1. シャボン玉ホリデー <ザ・ピーナッツ> (0’50”) 2. 白い色は恋人の色 <ベッツィ&クリス> (2’40”) 3. 渚のシンドバッド <ピンク・レディー> (2’30”) 4. 恋人もいないのに <シモンズ> (3’30”) 5. 待つわ <あみん> (4’00”) ---------- 今こそ新鮮な昭和のデュエット作品。そのエッセンスをそのまま女声二部合唱で。いずれ劣らぬ大ヒット曲の中から、動静のバランスを考えた全5曲。 <まえがき> 昭和に流行した「女性デュオ曲」をカワイ出版 編集の川元啓司さんと共に選曲し、原曲のイメージを残しながら気楽にハモれる合唱アレンジで編曲しました。元が「2人での歌唱」ですからら、少人数でも違和感なく楽しめるのではないでしょうか。 〇シャボン玉ホリデー 1961年から放送された同名の音楽バラエティ番組のテーマソングとして、双子のデュオ ザ・ピーナッツが歌唱しました。 ・3連符のリズムを感じながらゆったりと歌いましょう。 ・「ロマンティックな〜」や15小節からの「ホリデー」などはなめらかに。 ・短い曲ですので、何かしら演出をつけてもよいかもしれません。 〇白い色は恋人の色 1969年、アメリカ人女性デュオのベッツィ&クリスによりリリース。ザ・フォーク・クルセダーズのメンバーだった北山修と加藤和彦がそれぞれ作詞と作曲を手がけました。 ・練習番号【A】は、イントロからのピアノ伴奏のアルペジオを感じながら歌いましょう。 ・3コーラスまでありますので、強弱変化などでメリハリをつけてください。 ・原曲からややリズムを簡略しているところもあります。余裕がある時はリズムを原曲のようにして歌っても大丈夫です。 〇渚のシンドバッド 1977年発売、ピンク・レディーの4枚目のシングル。この年のオリコン・シングルチャート1位を獲得しました。 ・冒頭は低い音域から始まります。アクセントをつけつつ弱くなりすぎないように注意しましょう。 ・「セクシー」の部分は原曲のように音を揺らして歌ってもよいです。 〇恋人もいないのに 1971年。大阪のデュオ シモンズのデビュー曲。 ・歌は高めの音から始まります。イントロでしっかりその準備を整えましょう。 ・練習番号【H】からは最後まで息切れしないよう、フォルテをキープできるように。 〇待つわ 1982年。当時現役の女子大生だった岡村孝子と加藤晴子のデュオ、あみんのデビュー曲。 ・前奏部分のコーラスパートはやや難しいかもしれません。負担が大きい場合はピアノ伴奏のみでも大丈夫です。 ・24、29、37小節のような「合いの手」的なところは、メロディーの歌い方から少し音色を変えて歌ってください。(石若雅弥)
石若雅弥:編曲
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