アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896) : 1-6. ミサ曲第3番 ヘ短調 WAB 28 Kyrie Gloria Credo Sanctus Benedictus Agnus Dei
※録音: 21-25 January 2019, Herkulessaal der Residenz, Munchen, Germany [58:47] ---------- ヤンソンスが亡くなる10カ月前のライヴ録音。ブルックナーが創作の軸足を教会音楽から交響曲へと移し始めた時期の作品で、厚みのある管弦楽は随所で交響曲を先取りしているかのように響き、合唱と相俟って音響的にも音楽表現的にも極めてダイナミックな世界を築き上げています。大規模な編成の作品を隅々まで研究し、圧倒的な求心力と統率力を見せていたヤンソンスだけに、ここでの演奏は衰えなど感じさせない見事なもの。とりわけCredoでの畳みかけるようなフーガの処理や、悠然と歌われるBenedictusの美しさはヤンソンスらしい表現と言えるでしょう。※『マリス・ヤンソンス・エディション』BOX … 900200からの分売
サリー・マシューズ (ソプラノ)、カレン・カーギル (メゾ・ソプラノ)、イルケル・アルジャユレク (テノール)、スタニスラフ・トロフィモフ (バス)、バイエルン放送合唱団、バイエルン放送交響楽団、マリス・ヤンソンス (指揮)/S. Matthews, K. Cargill, Arcayurek, Trofimov, Bavarian Radio Chorus and Symphony, M. Jansons (con)
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