長崎は今日も雨だった (4'00"") ---------- 1969年2月1日に発売された内山田洋とクール・ファイブのメジャーデビュー曲にして、最大のヒット曲。グループ脱退後、ソロ歌手になった前川清の代表曲でもある。実は長崎は飛び抜けて降水量が多いわけではなく、ヒットした前後の年はむしろ水不足だったようだ。原曲のバックコーラスのハミングなどを合唱曲全体で味わう、楽しい混声四部合唱となっている。
<まえがき> 1969年にリリースされた『長崎は今日も雨だった』は、時代を超えて今もなお昭和歌謡の代表曲のひとつとして多くの方に愛されています。メインヴォーカルのバックでメンバーがコーラスを奏でる原曲のスタイルは、合唱への置き換えのイメージがわきやすいのではないでしょうか。 全体的を通しハミングやスキャットが多いですが、わき役に回らず、きちんと発音して旋律の合間を支えるよう心掛けるとよいでしょう。 また、この曲独特のムードの盛り上げ役にピアノのパートもとても重要です。特にコードで三連符が続くフレーズは粒を揃えてください。強拍の最初の音を少し強めに意識し、その他は軽いタッチで演奏すると雰囲気が出せると思います。 よく知られた曲ですが、実際に歌ってみると、案外音程の取りにくいフレーズが多々あることが分かると思います。特に出だしからサビまでのメロディは、ところどころに跳躍があり、伸ばす音も多いので、音程、歌詞ともにしっかり伝わるように心掛けてください。(古寺ななえ)
古寺ななえ:編曲
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