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入荷日 2024/9/27
喜びと非対称 - Joy and Asymmetry~Rautavaara &
Aho - (SACD Hybrid)
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-2016):第一の悲歌
(Die erste Elegie)(1993)*
カレヴィ・アホ(1949-):マウラーナー・ルーミーの3つの詩
(Kolme laulua Mawlana Rumin ruhoihin)(2010) ( 混声合唱と打楽器のための)(フィンランド語詩:ヤーコ・ハメーン=アンッティラ)**
家路に (Kotiin!)(ガザル 2345)
あなただけを (Yksin sina)(ガザル 1521)
死ぬ!(Kuolkaa!)(ガザル 636)
ラウタヴァーラ:わたしたちの愛 (Unsere Liebe)(2010)
わたしの愛は (Meine Liebe)
そして、夜に (Dann, in jener Nacht)
手紙 (Der Brief)
ささやき(Flustern)
アホ:喜びと非対称 (Ilo ja epasymmetria)(1996)***
Kuljin nuoralla (あぶない橋を渡ってきた)
Aina olin (わたしが歩んでいるといつも)
Suupielessa naurun hiljainen aihe (かすかな笑いが口元に)
Sateen syksyt (雨降りの秋)
Tuoli seisoi (椅子があったから)
Kirkkaudessa (明るいところから出て)
Seison tuulessa (風の中に立ち)
ラウタヴァーラ:アヴェ・マリア (Ave Maria, gratia plena)(しあわせなかたマリア、恵みあふれるマリア) (1957/2012)(混声合唱のための)
ラウタヴァーラ:人生の書 (Elaman kirja)(1972/2012)(混声合唱のための)†
幼年時代 (Kindheit)
恋する女 (L’Amoureuse)
わが放浪 (Ma boheme)
希望は羽をまとった姿で (Hope Is the Thing with Feathers)
準備はいいか? (Are You Ready?)
貧しき者の死 (La mort des pauvres)
高まりゆく年の中で (Es lacht in dem steigendem Jar)
ぼく自身の歌 (Song of Myself)
※録音:2021年6月4-5日/ヤルヴェンパー教会、2002年2月13-14日/メイラハティ教会(メイラハティ)(喜びと非対称)、2019年8月9日 ヤルヴェンパー教会(ヤルヴェンパー、フィンランド)(人生の書)/制作:セッポ・シーララ、ハンス・キプファー(喜びと非対称)、マリオン・シュヴェーベル(人生の書)/録音エンジニア:エンノ・マエメツ、ハンス・キプファー(喜びと非対称)、マリオン・シュヴェーベル(人生の書)
[68'27]
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SACDハイブリッド盤。ヘルシンキ室内合唱団と芸術監督ニルス・シュヴェケンディーク、カイヤ・サーリアホの70
歳の誕生日を祝うコンサート・シリーズ「カイヤ・サーリアホ 70」に参加。このときのコンサートで歌った作品によるアルバム『Reconnaissance』(BIS
SA-2662)が、2024年「グラミー賞」の最優秀合唱パフォーマンスに選ばれました。『喜びと非対称』をタイトルにした新しいアルバムでは、ラウタヴァーラとカレヴィ・アホという、師弟関係にあるふたりの多様なスタイルの作品によるプログラムが組まれています。ラウタヴァーラの《第一の悲歌》は、ヨーロッパ合唱協会の「ヨーロッパ・カンタート・フェスティヴァル」の委嘱で作曲され、合唱団の低声部の深い響きが試されるなど、高度の技巧の求められる作品です。ライナー・マリア・リルケの連作詩『ドゥイノの悲歌』の最初の詩がテクストに使われています。《わたしたちの愛》は、ラッシ・ヌンミ(1928-2012)の詩によるイングリット・シェルバッハ=コプラ(1935-)のドイツ語詩をテクストにした女声4
部の曲集《Wenn sich die Welt auftut(世界が降伏するとき)》(1996)から第1曲を除く4曲を混声合唱曲に編曲した作品です。《アヴェ・マリア》(しあわせなかたマリア、恵みあふれるマリア)は、ラウタヴァーラの1950年代を代表する合唱曲のひとつ、1957年の十二音技法による美しい男声合唱曲の混声合唱版です。《人生の書》は、1972年に作曲したヘルシンキ大学男声合唱団のための作品による曲集です。オリジナルの曲集からリルケ、ポール・エリュアール、アルチュール・ランボー、エミリ・ディキンソン、ジェームズ・ブロートン、ウォルト・ホイットマンの詩による6
曲を選び、1978年の男声合唱曲《4つのセレナード》のシャルル・ボードレールとシュテファン・ゲオルゲの詩に作曲した2曲を追加。混声合唱用に編曲されました。カレヴィ・アホの《マウラーナー・ルーミーの3つの詩》は、ペルシャの神秘主義詩人マウラーナー・ルーミー(ジャラール・アル=ディン・ルーミー)(1207-1273)の抒情詩(ガザル)をヤーコ・ハメーン=アンッティラ(1963-2023)がフィンランド語に訳した詩に作曲。1996年の《喜びと非対称》は、フィンランド放送協会の委嘱で作曲された作品です。カレヴィ・アホの好む「同時代フィンランド文学」のレパートリーから、第二次世界大戦後のフィンランド・モダニズムの中心的詩人のひとり、ミルッカ・レコラ(1931-2014)の同名詩集から7つの詩を採り、音楽と緊密に関連づけて作曲されました。
ヘルシンキ室内合唱団、ニルス・シュヴェケンディーク(指揮)、リンネア・スンフェール・キャサリ(ソプラノ)*/**、トーヴェ・ユープシェーバカ(ソプラノ)*、エイラ・カールソン(アルト)*、ペッテリ・キッポ(打楽器)**、メリ・メッツォマキ(ソプラノ)***、マッツ・リルハンヌス(テノール)†、マルッティ・アンッティラ(テノール)†、シルック・リンタマキ(ソプラノ)†/Helsinki
Chamber Choir& Nils Schweckendiek(conductor)
12407012 / BIS / 輸入盤 ご注文へ
VISION. BACH ファースト・カンタータ・イヤーVol.3 -
ライプツィヒ時代の教会カンタータ第3集 [三位一体節後第9日曜日からライプツィヒ市参事会員交代式まで]
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Vision. Bach Vol.3 The first Cantata Year - (2CD)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:
[CD1] 76:45
カンタータ第105番『主よ、裁かないでください』BWV105
カンタータ第46番『さあ目を留めよ、見るがいい』BWV46
カンタータ第179番『心せよ、神を畏れることが』BWV179
カンタータ第199番(第3稿)『私の心は血の中を泳ぐ』BWV199.3
[CD2] 75:07
カンタータ第69番(初稿)『わが魂よ、主を讃え』BWV69.1
カンタータ第77番『お前の主である神を愛しなさい」BWV77
カンタータ第25番『私の体の健康は失われ』BWV25
カンタータ第119番『主をほめよ、エルサレム』BWV119
※録音:2023年7月20-22日ルートヴィヒスブルク、ルートヴィヒスブルク城教会(BWV105,
46)/2023年8月1-2日ハイルスブロン・ミュンスター(BWV179, 199.3)/2023年9月9&10日ヘレンベルク、シュティフト教会(BWV69.1,
77)/2023年9月16-18日ヘレンベルク、シュティフト教会(BWV25, 119)
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バッハ、ライプツィヒ時代(1723-1724年)のカンタータ演奏から300年後にあたる2023年より年代順に演奏する、シュトゥットガルト国際バッハアカデミー主催の大企画!全23回のコンサート・シリーズはシュトゥットガルトとその近郊で演奏会を開催し、そのコンサートに連動し録音していくのが当シリーズです。シリーズはすべて2枚組で、全10巻が予定されています。当シリーズは、クリスティーネ・ブランケン、クリストフ・ヴォルフ、ペーター・ヴォルニー
というバッハ研究の泰斗たちによって改定・編集され、2022年に出版された『Bach-Werke-Verzeichnis(BWV3)/バッハ作品目録
第3版』に基づく最新研究が活用されている点でも注目を集めています。第3集は1723年7月25日(BWV105)から1723年8月30日(BWV119)にかけて演奏されたカンタータを演奏日順に収録。ライプツィヒ時代のバッハのカンタータの作曲と演奏の軌跡をたどりながら聴くことができる画期的な内容です。なお、BWV199
は第3稿、BWV69 は初稿と、ライプツィヒ時代に演奏された稿を使用しています。演奏の質の高さは、既発の第1集、第2集で証明済み。今回も、声楽各パートはソリストを含む3人から4人という編成で、オーケストラもラーデマンの信頼厚い平崎真弓をはじめ、クリスティーネ・ブッシュ、ヨナス・チェンダーラインといった名手がコンサートマスターを務める万全な態勢です。コラールの隅々に至るまで力が注がれた高い統率力を誇る合唱に加え、フォイアージンガー、ヨハンセン、クリスティアンソン、グラール、ハーヴェイといったバッハ歌唱で高く評価される豪華なソリストたちのすばらしい歌唱にも注目です。バッハ演奏の新しいスタンダードとなること必至の、ラーデマンとゲヒンガー・カントライの演奏をお聴き逃しなく!)
ゲヒンガー・カントライ、ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)
独唱:ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ BWV105,
179, 199.3, 69.1, 77)、イザベル・シッケタンツ(ソプラノ BWV25, 119)、エルフィラ・ビル(アルト BWV105,
46)、マリエ・ヘンリエッテ・ラインホルト(アルト BWV69.1, 77, 119)、ベネディクト・クリスティアンソン(テノール
BWV105, 46)、ダニエル・ヨハンセン(テノール BWV179, 69.1, 77)、パトリック・グラール(テノール BWV25,
119)、マティアス・ヴィンクラー(バス BWV105, 46, 25, 119)、ピーター・ハーヴェイ(バス
BWV179)、トビアス・ベルント(バス BWV69.1, 77)/Gachinger Cantorey,
Hans-Christoph Rademann(conductor)
12408001 / Hanssler / 輸入盤 ご注文へ
VISION. BACH ファースト・カンタータ・イヤーVol.4 -
ライプツィヒ時代の教会カンタータ第4集 [三位一体節後第5日曜日から三位一体節後第23日曜日まで]
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Vision. Bach Vol.4 The first Cantata Year - (2CD)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:
[CD1] 49:22
カンタータ第138番『なぜ憂うるのか、私の心よ』BWV138
カンタータ第95番『キリストは私の命』BWV95
カンタータ第48番『私はみじめな人間』BWV48
[CD2] 64:01
カンタータ第162番(第2稿)『ああ!私は見る、婚礼に行こうとする今』BWV162.2
カンタータ第109番『信じます、尊い主よ、この不信仰者を助けてください』BWV109
カンタータ第89番『ああお前をどうすべきだろうか、エフライムよ』BWV89
カンタータ第163番『どの人にも、それぞれのものを』BWV163
※録音:2023年10月7&8日シュトゥットガルト、記念協会(BWV138,
95, 48)/2023年10月14&15日テュービンゲン、シュティフト教会(BWV162, 109,
89)/2023年11月18&19日シュトゥットガルト、キリスト教会(BWV163)
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バッハ、ライプツィヒ時代(1723-1724年)のカンタータ演奏から300年後にあたる2023年より年代順に演奏する、シュトゥットガルト国際バッハアカデミー主催の大企画!全23回のコンサート・シリーズはシュトゥットガルトとその近郊で演奏会を開催し、そのコンサートに連動し録音していくのが当シリーズです。シリーズはすべて2枚組で、全10巻が予定されています。当シリーズは、クリスティーネ・ブランケン、クリストフ・ヴォルフ、ペーター・ヴォルニー
というバッハ研究の泰斗たちによって改定・編集され、2022年に出版された『Bach-Werke-Verzeichnis(BWV3)/バッハ作品目録
第3版』に基づく最新研究が活用されている点でも注目を集めています。第4集は1723年9月5日(BWV138)から1723年10月31日(BWV163)にかけて演奏されたカンタータを演奏日順に収録。ライプツィヒ時代のバッハのカンタータの作曲と演奏の軌跡をたどりながら聴くことができる画期的な内容です。なお、BWV162
はライプツィヒ時代に演奏された稿(第2稿)を使用しています。演奏の質の高さは、既発の第1集、第2集で証明済み。今回も、声楽各パートはソリストを含む3人から4人という編成で、オーケストラもラーデマンの信頼厚い平崎真弓をはじめ、クリスティーネ・ブッシュ、ヨナス・チェンダーラインといった名手がコンサートマスターを務める万全な態勢です。コラールの隅々に至るまで力が注がれた高い統率力を誇る合唱に加え、フォイアージンガー、ヨハンセン、クリスティアンソン、グラール、ハーヴェイといったバッハ歌唱で高く評価される豪華なソリストたちのすばらしい歌唱にも注目です。バッハ演奏の新しいスタンダードとなること必至の、ラーデマンとゲヒンガー・カントライの演奏をお聴き逃しなく!
ゲヒンガー・カントライ、ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)
独唱:イザベル・シッケタンツ(ソプラノ BWV138, 95)、カタリナ・ベルトゥッチ(ソプラノ BWV162.2,
89)、ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ BWV163)、マリエ・ヘンリエッテ・ラインホルト(アルト BWV138,
48, 162.2, 109, 89)、アレックス・ポッター(アルト BWV163)、ダニエル・ヨハンセン(テノール BWV138,
95, 48)、パトリック・グラール(テノール BWV162.2, 109)、ベネディクト・クリスティアンソン(テノール BWV163)、ピーター・ハーヴェイ(バス BWV138,
95)、トビアス・ベルント(バス BWV162.2, 89, 163)/Gachinger Cantorey,
Hans-Christoph Rademann(conductor)
12408002 / Hanssler / 輸入盤 ご注文へ
入荷日 2024/9/20
フォーレ:レクイエム Op. 48 (1900年版)/グノー:クローヴィスのミサ
- FAURE, G.: Requiem, Op. 48 (1900 version) / GOUNOD, C.-F.: Messe dite
de Clovis -
ガブリエル・フォーレ - Gabriel Faure (1845-1924):
1-7. レクイエム Op. 48 (1900年版)
Introit - Kyrie (Chorus)
Offertory (Baritone, Chorus)
Sanctus (Chorus)
Pie Jesu (Soprano)
Agnus Dei (Chorus)
Libera me (Baritone, Chorus)
In paradisum (Soprano, Chorus)
シャルル=フランソワ・グノー - Charles-Francois Gounod
(1818-1893):
8-13. クローヴィスのミサ
Kyrie
Gloria
Credo
Sanctus
Benedictu
Agnus Dei
ルイ・オーベール - Louis Aubert (1877-1968):
14. おお、救いのいけにえ
アンドレ・カプレ - Andre Caplet (1878-1925):
15. アダージョ
※録音: 2022, Chapelle de Confl ans, Charenton-le
Pont, France [59:08]
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[ニケがフォーレのレクイエムを再録音、カップリングはグノーほかの秘曲]エルヴェ・ニケとその手兵ル・コンセール・スピリチュエルによるフォーレのレクイエムが登場。ニケは2014年にもフランダース放送合唱団と共にフォーレを録音しているので、約8年をあけての再録音ということになります。前回同様今回も1893年版を元に、ファゴット、トランペット、トロンボーンとティンパニを省くという処置を取りました。演奏は作品の美しさをたっぷりと歌い上げるとともに、ニケらしい筋肉質の表現も随所に聴かれ、なかでも「サンクトゥス」の力強さは特徴的。「レクイエム」の定番の新たな魅力を引き出しています。カップリングにはグノーが1891年に着手し、その歿後1896年に出版された混声合唱とオルガンのためのミサ曲を収録。1871年の普仏戦争敗北後のフランスで守護的な象徴として注目されていた、メロヴィング朝フランク王国の初代国王クローヴィス1世(466頃-511)の洗礼1400年記念を意識して書かれたものとされ、「クローヴィスのミサ」の名が付けられています。グレゴリオ聖歌を元にし、パレストリーナなどルネサンスの手法を参考にしつつ、グノーらしいユニークさも兼ね備えた作品です。これら2曲の後奏として収められているのは、ルイ・オベールによるソプラノ独唱、ヴァイオリン独奏、合唱とオルガンによる宗教的な小品と、アンドレ・カプレが宗教的儀式のために書いたヴァイオリンとオルガンのための一種の瞑想曲。なかでもルイ・オベールは1888年に行われたフォーレのレクイエム初版の初演時に、ボーイ・ソプラノとして「ピエ・イエズ」を歌った縁があります(さらに後年にはピアニストとして、ラヴェルの「高貴で感傷的なワルツ」の初演も行っている才人)。ヴァイオリンのソロはル・コンセール・スピリチュエルのコンサートマスターを務めるほか、ソリストとして世界中で活躍するシュシャーヌ・シラノシアンが担当、技術と表現の両面で冴えわたった演奏を聴かせています。
ル・コンセール・スピリチュエル、エルヴェ・ニケ (指揮)/Concert
Spirituel Ensemble, Niquet
12408019 / ALPHA / 輸入盤 ご注文へ
プーランク:人間の顔 - POULENC, F.: Figure humaine
(Clear Voices in the Dark) -
1. ヘンリー・タッカー - Henry Tucker (1826-1882):
ホエン・ディス・クルーエル・ウォー・イズ・オーヴァー「ウィーピング、サッド・アンド・ロンリー」(編曲:M.
ガード)
2. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第1曲 世のあらゆる春のうち
3. 伝承 - Traditional:
ジョニーは戦場へ行った(R. ジェファーズによる合唱編)
4. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第2曲 歌いながら修道女たちは突き進む
5. フレッド・バックリー - Fred Buckley:
ブレイク・イット・ジェントリー・トゥ・マイ・マザー(M.
ガードによる合唱編)
6. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第3曲 獄中に埋められた死者の沈黙のように
7. 伝承 - Traditional:
あのジョニーはもういない(A. パーカーによる合唱編)
8. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第4曲 お前、私の耐えるもの
9. ウィリアム・オスカー・パーキンス - William Oscar Perkins:
兵士の記念日(編曲:M. ガード)
10. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第6曲 昼に慄き、夜に怖れる
Figure humaine, FP 120: No. 6. Le jour m'etonne et
la nuit me fait peur …
11. 伝承 - Traditional:
ワーキン・フォー・ザ・ドーン・オブ・ピース(編曲:R.
ジェファーズ)
12. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第5曲 空と星を笑いながら
13. ウィリアム・ヘンリー・モンク - William Henry Monk
(1823-1889):
日暮れて四方は暗く(編曲:M. ガード)
14. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第7曲 赤い空の下の脅威
15. ジュリア・ウォード・ハウ - Julia Ward Howe (1819-1910):
リパブリック讃歌(編曲:M. ガード)
16. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第8曲 自由
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1943年、第二次世界大戦下の混乱した世界情勢の中で作曲されたプーランクのカンタータ「人間の顔」は、演奏には高い技術を求められることで知られています。アメリカの精鋭たちが集う声楽アンサンブル「スカイラーク」が歌うこのアルバムでは、指揮者マシュー・ガードの発案で、占領下フランスの人々の苦悩を映し出したポール・エリュアールの詩を用いたこの「人間の顔」に、南北戦争(1861-1865)時代の歌を組み合わせるという斬新な試みが行われています。ガードは南北戦争にまつわる様々な合唱作品を探し出し、適切な編曲が見当たらなかった場合は自身で編曲を行い収録。戦争の時代を耐え抜く人間の力強い精神へと捧げています。
スカイラーク声楽アンサンブル、マシュー・ガード (指揮)/Skylark
Vocal Ensemble, Guard
12407014 / Dorian Sono Luminus / 輸入盤 ご注文へ
バークリー:子守歌/沈黙を話す/マグノリアの木 -
BERKELEY, M.: Cradle Song / Speaking Silence / The Magnolia Tree (Collaborations)
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マイケル・バークリー - Michael Berkeley (1948-):
1-8. 俳句1 「鳥たち」
I. Blackbird in Birdbath
II. Red Kite
III. Starlings
IV. French Partridge
V. Goldfinches
VI. Blue Tits
VII. Crows, Rooks and Ravens
VIII. Barn Owl
9. 友人を亡くしたときのメモ
10-15. 俳句2 「虫たち」
I. The Fly
II. The Moth
III. The Bee
IV. The Spider
V. The Ladybird
VI. The Maybug
16-21. 沈黙を話す
No. 1. Blow, Northern Wynd
No. 2. Echo
No. 3. And is it Night?
No. 4. The Ragged Wood
No. 5. Pere du Doux Repos
No. 6. Blow, Northern Wynd
22. マグノリアの木
23. バビロン川の上で
24. リリースド・バイ・ラヴ
25. 子守歌
26. 聴いて、聴いて、おお我が子よ
27. ゼロ・アワー
28. マグナ・カルタ・テ・デウム
[73:12]
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1948年生まれの作曲家マイケル・バークリーの作品集。レノックス・バークリーの長男として生まれたマイケルは、英国王立音楽院でピアノと歌を学ぶかたわら、ロック・バンド「Seeds
of Discord」で演奏、多彩な才能を発揮しました。彼が作曲活動に本格的に取り組んだのはリチャード・ロドニー・ベネットに師事した20代後半から。やがて1979年には、スコットランド室内管弦楽団のアソシエイト・コンポーザーに就任するなど注目を浴びるようになります。以降、数多くの作品を発表してきたバークリー、このアルバムでは彼の数多くの友人たちとのコラボレーションから生まれた作品を集めています。俳句からインスパイアされた2つの曲集では、ピアノのクレア・ハモンドとチェンバロのマハン・エスファハニが演奏。親しい友人を亡くした悲しみから生まれた無伴奏ヴァイオリンのための作品や、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアとペット・ショップ・ボーイズのニール・テナントをフィーチャーした「ゼロ・アワー」まで、マイケルの長年の作曲活動から生まれた魅力的な作品が楽しめます。
アリス・クート (メゾ・ソプラノ)、ベンジャミン・デュラント
(テノール)、BBCシンガーズ(23-26,28)、ジュリアス・ドレイク (ピアノ)、マハン・エスファハニ
(チェンバロ)、クレア・ハモンド (ピアノ)/Coote, Durrant, BBC Singers, J.
Drake, Esfahani, C. Hammond
12406018 / Orchid Classics / 輸入盤 ご注文へ
入荷日 2024/9/13
ブルックナー:ミサ曲第3番 - BRUCKNER, A.: Mass
No. 3 -
アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896) :
1-6. ミサ曲第3番 ヘ短調 WAB 28
Kyrie
Gloria
Credo
Sanctus
Benedictus
Agnus Dei
※録音: 21-25 January 2019, Herkulessaal der Residenz,
Munchen, Germany [58:47]
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ヤンソンスが亡くなる10カ月前のライヴ録音。ブルックナーが創作の軸足を教会音楽から交響曲へと移し始めた時期の作品で、厚みのある管弦楽は随所で交響曲を先取りしているかのように響き、合唱と相俟って音響的にも音楽表現的にも極めてダイナミックな世界を築き上げています。大規模な編成の作品を隅々まで研究し、圧倒的な求心力と統率力を見せていたヤンソンスだけに、ここでの演奏は衰えなど感じさせない見事なもの。とりわけCredoでの畳みかけるようなフーガの処理や、悠然と歌われるBenedictusの美しさはヤンソンスらしい表現と言えるでしょう。※『マリス・ヤンソンス・エディション』BOX
… 900200からの分売
サリー・マシューズ (ソプラノ)、カレン・カーギル (メゾ・ソプラノ)、イルケル・アルジャユレク
(テノール)、スタニスラフ・トロフィモフ (バス)、バイエルン放送合唱団、バイエルン放送交響楽団、マリス・ヤンソンス
(指揮)/S. Matthews, K. Cargill, Arcayurek, Trofimov, Bavarian Radio Chorus
and Symphony, M. Jansons (con)
12406011 / BR KLASSIK / 輸入盤 ご注文へ
バイロイトの第九 [モノラル&疑似ステレオ] - Beethoven:
Symphony No.9 in D minor, Op.125 "Choral" - (2CD) <限定生産>
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲 第9番
ニ短調 作品125「合唱」
※録音:1951年7月29日/フェストシュピールハウス、バイロイト/国内製作/日本語帯・解説付
※使用音源: [Disc1]HMV (U.K.) ALP 1286/7/[Disc2]EMI
(Japan) AXA 3044 B (4トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
※録音方式: [Disc1]モノラル/[Disc2]ステレオ(疑似ステレオ)
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<制作者より>
フルトヴェングラー没後70年記念、酔狂企画の第2弾は、不滅の名演であるバイロイトの第9を2種類の復刻で収録しました。Disc1は英HMV
の初出LP、ALP1286/87 からの復刻です。同種のものはGS-2009(2006 年)に発売しましたが、今回は未使用と思われる極上の状態の盤を手に入れ、そこから新規に復刻しました。このALP
盤はフルトヴェングラーが亡くなった翌年に発売されたためか、フルトヴェングラーの残り香が感じられるような、独特の音がします。Disc2は今でも人気のある疑似ステレオ版です。本物のステレオではないとわかっていても、つい引き込まれてしまう魅力があります。こちらは4トラック、19センチのオープンリール・テープより復刻しており、GS-2084(2012年/廃盤)の原盤と同一です。2枚組1枚価格での提供ですので、初回限定プレスになります。
なお、Disc1 は極上の状態のLPとはいえ、プチパチ・ノイズはゼロではありません。また、Disc2は疑似ステレオ化に際して混入したと思われる機械音のようなノイズが含まれます。ご了承下さい。(平林直哉)
エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ)、エリザベート・ヘンゲン(アルト)、ハンス・ホップ(テノール)、オットー・エーデルマン(バス)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、バイロイト祝祭管弦楽団・同合唱団/WILHELM
FURTWANGLER, Bayreuth Festival Orchestra & Chorus
12407002 / Grand Slam / 輸入盤 ご注文へ
ラングレー/セヴラック/フランク:フランスの合唱作品集
- Choral Music (French) - LANGLAIS, J. / SEVERAC, D. de / FRANCK, C. (The
French Album) -
ジャン・ラングレー - Jean Langlais (1907-1991):
1-5. 荘厳ミサ曲
Kyrie
Gloria
Sanctus
Benedictus
Agnus Dei
デオダ・ド・セヴラック - Deodat de Severac (1872-1921):
6. 大いなる秘跡(タントゥム・エルゴ)
セザール・フランク - Cesar Franck (1822-1890):
7. 3声のミサ曲 Op. 12, M. 61 - 天使のパン(パニス・アンジェリクス)(オワイン・パークによるテノール、合唱と室内アンサンブル編)
シャルル=フランソワ・グノー - Charles-Francois Gounod
(1818-1893):
8. アヴェ・ヴェルム
ジャン・ラングレー - Jean Langlais (1907-1991):
9. アヴェ・マリア
10. ピエ・イエズ
マルセル・デュプレ - Marcel Dupre (1886-1971):
11-14. 4つのモテット Op. 9
No. 1. O Salutaris Hostia
No. 2. Ave Maria
No. 3. Tantum Ergo Sacramentum
No. 4. Laudate Dominum Omnes Gentes
ガブリエル・フォーレ - Gabriel Faure (1845-1924):
15. 大いなる秘跡(タントゥム・エルゴ) Op. 55
16. パヴァーヌ Op. 50 (オワイン・パークによるテノール、合唱と室内アンサンブル編)
ジャン・ラングレー - Jean Langlais (1907-1991):
17. 聖母マリアへ
18. おお、救いのいけにえよ
19. 祭り Op. 51
ガブリエル・フォーレ - Gabriel Faure (1845-1924):
20. ラシーヌ賛歌 Op. 11
セザール・フランク - Cesar Franck (1822-1890):
21. 詩篇第150篇
[81:46]
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「現代英国合唱音楽の頼れるチャンピオンとして急速に成長中」とGramophone誌で絶賛されるロンドン・コーラル・シンフォニア。このアルバムではマイケル・ウォルドロンの指揮によって、フランスの合唱作品を披露します。選曲の中心となるのは、あまり耳にすることのないジャン・ラングレーのさまざまな作品。オルガン曲で知られるラングレーですが、宗教音楽にも素晴らしいものが多く、オルガンの半音階的和声を駆使しながらも、敬虔さを失うことのない「荘厳ミサ曲」をはじめ、世界初録音となるソプラノ独唱の美しい「2つの歌」を含む興味深い作品が並びます。他にはセヴラックやデュプレの合唱曲や、フォーレの「ラシーヌの雅歌」、フランクの「天使の糧」などの有名曲も歌われています。
ロンドン・コーラル・シンフォニア合唱団、ジェイムズ・オーフォード
(オルガン)、マイケル・ウォルドロン (指揮)/London Choral Sinfonia, Orford,
Waldron (con)
12406017 / Orchid Classics / 輸入盤 ご注文へ
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