / Super omnes speciosa
 8. De petit po
 9. Dous viaire gracieus
 10. Douce dame jolie
 11. Amours me fait desirer
 12. Ce qui soustient moy
 13. Amours, qui a le pooir / Faus Samblant / Vidi Dominum
 14. N’en fait n’en dit
 15. Ma chiere dame
 16. Liement me deport
 17. Martyrum gemma latria / Diligenter inquiramus / A Christo honoratus
 ※録音:2023年1月23日-25日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス) [68:02]
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1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、タリス・スコラーズのメンバーとしても活躍したドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動してきました。14世紀アルス・ノーヴァを代表する作曲家・詩人ギヨーム・ド・マショー。これまで、レコード芸術海外盤REVIEW「今月の特選盤」や英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」、グラモフォン賞ノミネート、ICMA(国際クラシック音楽賞)ノミネートなど、極めて高い評価を獲得してきたマショー・プロジェクト。本アルバムでは、このジャンルにおけるマショーの芸術の幅を捉えた4つのモテットを取り上げ、この偉大なプロジェクトが完結を迎えます。1050年から1550年にかけてのレパートリーを演奏するヨーロッパで最も専門的で常に挑戦的なグループの1つとして高い評価を得て来たオルランド・コンソートは、2023年のボストン古楽祭でお別れコンサートを行いました。彼らにとって最後となる本アルバム『恋人の死』は、彼らの充実した音楽活動の優れた記録の一つとなることでしょう。
オルランド・コンソート(男声ヴォーカル・クヮルテット)[マシュー・ヴェンナー(カウンターテナー)、マーク・ドーベル(テノール)、アンガス・スミス(テノール)、ドナルド・グレイグ(バリトン)]/The Orlando Consort
12411031 / HYPERION / 輸入盤 ご注文へ

アローン・トゥギャザー - alone together -
 1. ドン・マクドナルド:When the Earth Stands Still
 2. リビー・ラーセン:You (I. You, here…now…) *
 3. アーケイド・ファイア:Deep Blue
 4. リビー・ラーセン:You (II. You, now…know) *
 5. ベートーヴェン:Gesang der Monche
 6. サイモン&ガーファンクル:A Most Peculiar Man
 7. リビー・ラーセン:You (III. You, know…who, are) *
 8. パセク&ポール(ジェイコブ・クリストファー編): You Will Be Found
 9. アルベルト・コルテス:Camina Siempre Adelante
 10. マッカートニー&レノン(サミュエル・ボーランダー=グリーン編):She’s Leaving Home
 11. リビー・ラーセン:You (IV. You, here…need)
 12. ローラ・マヴーラ(ポール・ジョン・ルドイ&クリス・フォス編):She
 13. ガブリエル・カハネ:Coffee with Borges*
 14. サン=サーンス(クリス・フォス編):Calme des Nuits
 15. ジェフ・ビールBeneath Thin Blanket*
 16. リビー・ラーセン:You (V. You, here…are know, love) *
 17. キャスリーン・アラン:The Green And Salty Days
 18. シャロン・デュラント:Chinese Proverb
 19. ローゼファニー・パウエル:When We Sing*
 ※録音:2021年7月、アメリカ/*世界初録音 [1:14:38]
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カウンターテナーなし、テノール×4、バリトン×2、バス×2の低声部のみで構成される男声ヴォーカル・アンサンブル「カントゥス」。YouTubeとFacebookで話題となった「ザ・COVID-19・セッションズ」(SIGCD819)、クリスマスをテーマとした作品集「イントゥ・ザ・ライト」(SIGCD723)に続くSignum第4弾。今作では、COVID-19・パンデミックの最中とそれ以降にテクノロジーの使用によって生まれた繋がりと孤立、そしてその結果社会が受けた精神衛生上の影響を伝える歌の数々を披露しています。ベートーヴェンからサン=サーンス、サイモン&ガーファンクルやマッカートニー&レノン、グラミー賞の受賞経歴もあるアメリカの現代作曲家、リビー・ラーセンによる世界初録音作品まで、ルネサンスから21世紀まで幅広いレパートリーを持つ、彼らならではの注目のプログラムです。
カントゥス(男声ヴォーカル・アンサンブル)/Cantus
12411032 / SIGNUM CLASSICS / 輸入盤 ご注文へ
 
 

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