1 むかしことばは(ca.3'50"") 2 くじらになりたい(ca.3'50"") 3 こころのうつわ(ca.6'00""/短縮版ca.4'30""〜5'00"") 4 その木々は緑(ca.3'15"") ---------- 〈たましいのスケジュール〉をはじめとして、これまで多くの魅力的な作品を生み出してきた覚和歌子×横山潤子による混声合唱曲集。2018年刊行の《その木々は緑》の混声版に加え、《青のアルバム》収録の〈くじらになりたい〉の混声版が加わり、1冊の楽譜にまとまった。表題曲〈その木々は緑〉は2015年に出雲市立第三中学校合唱部によって委嘱初演されたオリジナル作品。他の3曲は全国各地の合唱団(長崎大学教育学部附属中学校合唱団/名古屋市立志賀中学校合唱部/合唱団 ぬっく)から混声版の編曲委嘱を受け、初演された。「思春期のいのちのみずみずしさ」を描く表題曲をはじめ、どの曲もヒトの生きる歳月に、もっと遥かな時間と空間が重ねられ、いのちの伸展にエールを送りながら、どの世代にも開かれているまなざしを鮮やかに描いている。抜粋の演奏でも十分に効果を発揮。本書に掲載の〈その木々は緑〉のヴァイオリン伴奏譜は同曲のほかの編成とも演奏可能である。〈こころのうつわ〉は短縮版(約4分30秒〜5分00秒)も掲載。
横山潤子
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