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入荷日 2024/4/26
ラフマニノフ:晩祷 Op.37 男声合唱版 - Rachmaninoff:
All-Night Vigil - (SACD)
1-15. ラフマニノフ:晩祷 Op.37
(ベネディクト・シーハン(b.1980)、ドミトリー・ラザレフ(b.1980)、アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956)編曲による男声合唱版)
※録音:2022年6月23日-25日、ロシア正教会修道院(エルサレム、イスラエル)
[70:13]
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ロシア正教の合唱音楽を可能な限り最高の形で提供することを目指すパトラム・インスティテュート(総主教ティーホン・ロシア・アメリカ音楽院
Patriarch Tikhon Russian American Music Institute)の男声合唱団。前作のテオトコス(神の母、生神女、正教会における聖母マリアの称号)を称えたアルバム(CHSA5287/BBCミュージック・マガジンのコラール&ソング・チョイス獲得、ICMA2022ノミネート)に続くChandos第2弾は、2023年のラフマニノフ生誕150周年を祝して録音に臨んだ
《晩祷(徹夜祷)》 の男声合唱版。晩祷は、正教会の公祈祷の形式の一つである徹夜祷に基づく奉神礼音楽で、チャイコフスキーをはじめとした様々な作曲家がこの作品を残していますが、ラフマニノフによるものが最も有名な作品です。本アルバムでは、アレクサンダー・グレチャニノフの編曲による男声合唱版(第7曲)に触発され、ベネディクト・シーハン、ドミトリー・ラザレフが残りの賛歌を男声合唱版に編曲。調性を男声の音域に合うように下げることで8人のオクタビスト(バスより更に低い声部)を含むメンバーのサウンドに更なる深みが加わりました。エセル・スマイスの「ザ・プリズン」(CHSA5279)で第63回グラミー賞(Best
Classical Solo Vocal Album)に輝いた優秀レコーディング・チーム(プロデューサー:ブラントン・アルスポー、エンジニア:ジョン・ニュートン、ミキシング&マスタリング:マーク・ドナヒュー)による高音質録音で重厚に響かせる新たな《
晩祷 》にご期待ください。
☆YouTubeにてリハーサル動画をご覧いただけます! https://youtu.be/-SVUD17cvXo?si=xEyRlV6J5fSzOdd9
エカテリーナ・アントネンコ(指揮)、パトラム・インスティテュート男声合唱団、イーゴリ・モロゾフ(テノール)、エフゲニー・カチュロフスキー(バリトン)、アレクシス・V.ルキアノフ(オクタビスト)/PaTRAM
Institute Male Choir, Ekaterina Antonenko
12401008 / CHANDOS / 輸入盤 ご注文へ
模倣の達人 - Masters of Imitation -
1. 単旋聖歌:エルサレムよ,主をほめたたえよ
2. オルランド・ディ・ラッソ(c.1532-94):その口で私に口づけを
3. マッダレーナ・カスラーナ(f.1566-83):我が心は死なぬ
4. ラッソ:ミサ曲《その口で私に口づけを》より「クレド」
5. ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55-1521):祝されたり,天の女王
6-7. ラッソ:歌い,泣く、エルサレムよ,主をほめたたえよ
8. ジャン・ギヨー・ド・シャトレ(1522-88):祝されたり,天の女王
9. ラッソ:6声のサルヴェ・レジーナ
10. カスラーナ:Vagh’ amorosi augelli
11. ラッソ:マニフィカト-祝されたり,天の女王
12. ボブ・チルコット(b.1955):エルサレムよ,主をほめたたえよ
※録音:2023年11月7日-9日、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
[66:37]
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1979年にハリー・クリストファーズが設立し、それ以来世界最高クラスの合唱団として活動し続けている英国合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。今回のアルバムでは「模倣」をテーマに16世紀後半に活躍したオルランド・ディ・ラッソ(ラッスス)の作品を中心に収録しています。他人のモテットやシャンソン、単旋聖歌(グレゴリオ聖歌)等からインスピレーションを得て、再加工して別の作品として形成する「パロディ」として知られる手法は16世紀後半のヨーロッパで非常に人気があり、ラッソはその最も有名な提唱者の一人でした。「模倣の達人(Masters
of Imitation)」と題された今回のプログラムでは、当時の「パロディ(模倣)」の秀逸な例を披露しながら、ラッソの最も優れた世俗的マドリガルを、ザ・シックスティーンの委嘱でボブ・チルコットが「模倣」した作品や、マッダレーナ・カスラーナの珍しい作品も収録されました。カスラーナは、西洋音楽史上初めて自身の音楽が全編印刷され出版された女性作曲家であり、ラッソからも称賛を受けた人物でした。尚、これらの作品は、2024年の合唱巡礼(Choral
Pilgrimage 2024)のプログラムとなっています。
☆合唱巡礼2024「模倣の達人」のトレイラーをYouTubeにてご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=XmtWs71-jz0
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン/Harry
Christophers & The Sixteen
12401009 / CORO / 輸入盤 ご注文へ
ジョン・ステイナー(1840-1901): 主を十字架に -
John Stainer : The Crucifixion -
1-20. ジョン・ステイナー(1840-1901): 主を十字架に
※録音:2023年5月22日-26日、セント・メアリー大聖堂(エジンバラ、イギリス)
[69:08]
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19世紀イングランドの作曲家ジョン・ステイナーはセント・ポール大聖堂の聖歌隊員を務め、1854年にはバッハの「マタイ受難曲」のイギリス初演にも参加しました。その後オルガン奏者としても活躍し、聖歌隊の訓練などをはじめ、学校、学区教会、大聖堂における音楽の水準を改革・刷新し、今日にもその影響を残しています。ステイナーは膨大な数の宗教曲を作曲しましたが、特にこの「主を十字架に」は、その親しみやすさから発表後すぐにイギリスとアメリカで取り上げられ、多くの聖歌隊がレパートリーとし、受難カンタータとして今も変わらぬ人気を誇っています。エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊は1879年に設立され、大聖堂で平日と日曜の定期礼拝を行う伝統がスコットランドで唯一、今日まで続いています。礼拝に加え、CDレコーディングやコンサートなども頻繁に行い、スコットランド室内管弦楽団やBBCスコティッシュ交響楽団など、多くのオーケストラと共演しています。またイギリスのみならず、アメリカ、カナダ、オーストリア、チェコ、スロバキア、日本、台湾など世界各国でツアーを行っています。
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊、ダンカン・ファーガソン(指揮)、リアム・ボンスローン(テノール)、アーサー・ブルース(バリトン)、イモジェン・モーガン(オルガン)/Choir
of St Mary’s Cathedral(Edinburgh), Duncan Ferguson, Liam Bonthrone, Arthur
Bruce, Imogen Morgan
12401007 / Delphian / 輸入盤 ご注文へ
入荷日 2024/4/19
コンテンポラリー・コーラル・ミュージック・フロム・ウッチ
- CONTEMPORARY CHORAL MUSIC FROM LODZ -
1. スワヴォミル・カチョロフスキ(b.1956):Gloria
2. トマシュ・シュチェパニク(b.1981):Oratio Dominica
3. クシシュトフ・グジェシュチャク(b.1965):Ex Libro
Psalmorum VI
4. カチョロフスキ:Our Father
5. オルガ・ハンス(b.1971):Psalm 70
6. ヤクブ・ネスケ(b.1987):Signum Crucis
7. イェジ・バウエル(b.1936):Maxims from Fenis
8. グジェシュチャク:Viva la musica
9. ピオトル・グジェラク(b.1999):Sounds of Poetry
10. マチェイ・カブザ(b.1990):In varietate unitas
※録音:2023年6月19日-24日 [44:33]
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ポーランドの現代合唱作品を集めたこのアルバムは、主に21世紀に作曲された作品で構成されています。ウッチ室内合唱団は2021年10月に結成され、古代と現代ポーランド作品を主なレパートリーとしています。結成以降、数々のコンクールで受賞し、ウッチの若い作曲家による作品を発表するなど、精力的に活動しています。
ウッチ室内合唱団、ダヴィド・ベル(指揮)、他/V.A.
12401002 / DUX / 輸入盤 ご注文へ
クワトロ・コリ -16声のための音楽 - A QUATTRO CORI
- [未案内旧譜]
1-10. カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ(1736-1800):クワトロ・コリの16声のミサ
11-15. オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):Missa In
diluvio aquarum multarum*
16. メンデルスゾーン:Hora est
※録音:2013年4月24日-26日、4月28日(ライヴ)、9月10日-12日、9月15日(ライヴ)(ハンブルク、ドイツ)
*世界初録音 [74:40]
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音楽家で作家のヨハン・フリードリヒ・ライヒャルトの旅を辿るアルバム。ライヒャルトは、1783年にイタリアを旅し、その旅はドイツの合唱音楽に大きな影響をもたらしました。ライヒャルトが持ち帰ったベネヴォリの音楽に触発されたファッシュは、「クワトロ・コリの16声のミサ」を書き上げました。
北ドイツ放送合唱団、フィリップ・アーマン(指揮)/NDR
Chor, Philipp Ahmann(con)
12309030 / Es-Dur / 輸入盤 ご注文へ
デュリュフレ:レクイエム - Durufle: Requiem; Poulenc:
Lenten Motets -
デュリュフレ:レクイエム Op.9
1. Introit -
2. Kyrie
3. Domine Jesu Christe
4. Sanctus
5. Pie Jesu
6. Agnus Dei
7. Lux aeterna
8. Libera me
9. In paradisum
プーランク:悔悟節のための4つのモテット
10. Timor et tremor
11. Vinea mea electa
12. Tenebrae factae sunt
13. Tristis est anima mea
※録音:2021年7月31日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)(プーランク)&2022年7月15日-20日、サン・トゥスタシュ教会(パリ)
[56:02]
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イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めるケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルなどの古楽からスタンフォード、フィンジ、ハウエルズ、マクダウアル、オワイン・パーク、イーヴォ・アントニーニなどの近現代音楽まで広いレパートリーを誇る名門カレッジ聖歌隊が、20世紀でもっとも愛されている合唱作品の1つでもあるモーリス・デュリュフレの「レクイエム」を録音!
古いもの(グレゴリオ聖歌)と新しいもの(その時代と場所に相応しい調和のとれた言語)が魔法のように統合された傑作で、パリのサン・トゥスタシュ教会の雄大な音響と素晴らしいオルガンの恩恵を受けたこの録音は、新たな「決定盤」の有力候補となることでしょう。約10年前にリリースされた「ハウエルズのレクイエム」(CDA67914)ではグラモフォン賞の合唱部門に輝き、「プーランクのグローリア&モテット集」(CDA67623)でもグラモフォン賞にノミネートしてきたケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の名唱にご期待ください。
スティーヴン・レイトン(指揮)、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ハリソン・コール(オルガン)/The
Choir of Trinity College Cambridge, Stephen Layton
12312030 / HYPERION / 輸入盤 ご注文へ
プーランク:合唱作品集 - ミサ曲 ト長調/7つの歌/モテット集
1-7. 7つの歌 FP81(1936)
白い雪
ほとんどゆがまずに
またいつかの夜に
全ての権利
美と似たもの
マリー
光る
8-12. ミサ曲 ト長調 FP89(1937)
キリエ
グローリア
サンクトゥス
ベネディクトゥス
アニュス・デイ
13-16. 悔悛のための4つのモテット(1938-1939)
恐れおののき、われは願う
わが庭のぶどうは刈り取られ
あまねく暗くなりて
私の心は死ぬほど悲しい
17-20. クリスマスのための4つのモテット FP 152(1952)
おお大いなる奇跡
羊飼いの見たものは
星を見て
今日キリストは生まれたまえり
※録音 2012年10月13.14日,2013年4月7.20日 カナダ
オンタリオ,エローラ 聖ジョン教会 [54:13]
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プーランク(1899-1963)の作風や人柄を一言で説明するのは至難の業です。何しろ、良く知られている一連の作品…「ティレジアスの乳房」やバレエ音楽、室内楽などは単純明快、軽妙、そして"エスプリ"がたっぷりと評価されています。しかし、宗教関係の作品になると、これが一転、「カルメル派修道女の対話」などのようにシリアスで深遠な作品が並ぶというわけです。彼自身、合唱曲や宗教曲については「自身の最良の部分、本来の自分に属するものをここに注ぎ込んだ」というほどに大切にしていたのです。このアルバムに収録されている合唱作品のうち「7つの歌」はアポリネールやエリュアールといった同世代の詩人のテキストを用いた短い作品で、人生の機微について語られています。他の3つの作品は宗教曲であり、これらは全て…彼の父に捧げられた「ミサ曲ト長調」も含めて、根底には彼の友人であったピエール=オクターヴ・フェルーの事故死(1936年)への追悼の思いと、彼自身の気持ちの変化が引き金となって書かれていると見られています。もちろんこの時代に書かれた曲ですから不協和音も多く使われていますが、どれも心をそっと包んでくれるような優しさが感じられるのは、エローラ・フェスティバル・シンガーズの透明な歌声のせいなのかも知れません。
エローラ・フェスティバル・シンガーズ/ノエル・エジソン
(指揮者)
11504015 / NAXOS / 輸入盤 ご注文へ
カール・ジェンキンス:武装した男(平和のためのミサ)
- Karl Jenkins: The Armed Man (A Mass for Peace) -
1. The Armed Man [05:23]
2. Call to Prayers (Adhaan) [02:23]
3. Kyrie [08:43]
4. Save Me from Bloody Men [01:59]
5. Sanctus [06:01]
6. Hymn Before Action [03:08]
7. Charge! [07:12]
8. Angry Flames [04:27]
9. Torches [02:52]
10. Agnus Dei [04:08]
11. Now the Guns Have Stopped [03:34]
12. Benedictus [07:46]
13. Better Is Peace [09:26]
※録音:2022年11月19日&20日、セント・オーガスティン教会(キルバ―ン、ロンドン)
[1:07:04]
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英国で最も優れたシンフォニック・コーラスのひとつであり、質の高い情熱的な歌唱で定評があるハートフォードシャー合唱団と、ロンドン・フィルハーモニー合唱団のメンバーとしてボールト、ストコフスキ、ショルティ、ハイティンクらの元で歌い、ハートフォードシャー合唱団の音楽監督を務める合唱指揮者、デイヴィッド・テンプルによるSignum第3弾は、イギリスの作曲家カール・ジェンキンスの《
武装した男(平和のためのミサ)》 のアンサンブル版。《武装した男》 は、英国の帝国兵器博物館からの委嘱で作曲され、コソボ紛争の犠牲者に捧げられた平和への強い願いが込められた作品です。本アルバムに収めれられたアンサンブル版は、交響曲全曲版の演奏が不可能な場合の代替案としてジェンキンス自身によって考案されたもので、推進力のあるリズム、雷鳴のようなクライマックス、恐怖に満ちた瞬間、そして優しく印象的なメロディーなど、原曲が持つ魅力はそのまま残されています。また、イギリスの名メゾ・ソプラノの一人、キャスリン・ラッジ、アゼルバイジャン出身で、2017年のBBCプロムス「ジョン・ウィリアムズ85歳記念プログラム」でのソリスト起用や数多くの国際コンクールでの優勝を誇る若き名チェリスト、ジャマル・アリエフの参加にも注目です。
デイヴィッド・テンプル(指揮)、ハートフォードシャー合唱団、ロンドン・オーケストラ・ダ・カメラ、オサーマ・キワン(ムアッジン/祈祷時刻告知係)、キャスリン・ラッジ(メゾ・ソプラノ)、ジャマル・アリエフ(チェロ)/Hertfordshire
Chorus
12312029 / SIGNUM CLASSICS / 輸入盤 ご注文へ
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