プレイバックpart2 (3’30"") ---------- 山口百恵の22枚目のシングル(1978年5月にリリース)。50万枚以上のセールスを記録した楽曲。沢田研二の「勝手にしやがれ」のアンサーソングと言われており、2番の歌詞では出て行った女性の心情が強く表現されている。原曲の格好良さを保ちながら、伴奏のピアノの16分音符がさらにスピーディでスリリングな世界へと、合唱を誘っている。女声三部合唱。 グレード:初〜中級 演奏時間:約3分30秒 <まえがき> 言わずと知れた山口百恵さんの歌唱による名曲です。19歳とは思えない大人っぽく艶のある歌声で大ヒットしました。歌詞のインパクトも相まって今でも歌い継がれている曲です。 前半はことば数が多く、特に合唱で歌う場合ハッキリ目に歌うと良いでしょう。サビの「馬鹿にしないでよ/勝手にしやがれ」、原曲では拍にはまらない自由な歌い方をしています。それをなるべく再現できるように譜面を書きましたので、まずは原曲を良く聴き、真似ることからトライしてみましょう。 曲全体に16分音符のリズムが多いので、油断すると遅れがちになります。ノリを失わず、最後まで(まさにポルシェのような)疾走感をもって演奏していただければと思います。 なお原曲のキーのままですと合唱としては低く声が飛びにくいと感じたため、4度上げています。その分「ハモる」箇所をたくさん作りましたので、リズムだけでなくハーモニーも揃えていただければ合唱としての「説得力」も出るのではないかと思います。 色気と迫力のある演奏を期待しています。(横山智昭)
横山智昭:編曲
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