1 水仙(ca.3'30"") 2 案山子(ca.3'15"") 3 はるしおん(ca.3'00"") 4 ふくろう(ca.3'30"") 5 いわかがみ(ca.3'15"") ---------- 詩人・児童文学者の野呂昶のあたたかい詩に、彩り豊かな音色で多才な作風を持つ山下?加が描いたやさしい混声合唱組曲。合唱団の創立30周年記念として委嘱され、2023年6月25日(クラギ文化ホール(松阪市民文化会館))やちまた混声合唱団 創立30周年記念第18回定期演奏会(指揮:向井正雄/ピアノ:山本美保/弦楽:やちまたスペシャルアンサンブル(1st ヴァイオリン:二川理嘉/2nd ヴァイオリン:檜垣彩乃/ヴィオラ:小坂ゆかり/チェロ:小縣歩/コントラバス:伊藤玉木))にて委嘱初演された。「優しい気持ちになれる曲」というテーマが合唱団から委嘱時に示され、作曲者により『野呂昶詩集 森のなかで すきとおる』(竹林館)より5篇のテキストが選ばれた。動物・植物・人間、生き物への優しい眼差しを通して、すべてのいのちの輝きや尊さを歌う。組曲全体の難易度は決して高くなく、この時代にこそ、世代を超えて歌われ続けてほしい作品。初演はピアノ+弦楽五重奏の伴奏によるものだったが、全国の合唱団に幅広く歌ってもらえることを願い、ピアノ・リダクション版を刊行する。 [難易度]初級〜中級 [対象]中学生・高校生・大学生・一般合唱団
山下祐加
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