1 雪どけ(ca.2'10"") 2 草の譜(ca.3'30"") 3 しずかな森(ca.4'30""/短縮版ca.4'00"") 4 朝に(ca.5'20""/短縮版ca.4'20""〜4'50"") 5 帰郷(ca.4'00"") 6 女声合唱とピアノのための 序歌(ca.2'20"") ---------- 秋透による新鮮な音像が描かれた女声合唱とピアノのための組曲。オリジナルは2011年の東日本大震災による放心の中、憑かれたように作曲された作曲者初の合唱組曲作品。長い交友関係を持つ秋透と鳥潟朋美による共作で、CANTUS ANIMAE(指揮:雨森文也/ピアノ:平林知子)によって2012年に混声版が初演され、楽譜が刊行された。その後、2014年4月29日(川口総合文化センター リリア 音楽ホール)女声合唱団 しらべ 10周年記念 第4回定期演奏会(指揮:岸信介/ピアノ:五十嵐稔)にて女声版が初演された。「想像の世界と現実を自在に行き来し、遠い日に置き忘れてきた感動や郷愁そして恐れや憧れを糸口に、私たちの現在を照らしながら、行く末に思いを馳せる。雨のあとには希望があることを信じて。」と作曲者はこの作品について語る。演奏会やコンクールでの選曲として十分に演奏効果を得られる作品である。〈しずかな森〉〈朝に〉は短縮版も掲載。この楽譜の刊行のために書き下ろされた新作のピース作品〈序歌〉も掲載している。
秋透
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