1-6. ヨハン・クーナウ(1660-1722):Frohlocket, ihr Volker, und jauchzet, ihr Heiden 7. ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621): Der Morgenstern ist aufgedrungen 8. ミヒャエル・プレトリウス:Wie schon leuchtet der Morgenstern 9. ヨハネス・エッカールト(1553-1611):Ubers Gebirg Maria geht 10. ミヒャエル・プレトリウス:Resonet in laudibus 11. ヨハネス・エッカールト:Ubers Gebirg Maria geht 12-19. ヨハン・クーナウ:Uns ist ein Kind geboren 20. ミヒャエル・プレトリウス:Es ist ein Ros entsprungen
※録音:2023年12月17日、カールスルーエ・キリスト教会(ドイツ/トラック:1,2,6-9, 11, 20/ライヴ)、2024年7月23日、カールスルーエ・キリスト教会(ドイツ/トラック:3-5, 10, 12-19) [55:34] ---------- ドイツ・バロック期にライプツィヒで作曲家として、また、大バッハの前任者としてライプツィヒ聖トーマス教会のトーマスカントルを務めたヨハン・クーナウ。彼の作品は、近年になってようやく再発見され、その真の偉大さは未だ十分には認識されていません。しかし、同時代の人々から非常に尊敬されており、音楽家としてだけではなく、博士号を持ち、弁護士として働き、風刺小説を書いた博学者でもありました。彼の音楽作品は膨大だったに違いありませんが、その多くは失われています。本アルバムの冒頭を飾る 《Frohlocket, ihr Volker, und jauchzet, ihr Heiden》 は、その楽器編成と25分以上という長さで、有名な後継者の偉大なカンタータを凌駕しており、彼の作品の質の高さは、2曲目のカンタータ 《Uns ist ein Kind geboren》 でも明らかと言えるでしょう。管楽器・弦楽器を伴う壮麗なこのクリスマス・カンタータに、ペーター・ゴートナーは、ミヒャエル・プレトリウスとヨハネス・エッカールトの有名な作品を加え、クリスマスにぴったりのアルバムに仕上げました。
カールスルーエ・キリスト教会室内合唱団、ペーター・ゴートナー(指揮)、クリストフ・ヘッセ(指揮)、ラルパ・フェスタンテ、イェシカ・ヤンス(ソプラノ)、フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)、ダヴィッド・エルラー(カウンターテナー)、ダニエル・シュライバー(テノール)、フロリアン・ハルトマン(バス)/Kammerchor der Christuskirche Karlsruhe, L’arpa festante, Peter Gortner
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