1. きこえてくる (3’00”) 2. どうしてだろうと (2’45”) 3. ぼくの花 (3’40”) 4. 空 (4’00”) ---------- 2017年3月、江戸川区少年少女合唱団創立30周年記念委嘱作品。生命の不思議や尊さをテーマとして書かれた詩に、シンプルで取り組みやすい二部合唱で付曲された4つの作品。代表作「虫の絵本」に通じるところがある。 グレード:初級 演奏時間:約13分25秒
<まえがき> 江戸川区少年少女合唱団創立30周年記念演奏会のための委嘱作品。 新作オペラ「ひかりのゆりかご」で教祖、「君と見る夢」では暗黒の王を演じていただいた鈴木康夫先生からのご依頼です。侮れません。 詩人まど・みちおは2014年に惜しまれつつ104年の生涯を閉じられました。インタビューで「身の回りの全ての事象に興味と疑問を持つことが若さの秘訣」と語られていた少年のように真摯な眼差しが思い出されます。2000を超える作品の中では豊かな感受性を源に音楽を奏でるような言葉が紡ぎ出されます。「ぼくの花」では、まど・みちお全詩集の中から4つの詩を選ばせていただき組曲としました。(吉岡弘行)
吉岡弘行
|