1-4. アドベント 5-10. クリスマス 11-17. エピファニー 18-26. キャンドルマス
※録音:2023年12月11日-12日、マートン・カレッジ礼拝堂(オックスフォード) [73:43] ---------- 英国合唱界の2人の名匠ベンジャミン・ニコラスとピーター・フィリップスの指導の下、瞬く間にオックスフォード大学の混声合唱団の代表的存在の1つとなったマートン・カレッジ合唱団。Delphianからリリースした様々なアルバムは夥しい数の5つ星の批評を得るとともに、数多くのグラモフォン「エディターズ・チョイス」を獲得。ガブリエル・ジャクソンの 《われらが主イエス・キリストの受難》(DCD34222)で、BBCミュージック・マガジン賞の「合唱賞」を受賞し、イアン・ヴェナブルズの 《レクイエム》 とハウエルズの管弦楽伴奏付きモテットを収録したアンセム集(DCD34252)は、MusicWeb Internationalの年間最優秀レコーディングのひとつにノミネートされています。《 クリスマス・ストーリー》 は、マートン・カレッジの牧師であるサイモン・ジョーンズがリブレットを作成。アドベント(降臨節)からキャンドルマス(聖燭祭)までの期間を舞台に、聖書の物語と典礼文、大学のメンバーが特別に依頼した4つの詩が織り交ぜられています。この新たな詩は、合唱団が誇る少女聖歌隊に委ねられ、作品の主要部分は、合唱団と、フルート、パーカッション、弦楽器、サックス、3本のトロンボーンのアンサンブルによって演奏されます。このトロンボーン3本が織り成すハーモニーは、ジャクソンが 《クリスマス・ストーリー》 を作曲する際に念頭に置いていた、シュッツらによる17世紀の作品の神聖な響きを思い起こさせます。
ベンジャミン・ニコラス(指揮)、オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団、オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団の少女聖歌隊、オックスフォード・コンテンポラリー・シンフォニア、オーウェン・チャン(オルガン)、フランソワ・クルト(オルガン)/Choir of Merton College Oxford, Oxford Contemporary Sinfonia, Benjamin Nicholas conductor
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