久高万寿主(沖縄県北谷町・栄口エイサー)(2’30”) ちょっちょい小(沖縄本島わらべうた)(1’30”) 根間ぬ主(宮古島民謡)(3’15”) ばんがむり(宮古の子守唄)(3’30”) 漲水ぬクイチャー(宮古島民謡)(2’20”)
※読み方 ・久高万寿主=くだかまんじゅうすー ・ちょっちょい小=ちょっちょいぐゎー ・根間ぬ主=にいまぬしゅ ・漲水ぬクイチャー=ぱるみずぃぬくいちゃー ---------- 沖縄の作曲家・瑞慶覧尚子が数多く編曲してきた「沖縄のわらべうた・民謡・エイサー」。 沖縄民謡のエッセンスに、編曲者ならではの技が光る作品集。すべての女声合唱団で活気良く歌いたい編曲である。同時刊の無伴奏女声《みやらびぬうた》と織り交ぜてステージ組むのもオススメで、おかあさんコーラス大会のワンステージにもぜひ。 タイトルは沖縄言葉で「嘉例吉(かりゆし)の歌」。賑やかで元気が湧き出る全5曲。 グレード:初〜中級 <まえがき> どの国にもどこの地域にも、民衆に愛され受け継がれてきた歌があります。民謡。それは特別なものではなく、生活の中に根ざした歌です。労働歌や子守唄であったり、時には困難を乗り越えるために皆で声を合わせる歌であったり。どれも共同体の中で育ち、時代や環境と深いつながりがあることを教えてくれます。歴史も文化もぎっしりと詰まっている貴重な資料! 民謡を知ることは、時代を越えてタイムスリップするようなワクワク感があります。そのような宝物を次の世代に繋げていって欲しいという思いで、編曲をしてきました。そしてこの度、出版の機会に恵まれました。 旋律の律動そのままに、楽しんで歌って頂けたらと思います。 ◆女声合唱とピアノのための沖縄のうた《かりゆしぬうた》 「かりゆし」とは、嘉利吉=めでたい、縁起がいいという意味です。 全体に元気な曲、めでたい曲、力をもらえる曲、という内容の5曲が収録されています。曲によっては手拍子やパーランクー(沖縄の手持ち太鼓)などを加えて歌うのも楽しいと思います。 演奏会やコンクールなど様々なシーンで歌っていただけますと幸いです。 初演にあたりお世話になりました合唱団の皆様に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。(瑞慶覧尚子)
瑞慶覧尚子:編曲
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