新譜・新刊 入荷ご案内 (2025年1月)


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国内盤・輸入盤 CD 【入荷商品】

入荷日 2025/1/17

スヴェン・S・シュルス:こだま - アカペラ合唱のための作品全集 第3集 - Svend Simon Schulz: Efterklange -
スヴェン・S・シュルス(1913-1998):
 1. 村の春(ハーラル・H・ロンの詩による)
 2-5. トゥーヤ・ラーセンの詩による4つの合唱曲
  緑の春
  夏の朝
  秋の嵐
  春分に
 6. 五月の夜のいたずら(シモン・シュルスの詩)
 7-11. 5つのマドリガル
  北極光(スヴェン・S・シュルスの詩)
  わたしはイヴ(スヴェン・S・シュルスの詩)
  幸せ(グレーデ・ヘルトベアの詩)
  バラに降る雨(スヴェン・S・シュルスの詩)
  美しい太陽(スヴェン・S・シュルスの詩)
 12. 雄鶏がまた朝を告げる(N・F・S・グロントヴィの詩)
 13-14. 2つの夏の歌
  サマーハウスの嵐(ハーラル・ヘアデールの詩)
  雷雨(トゥーヤ・ラーセンの詩)
 15. 新年(アイヴィン・ファルク=ラネの詩)
 16. 週末(ウルフ・ホフマンの詩)
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オーフス大学合唱団とヨーナス・ラスムセンが、スヴェン・シモン・シュルスのアカペラ合唱作品を5枚のディスクに録音するプロジェクトの第3集。シュルスは20世紀デンマークのもっとも卓越した作曲家のひとりだっただけでなく、30年にわたりデンマーク放送室内合唱団を率いるなど、指揮者としてもデンマークの合唱音楽に大きく貢献しました。教会を囲む白樺が花を咲かせ、夕暮れ時に雨が降り、あたりが青く染まる……ハーラル・H・ロン(1902-1982)の詩による《村の春》。トゥーヤ・ラーセン(1875-1928)の四季を詠う詩に作曲された《4つの合唱曲》、シュルス自身とグレーデ・ヘルトベア(1911-1996)の詩による《5つのマドリガル》。カッコーが鳴き、娘たちがため息をつくと、ナイチンゲールの歌とともに、いたずら好きのパックがやってくる《五月の夜のいたずら》。新しい一日の訪れに感謝するN・F・S・グロントヴィ(1783-1872)の詩をテキストにした《雄鶏がまた朝を告げる》。嵐が彩る《2つの夏の歌》、《新年》と《週末》。デンマークの人たちの日常を映す16曲が歌われます。オーフス大学合唱団は1985年に創設され、現在はヨーナス・ラスムセンが指揮者を務めています。20人から35人のメンバーで構成され、オーフス大学とオーフス王立音楽アカデミー(ユラン音楽院)の音楽的環境の下、アマチュア合唱団として活動を続けています。ヨーナス・ラスムセン(b.1992)は王立ストックホルム音楽大学でフレードリク・マルムベリとマッツ・ニルソンの下で学び、学士号を得て卒業。スティーヴン・レイトンとティム・ブラウンに学んだケンブリッジ大学で優等修士号を取得、オーフス王立音楽アカデミーでカーステン・サイアー=ハンセンとセーアン・K・ハンセンに学び、ソリスト・クラスを修了しました。
オーフス大学合唱団、ヨーナス・ラスムセン(指揮)/Akademisk Kor Arhus, Jonas Rasmussen(cond)
12411013 / DANACORD / 輸入盤 ご注文へ

ポーランドのジョスカン - Josquin in Poland -
 1-17. ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 《父の母にして娘》(ミサ・マテル・パトリス)
 ※録音:2023年5月8日-11日 [77:28]
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ジョスカン・デ・プレのミサ曲 《父の母にして娘》(ミサ・マテル・パトリス)を、クシシュトフ・ボレクやジョスカン自身の声楽曲などで補完し、再編集したものを収録。アンサンブル・イェリコは、2013年に結成され、即興ポリフォニーを用いたポーランドとラテンの歴史的な歌唱を専門とし、19世紀まで使われてきた歌唱の伝統の再構築に焦点を当て活動しています。ポーランド国内外で数多くのコンサートや音楽祭に出演するほか、CD録音も積極的に行っています。
バルトシュ・イジビツキ(指揮)、アンサンブル・イェリコ/Ensemble Jerycho
12411012 / DUX / 輸入盤 ご注文へ

変容 - Transfiguration -
 1. トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):天の元后、歓び給え(復活節の交唱)
 2. スヴェン=エーリク・ベック(1919-1994):主の変容(『マタイによる福音書』17章1-7節)
 3. ウィル・トッド(b.1970):わたしは変わった(ウィル・トッドの詩)
 4. スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942-2019)/ヘンリー・パーセル(c.1659-1695):主よ、わたしの祈りを聞いてください(『詩篇102篇』)
 5. ヤコブ・ミュールラード(1991-):夢(ランググストン・ヒューズの詩)
 6. セシリア・マクドゥオル(1951-):おお昇る日よ(待降節の交唱)
 7. リンダ・アレクサンデション(1984-):四月と沈黙(トゥーマス・トランストローメルの詩)
 8. ガブリエラ・グッリン(b.1961):沈黙する部屋(ペール・ラーゲルクヴィストの詩)
 9-11. ヨースタ・ニューストレム(1890-1966):3つの海の幻想(1956)
  海の手(エルメル・ディクトニウスの詩)
  海辺で(エッバ・リンドクヴィストの詩)
  海(ヴィルヘルム・エーケルンドの詩)
 ※録音:2022年9月23日-25日&10月7日-9日、エースレーヴ教会(エースレーヴ、スウェーデン) [49:17]
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ルンド・ヴォーカルアンサンブルは1990年にホーカン・オールソン・ライシングによって創設された混声合唱団。1995年にインゲマル・モンソンが芸術監督に就き、30人前後のメンバーで活動するグループを清澄で透明、均質な響きの合唱団に作り上げました。2020年から、王立ストックホルム音楽大学で合唱指揮を学び、トレッレボリの聖ニコライ教会のオルガニストを務めるマッティン・アルポーケル(b.1990)がモンソンの後任として合唱団を指揮しています。今作のタイトル『変容』は、スヴェン=エーリク・ベックの《主の変容》からとられました。イエスの変容を語る『マタイによる福音書』の一節をテキストに十二音技法で書かれた、ウプサラ大学合唱団とアメリカ出身のリチャード・テンシングのための作品です。ウィル・トッドがクリスマスキャロルとして歌詞を書き作曲した《わたしは変わった》。パーセルの8声のモテットから始まるスヴェン=ダーヴィド・サンドストレムの《主よ、わたしの祈りを聞いてください》は、「われらの時代」の共感を呼ぶ曲として各国の合唱団によって歌われています。ルンド・ヴォーカルアンサンブルがヤコブ・ミュールラードに委嘱、2017年に初演した《夢》。地平線に昇る太陽が闇を光に変えるセシリア・マクドゥオルの《おお昇る日よ》。《3つの海の幻想》のヨースタ・ニューストレムは、《海の交響曲》や《魂と風景》といった作品を作りました。海を「人の魂の戦い」と「慰めと安息」を映す存在ととらえ、「海の作曲家」とも呼ばれます。合唱曲は少ないものの、《3つの海の幻想》は彼の代表作のひとつとみなされる作品です。
ルンド・ヴォーカルアンサンブル、マッティン・アルポーケル(指揮)/Lunds Vokalensemble, Martin Arpaker(cond)
12410013 / Footprint / 輸入盤 ご注文へ

歌の芳しさ - Goteborgs ungdomskor -
 ヤン・マグネ・フォルデ(b.1962):結婚行進曲
 トマス・モーリー(1557-c.1602):時は花祭りの五月
 グスタフ王子(1827-1852)(ダーヴィド・ヴィーカンデル(1884-1955)編):春の歌「朝さえずる鳥のように楽しく」
 オスカル・リンドベリ(1887-1955):聖霊降臨節
 ヘンリー・パーセル(c.1659-1695):この心地いい木立の中で楽しく
 ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927):スルタンの宮殿の庭で
 エルヴダーレン民謡(ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960) アンネ・ユーハンソン編):リム,リム,リーマ
 スウェーデン伝承曲(ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960)編):ふたりだけの牧場で
 クヌート・ホーカンソン(1887-1929):春の調べ
 ニルス・リンドベリ(1933-2022):きみを夏の一日にくらべたらどうだろう
 アメリカ民謡(ジェームズ・アーブ(1926-2014)編):シェナンドー
 エリーサベト・ヘルムードソン(1927-2017)(グンナル・エーリゥソン(b.1936)編):夏のくちづけで目を覚ませ
 リレ・ブルール・セーデルルンド(1912-1957)(アンデシュ・オールヴァル(1932-2012)編):道に迷って
 ヒレヴィ・ダール:夜よ来い
 ダーヴィド・ヴィーカンデル(1884-1955):スズランの王、かぐわしい香りを,白いライラックよ
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):丘を越え、谷を越え
 スウェーデン伝承曲(ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960) 編曲):娘は踊りの輪に入る
 フィニアス・ベアード・オコネル(b.1997)(ポントゥス・ベットリング(b.1994)編):オーシャン・アイズ
 エーヴェルト・トーブ(1890-1976)(アンデシュ・エーデンロート(b.1963)編):海があれほどキラキラ光ったことはない
 ステファン・アンデション(b.1967)(トミー・ヨンソン編):天使の歌
 ※録音:2023年2月18日-19日、アンネダール教会(ヨーテボリ、スウェーデン) [50:45]
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ヨーテボリ・ユース合唱団は、15歳から29歳の少年少女と青年をメンバーに、ヨーテボリ大学音楽演劇アカデミーのアンネ・ユーハンソンによって2005年に創設。アイルランド、デンマークのオーフス、プラハ、フィラデルフィアとニューヨーク、東京と身延と、世界各地でコンサートとツアーを行ってきました。スウェーデンのキャロルを歌った『クリスマスの願い』(FRCD102)に続く今回のアルバムでは、アルヴェーンが民謡を編曲した《リム,リム,リーマ》と《ふたりだけの牧場で》など、スウェーデンの人たちに親しまれている曲を中心にした、彼らの愛唱曲を歌っています。
ヨーテボリ・ユース合唱団、アンネ・ユーハンソン(指揮)/Anne Johansson(cond)
12410014 / Footprint / 輸入盤 ご注文へ

ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/モーツァルト:レクイエム - Beethoven: Missa Solemnis - (2CD)
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)
 ニコライ・ゲッダ(テノール)
 ニコラ・ザッカリア(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ※録音:1958年9月12日-16日(ロンドン)
モーツァルト:レクイエム ニ長調 KV.626
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
 ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
 アントン・デルモータ(テノール)
 ヴァルター・ベリー(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ※録音:1961年10月5日-12日(ベルリン)
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ベートーヴェンのミサ・ソレムニスとモーツァルトのレクイエムのカラヤンによる様々な録音(それぞれ4回以上)の中で、1958年と1961年の録音は、おそらくこのレパートリーにおける彼の最も重要な解釈として批評家の間でも際立っています。このミサ曲は、ベートーヴェンの宗教的傑作の最も素晴らしい解釈のひとつであり、当時のコロムビアの技術者たちによる並外れた音質によるものです。モーツァルトのレクイエムは、カラヤンによるこの作品の最初の録音で、DGカタログに掲載されてはいますが、久しぶりの復刻となります。
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団、ほか/Herbert von Karajan, V.A.
12411011 / Urania Records / 輸入盤 ご注文へ
 

入荷日 2025/1/10

子守歌のキャロル - クライスト・チャーチのクリスマス - A Lullaby Carol: Christmas at Christ Church -
 1. ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):Make we joy now in this fest
 2. エリザベス・ポストン(1905-1987):Jesus Christ the Apple Tree
 3. サイモン・プレストン(1938-2022):There is no rose
 4. ジャイルズ・スウェイン (b.1946):マニフィカト
 5. ピアース・コナー・ケネディ(b.1991):A Spotless Rose
 6. ウォルトン:All this time
 7. ジュディス・ウィアー(b.1954)(デイヴィッド・モウ編):Drop down, ye heavens, from above
 8. 伝承曲(デイヴィッド・モウ編) :I Saw Three Ships
 9. 伝承曲(デイヴィッド・モウ編) :Away in a Manger
 10. ジョージ・ベイカー(b.1951):Toccata-Gigue on the Sussex Carol
 11. デイヴィッド・モウ:Lullay, lullay, litel child
 12. ピーター・ウォーロック:Benedicamus Domino
 13. ピアース・コナー・ケネディ:little tree
 14. ピアース・コナー・ケネディ:Epiphany
 15. フランツ・クサヴァー・グルーバー(スティーヴン・ダーリントン編):Silent night! Holy night!
 16. スティーヴン・グラール(b.1979):O nata lux
 17. ジュディス・ウィアー:Illuminare, Jerusalem
 18. フランシス・ポット(b.1957):Improvisation on Adeste, fideles
 19. 霊歌(ロバート・L.モリス編):Glory to the newborn King
 20. ピーター・ウォーロック:Bethlehem Down
 21. シェリル・フランシス=ホード(b.1980):Good Day, Sir Christemas!
 ※録音:2022年3月30日-4月1日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス) [68:09]
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約500年という歴史を誇るオックスフォードのクライスト・チャーチ大聖堂の合唱団が贈るクリスマス・アルバムが登場。クライスト・チャーチで最も有名な卒業生の一人であるサー・ウィリアム・ウォルトンの「Make we joy now in this fest」と「All this time」、サイモン・プレストンの「There is no rose」、そして、クライスト・チャーチの元オルガニストによる作品まで、このアルバムでは、伝統的な作品から現代的な作品まで、 特に20世紀から21世紀にかけての合唱団の豊かな音楽的遺産を称えるとともに、新しい音楽への取り組みを紹介しています。
スティーヴン・グラール(指揮)、オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊、ベンジャミン・シーン(オルガン/tr.10, 18)/Choir of Christ Church Cathedral Oxford Steven Grahl
12410003 / Avie / 輸入盤 ご注文へ

ヨハン・クーナウ:Uns ist ein Kind geboren - クリスマス・カンタータ集 - Johann Kuhnau: Christmas Cantatas -
 1-6. ヨハン・クーナウ(1660-1722):Frohlocket, ihr Volker, und jauchzet, ihr Heiden
 7. ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621): Der Morgenstern ist aufgedrungen
 8. ミヒャエル・プレトリウス:Wie schon leuchtet der Morgenstern
 9. ヨハネス・エッカールト(1553-1611):Ubers Gebirg Maria geht
 10. ミヒャエル・プレトリウス:Resonet in laudibus
 11. ヨハネス・エッカールト:Ubers Gebirg Maria geht
 12-19. ヨハン・クーナウ:Uns ist ein Kind geboren
 20. ミヒャエル・プレトリウス:Es ist ein Ros entsprungen
 ※録音:2023年12月17日、カールスルーエ・キリスト教会(ドイツ/トラック:1,2,6-9, 11, 20/ライヴ)、2024年7月23日、カールスルーエ・キリスト教会(ドイツ/トラック:3-5, 10, 12-19) [55:34]
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ドイツ・バロック期にライプツィヒで作曲家として、また、大バッハの前任者としてライプツィヒ聖トーマス教会のトーマスカントルを務めたヨハン・クーナウ。彼の作品は、近年になってようやく再発見され、その真の偉大さは未だ十分には認識されていません。しかし、同時代の人々から非常に尊敬されており、音楽家としてだけではなく、博士号を持ち、弁護士として働き、風刺小説を書いた博学者でもありました。彼の音楽作品は膨大だったに違いありませんが、その多くは失われています。本アルバムの冒頭を飾る 《Frohlocket, ihr Volker, und jauchzet, ihr Heiden》 は、その楽器編成と25分以上という長さで、有名な後継者の偉大なカンタータを凌駕しており、彼の作品の質の高さは、2曲目のカンタータ 《Uns ist ein Kind geboren》 でも明らかと言えるでしょう。管楽器・弦楽器を伴う壮麗なこのクリスマス・カンタータに、ペーター・ゴートナーは、ミヒャエル・プレトリウスとヨハネス・エッカールトの有名な作品を加え、クリスマスにぴったりのアルバムに仕上げました。
カールスルーエ・キリスト教会室内合唱団、ペーター・ゴートナー(指揮)、クリストフ・ヘッセ(指揮)、ラルパ・フェスタンテ、イェシカ・ヤンス(ソプラノ)、フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)、ダヴィッド・エルラー(カウンターテナー)、ダニエル・シュライバー(テノール)、フロリアン・ハルトマン(バス)/Kammerchor der Christuskirche Karlsruhe, L’arpa festante, Peter Gortner
12410012 / CHRISTOPHORUS / 輸入盤 ご注文へ

Voices of Thunder - 合唱とオルガンのための作品集 -
 1. ジェイムズ・マクミラン:A New Song
 2. ジョナサン・ダヴ:Seek him that maketh the seven stars
 3. ドブリンカ・タバコヴァ:Praise
 4. ヘンリー・バルフォア・ガーディナー:Evening Hymn
 5. ハイドン:Insanae et vanae curae
 6. マルコム・ボイル:Thou, O God, art praised
 7. リビー・ラーセン:I will sing and raise a psalm
 8. スタンフォード:For lo, I raise up, Op. 145
 9. マルセル・デュプレ:Laudate Dominum, Op. 9, No. 4
 10. ペルト:The Beatitudes
 11. ジュディス・ウィアー:Like to the falling of a star
 12. ヒューバート・パリー:Blest Pair of Sirens
 ※録音:2023年3月26-28日、オックスフォード・モードリン・カレッジ・チャペル(イギリス) [77:27]
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英国の名門合唱団、オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団CORO第2弾。「夕刻」をテーマにした「Peace I leave with you」(COR16205)に続くこの新しいアルバムは、ハイドンからジュディス・ウィアーまで、モードリン・カレッジ合唱団の崇高な歌声と、モードリン・カレッジ・チャペルの新しいオルガンを紹介し、壮大な合唱曲の数々を収録しています。オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団は、1480年に中世後期のイングランドで最大規模の合唱団として創設され、この歴史的遺産は5世紀にわたって維持されてきました。現在、英国で最も優れたアンサンブルのひとつとして国際的な評価を得ている合唱団は、主にモードリン・カレッジ・チャペルでの毎日の教会礼拝、16世紀に遡る古くからの伝統である有名なメーデーの祝典をはじめ、年間を通して数多くの特別な行事でも歌っています。またコンサート活動においては、BBCプロムスやカドガン・ホールなどへの出演、ブリテン・シンフォニア、アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズなど、数多くの一流オーケストラとも共演しています。ロンドンのセント・ポール大聖堂のアシスタント・オルガニストをはじめ、指揮者、チェンバリスト、オルガニストとして数多くの著名なオーケストラ、合唱団、アンサンブルと共演してきたマーク・ウィリアムズの手腕で、壮大な合唱作品が持つ魅力を見事に引き出しています。
オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱」団、マーク・ウィリアムズ(指揮)/The Choir of Magdalen College, Oxford, Mark Williams
12410002 / CORO / 輸入盤 ご注文へ

ヘンデル:メサイア HWV56 (マルコム・ブルーノによる1741年版) - Handel: Messiah (1741) - (2CD)
 ヘンデル:メサイア HWV56(マルコム・ブルーノによる1741年版)
 [143:31]
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アメリカ南西部の古楽器オーケストラ、「ダラス・バッハ協会」がOnyxから登場。1995年から芸術監督を務めるジェームズ・リッチマンは、バーンスタイン以来、初めてハーバード大学、ジュリアード音楽院、カーティス音楽院を卒業した音楽家で、チェンバロ奏者、フォルテピアノ奏者としても活躍。音楽分野への貢献が認められ、1995年にフランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを授与しています。ヘンデルが『メサイア』を作曲したのは、1741年8月から9月にかけての3、4週間という驚異的なスピードでした。この作品は、たちまち大成功を収め、ヘンデルの最も有名な作品となり、バロック音楽の中でも最も愛されている作品のひとつとなっています。ヘンデルは、1759年に74歳で亡くなるまで、しばしば特定の会場や手持ちのオーケストラや合唱団に合うように作品を改訂し続け、ダブリン初演版、ロンドン初演版、捨て子養育院版など、多くの版を残しました。本アルバムでは、イギリスの音楽学者、マルコム・ブルーノが1741年の初期稿を8年もの歳月をかけて細部まで研究し、再構築した新たな初期版を収録しています。
ダラス・バッハ協会合唱団&管弦楽団、ジェームズ・リッチマン(指揮)、カラ・リビー(ソプラノ)、ディアンナ・グラボフスキ(メゾ・ソプラノ)、ダン・コークウェル(テノール)、デイヴィッド・グローガン(バス)/Dallas Bach Society Chorus & Orchestra, James Richman
12409013 / Onyx / 輸入盤 ご注文へ

ワルター・アーレン:雅歌/亡命詩人 - Walter Arlen: The Songs of Songs -
ワルター・アーレン:
 雅歌
 亡命詩人
 ※録音:2022年2月17日-20日、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス) [52:21]
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ワルター・アーレンはオーストリア出身のユダヤ人作曲家で、1939年にナチスの迫害から逃れアメリカに亡命。レオ・サワビーとロイ・ハリスに作曲を学んだ後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の大学院の作曲クラスに入学し、そこで他のオーストリアやドイツの亡命者たちと親交を深めました。その後、ロサンゼルス・タイムズ紙の音楽評論家として働く傍ら、ロヨラ・メリーマウント大学に音楽学部を設立し、ストラヴィンスキー、ミヨー、ヴィラ=ロボス、チャベスなどの作曲家と親交を深めました。評論家として活動している間は、作曲活動を休止していましたが、1980年代にジャーナリストを引退してから作曲活動を再開。主に声楽とピアノのための作品を残したアーレンの作品の多くは、オーストリアからの脱出、強制収容所での家族の死、家族の何人かの自殺など、ホロコースト中の体験に対する感情を表現しており、2008年に作品が初めて公に演奏されたことで、晩年になって作曲家として評価を得ています。本アルバムでは、1953年に当初は112の楽器のために作曲され、後にアーレン監修の下、エスケンデル・ベクマンベトフによって38の楽器のために再構築された 《雅歌(The Song of Songs)》 と、チェスワフ・ミウォシュの5つの詩に基づき作曲され、指揮者のケネス・ウッズが加筆した 《亡命詩人(The Poet in Exile》 がカップリングされています。
アンナ・ハントリー(メゾ・ソプラノ)、グウィリム・ボウエン(テノール)、トーマス・モール(バリトン)、ケネス・ウッズ(指揮)、イギリス交響楽団、BBCウェールズ女声合唱団/Anna Huntley, Gwilym Bowen, Thomas Mole, English Symphony Orchestra, Kenneth Woods
12410004 / SIGNUM CLASSICS / 輸入盤 ご注文へ
 
 

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