52107009 商品一覧

カテゴリー: キーワード: and or
現在のお買物金額:0 円

[表示対象件数:1 件]

前のページ   1 |   次のページ
▼イメージをクリックすると拡大・別アングルイメージがご覧になれます。▼
No. 画像 カテゴリー 名称/ID 数量 価格(税込み)
52107009 女声合唱アルバム 「明日(あした)はケロリとくるもんだ」 楽譜 女声合唱アルバム 「明日(あした)はケロリとくるもんだ」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,760円

1. ねがい (1’20”)
2. いっしょ (2’00”)
3. けろりと (2’40”)
4. いろぬり (2’20”)
5. かの日 (2’50”)
6. どれにしようかな(3’15”)
7. ラブソング (3’20”)
8. おわかれ (2’10”)
----------
どこか大人の事情や捻り、スパイスのある詩人の小さな日常を言葉にしたテキストを、言葉に素直に向き合って生まれた音で紡がれるアルバム。心をほっこりとさせてくれるような小品が詰まっている。
グレード:中級
演奏時間:約20分

<まえがき>
 この曲集に収められた作品は、主に私自身が指揮をする身近な合唱団、身近な人たちのために書いた曲です。詩を書いてくださった方は、以前に私の合唱団でメンバーとして歌っていた小学校の先生。歌っても、絵を描いてもセンスがある彼女に、ある時にいわゆる「無茶振り」的に詩を書いてもらったところ、曲もスルスルと書けてしまったことから、詩人・きむらえいりさんとの新しい繋がりが生まれました。小学校の先生ならではの視点を基本スタンスとしながらも、どこか大人の事情や、捻り、スパイスを感じるきむらえいりさん独特の世界、皆さまにもどうぞ手にとっていただき、お楽しみいただければ幸せです。なお、すべての詩は、作曲意図などを伝えた上で書き下ろしていただきました。
1. ねがい
コロナ禍で歌を歌えない、私が担当する学生たちのために作曲。簡易な二部形式に僅かな終結部がつき、前奏曲的な役割を持っています。
2. いっしょ
全音音階を用いた部分と、調性の機能を持った部分が交互に現れ、やや異質な香りを醸し出します。1曲目と3曲目を繋ぐ役割、曲集全体のバランスを考えて加えた楽曲です。
3. けろりと
きむらえいりさんは実はカエル博士?で、世界中のカエルの種類を言えるそうです(ピパピパ以外のすべてのカエルが大好きだそう)。そして、この作品がきむらえいりさんと生み出した記念すべき第1作目「小学生の歌う曲ってなんで短調が少ないのかしら?」「じゃぁ、作曲してみるから詩を書いてみてよ!」「わかりました!」
・・・(結局、ト長調)
同声二部合唱として書いた作品(教育芸術社刊)を、大人も歌える女声三部にアレンジしました。
4. いろぬり
この曲も3曲目までと同様にト長調の調号で始まります。しかしこれまでとは異なり、ミクソリディア旋法の香りがする冒頭から終止線まで常に軽快で、都会的な和声進行をもつ作品です。三和音を、機能和声から離れながら自由に進行させた、ユーモラスでドラマチックな展開をお楽しみください。
5. かの日
母親になった団員と、生まれた子のために作曲。前奏は夏の涼風。ハ長調は、これから塗られる無色のキャンバス。
6. どれにしようかな
詩人も想定外であろう規模を持たせた、猪突猛進系楽曲。一本しかない道、ただの人生を弛まないリズム感で表現した作品です。
7. ラブソング
美しく、儚い前奏、間奏、後奏を持つ緩徐楽章。この詩をどう読み取るかは、読み手に任されているように感じますが、曲中は所々にほろ苦さを感じさせる音を配りつつ、極めて内省的なロマンチシズムを目指しました。
8. おわかれ
ある合唱団の入団課題用独唱曲として作曲後、ただちに女声三部合唱曲に編作。「あい」と「ゆめ」がキーワードとして用いられたこの詩には、様々な願いがこもっているよう。アンコールピースとしても最適です。(相澤直人)

相澤直人
前のページ   1 |   次のページ

▲ページトップ

WebCart - ショッピングカート