1 風の解釈(ca.6'15"") ---------- 演奏時間6分ほどの単一楽章の女声合唱曲。国府台女子学院合唱部による委嘱作品。2019年9月1日、第74回千葉県合唱コンクール 高等学校部門 Aグループでの自由曲として初演された(指揮:堀野直美 ピアノ:渡辺研一郎)。その後、宇都宮で行われた関東大会、岡山で行われた全国大会に出演し、同校によって再演された。教員をしながら詩作を続けている久谷雉が音楽(合唱)部に所属していた高校生の時に書いた詩を題材にしている。その詩が所収されている詩集『昼も夜も』(ミッドナイト・プレス)は2004年の第9回中原中也賞を受賞している。様々に解釈されるわたしを巡りながら、「おはよう」という言葉が印象的に詩や音楽を繋いでいく爽やかで瑞々しい作品となった。様々な世代がそれぞれの人生に新鮮さを感じながら歌える、力を持った曲であり、コンクールの自由曲としてだけでなく、演奏会など様々な場面で演奏効果を発揮するだろう。 [難易度]中級 [対象]高校生・一般合唱団
信長貴富:作曲
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