スヴェン・S・シュルス(1913-1998): 1. 村の春(ハーラル・H・ロンの詩による) 2-5. トゥーヤ・ラーセンの詩による4つの合唱曲 緑の春 夏の朝 秋の嵐 春分に 6. 五月の夜のいたずら(シモン・シュルスの詩) 7-11. 5つのマドリガル 北極光(スヴェン・S・シュルスの詩) わたしはイヴ(スヴェン・S・シュルスの詩) 幸せ(グレーデ・ヘルトベアの詩) バラに降る雨(スヴェン・S・シュルスの詩) 美しい太陽(スヴェン・S・シュルスの詩) 12. 雄鶏がまた朝を告げる(N・F・S・グロントヴィの詩) 13-14. 2つの夏の歌 サマーハウスの嵐(ハーラル・ヘアデールの詩) 雷雨(トゥーヤ・ラーセンの詩) 15. 新年(アイヴィン・ファルク=ラネの詩) 16. 週末(ウルフ・ホフマンの詩) ---------- オーフス大学合唱団とヨーナス・ラスムセンが、スヴェン・シモン・シュルスのアカペラ合唱作品を5枚のディスクに録音するプロジェクトの第3集。シュルスは20世紀デンマークのもっとも卓越した作曲家のひとりだっただけでなく、30年にわたりデンマーク放送室内合唱団を率いるなど、指揮者としてもデンマークの合唱音楽に大きく貢献しました。教会を囲む白樺が花を咲かせ、夕暮れ時に雨が降り、あたりが青く染まる……ハーラル・H・ロン(1902-1982)の詩による《村の春》。トゥーヤ・ラーセン(1875-1928)の四季を詠う詩に作曲された《4つの合唱曲》、シュルス自身とグレーデ・ヘルトベア(1911-1996)の詩による《5つのマドリガル》。カッコーが鳴き、娘たちがため息をつくと、ナイチンゲールの歌とともに、いたずら好きのパックがやってくる《五月の夜のいたずら》。新しい一日の訪れに感謝するN・F・S・グロントヴィ(1783-1872)の詩をテキストにした《雄鶏がまた朝を告げる》。嵐が彩る《2つの夏の歌》、《新年》と《週末》。デンマークの人たちの日常を映す16曲が歌われます。オーフス大学合唱団は1985年に創設され、現在はヨーナス・ラスムセンが指揮者を務めています。20人から35人のメンバーで構成され、オーフス大学とオーフス王立音楽アカデミー(ユラン音楽院)の音楽的環境の下、アマチュア合唱団として活動を続けています。ヨーナス・ラスムセン(b.1992)は王立ストックホルム音楽大学でフレードリク・マルムベリとマッツ・ニルソンの下で学び、学士号を得て卒業。スティーヴン・レイトンとティム・ブラウンに学んだケンブリッジ大学で優等修士号を取得、オーフス王立音楽アカデミーでカーステン・サイアー=ハンセンとセーアン・K・ハンセンに学び、ソリスト・クラスを修了しました。
オーフス大学合唱団、ヨーナス・ラスムセン(指揮)/Akademisk Kor Arhus, Jonas Rasmussen(cond)
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