1. 蘇州夜曲 (4’50”) 2. 鈴懸の径 (3’20”) 3. リンゴの唄 (3’30”) 4. 長崎の鐘 (5’45”) 5. 青い山脈 (3’00”) ---------- 「東京・春・音楽祭」の「にほんのうた」にて編曲初演されているシリーズ作品。今回は、昭和の戦中から戦後に流行った日本の懐かしい歌を混声四部合唱にしたもの。当時の日本人の心に響いた名曲を収録。 グレード:中級 演奏時間:約20分25秒
<まえがき> 戦中から戦後にかけて発表され、いまなお歌い継がれている流行歌5曲を収めました。いずれも、「東京・春・音楽祭」の「にほんのうた」のシリーズのために編曲し、東京オペラシンガーズによって初演されました。 「蘇州夜曲」と「長崎の鐘」では、合唱曲としての味わいを強く出し、ピアノパートもクラシックふうの編曲にしてありますが、「鈴懸の径」「リンゴの唄」「青い山脈」では発表された当時の録音で聴くことのできるような、レトロな雰囲気を狙った編曲にしました。この3曲と「長崎の鐘」は、このピアノパートを伴奏にして独唱で歌うことも可能です。強弱記号はあまりつけてありませんので、自由に工夫し、あるいはその時の気分で歌って楽しんでいただければと思います。(寺嶋陸也)
寺嶋陸也:編曲
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