1. いの字いっさいこく(ca.1'40"") 2. 新居の麦打唄(ca.5'00"") 3. 内子の紙漉唄(ca.1'50"") ---------- 2005年に刊行された同タイトルの楽譜の増補新訂版。ステージでより使いやすい楽譜を目指し、新曲が加えられ曲順などを調整した。もとの2曲『いの字いっさいこく』、『新居の麦打唄』は、女声合唱団「歌姫」による委嘱作品。2004年7月25日(砥部町文化会館 ふれあいホール)第37回愛媛県合唱コンクール 大学職場一般部門 Aグループ(指揮:森岡美香)にて初演された。『内子の紙漉唄』は、2023年4月16日(渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)The Ladies' Vocal Artists Antheia 第7回演奏会(指揮:松下耕)にて委嘱初演された。松下耕が大事なテーマの一つとしている「日本固有の音組織を用いた楽曲」のカテゴリーの1曲。愛媛県の3つの民謡を素材に、四国らしい美しさと優しさ、快活さが映し出されている。日本民謡をより気軽に、身近に感じられる作品。それぞれの合唱団の“遊び心”をもって演奏してほしい。演奏会など様々な場面で演奏効果を発揮するだろう。より多くの方に使っていただけるように、歌詞のローマナイズと英訳並びに、民族音楽学者の岩井正浩による楽曲解説を掲載している。 [難易度]中級 [対象]中学生・高校生・大学生・一般合唱団
松下耕
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