1.セーラー服と機関銃 (3'40"") ---------- 1981年薬師丸ひろ子のデビュー曲で、彼女の最大のヒット曲。映画「セーラー服と機関銃」主題歌。一部歌詞の違う異名同曲「夢の途中」とほぼ同時に発売、共にヒットするという珍しい作品。その後も現在まで様々なアーティストにカヴァーされ続け、長く広く愛され続けている。本編曲作品は、原曲のイメージを大切にし、明るく透明な響きで歌われる。 グレード:初〜中級 <まえがき> 何が始まるのか、と思わせる前奏から一転して始まる本編との対比が大事です。 「夢の途中」というタイトルでも知られる曲です。歌詞に若干の相違がみられますが、メロディーは同一です。シンコペーションが多用されたメロディが魅力的な作品ですので、横の流れを失わず、しかし正確に演奏することが重要です。21小節や55小節からの長いクレッシェンドでは、その中で細かい表情を付けつつサビに向かっていくことでより一層その効果が表れるでしょう。(徳永洋明)
徳永洋明:編曲
|