1.つたえたいことがあります(2’20”) 2.自由(1’50”) 3.脱皮(2’00”) 4.勇気の理由(1’25”) 5.まなざし(1’00”) 6.ひとりで立つ(0’30”) 7.見えてくる(0’50”) 8.与えることと受けとること (1’10”) 9.私という存在(2’10”) ---------- 明治薬科大学合唱団委嘱作品(2024年3月「樹の会」により全曲初演)。 「いのち」をテーマに、自分や他者の「いのち」を見つめて生きようとするものたちを応援する芯の強い作品。全9曲。 <まえがき> 「いのち」をテーマとした、堤 江実さんのやさしく力強い言葉と出会ってできた曲集《いのちの海》の混声三部版です。もとの版は2019年に合唱指揮者片山みゆきさんの依頼で作曲し、女声二部の曲集として初演、出版されています。この混声版でも、少人数の合唱団や重唱でも歌えるようにしました。 戦争や虐待、そして感染症の流行や自然災害など、いのちの危険がますます身近になっている現代に、少なくとも人の力で解決したり避けたりできることをそのままにはしないで、という主張が、2020年に惜しくも他界された詩人から受け渡されたバトンだと思っています。(寺嶋陸也)
寺嶋陸也
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