1 ばあやのお話(ca.2'50"") 2 お菓子(ca.2'30"") 3 二つの草(ca.1'50"") 4 ゆびきり(ca.2'50"") 5 ながい夢(ca.3'10"") 6 さよなら(ca.2'30"") ---------- 新進気鋭の作曲家、藤嶋美穂による無伴奏混声合唱曲集。2024年7月14日(大阪市立阿倍野区民センター 大ホール)Joint Concert 2024 −心残り− の合同ステージ(演奏:G.U.Choir、京大合唱団、女声合唱団つやつやごはん/指揮:山口雄人)にて委嘱初演された。大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した、日本を代表する童謡詩人である、金子みすゞの5篇の詩に付曲されたア・カペラ小品集で、一つのテーマを持った短編集のような作品。過去の後悔から滲む「かなしみ」や「さびしさ」に対して、小さな祈りを込めて「こんどこそ」と前を向き歌う。各曲2〜3分、シンプルな4声部で書かれており、アンサンブルコンテストなど、様々な場所で世代や人数を問わずに気軽に取り組める。5曲の曲集に加え、同演奏会のアンコールで初演された〈さよなら〉も収録。「きょうの私に さよならしましょ。」という印象的な言葉とともに日常の尊さが歌われる。 [難易度]初級-中級 [対象]中学生・高校生・大学生・一般合唱団
藤嶋美穂
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