1. 22才の別れ (3’10”) 2. 昭和枯れすゝき (4’30”) 3. 学生街の喫茶店 (2’30”) 4. 神田川 (3’20”) 5. いい日旅立ち (4’10”) ---------- いつも明るく楽しくその場を盛り上げる曲ばかりでは、なんとなく自分を偽っているように感じている(ごく一部の)合唱団員のための暗くて悲しい混声合唱曲集。物質的に豊かではなかったかもしれない昭和の若者や恋人の歌を中心に、マイナー系の歌が聴衆の涙を誘う。演奏会のプログラムの途中にこんな曲を組み込めば、最終ステージが大きく盛り上がることでしょう。全5曲。 グレード:初級 演奏時間:約17分40秒 <まえがき> 合唱はこれに関わらない人から見ると“まじめで一生懸命”で“やや暗い”という印象がつきがちですが、われわれ日本人はそんな暗いものや涙をそそるものになぜか心を惹かれてしまいます。そんな雰囲気にピッタリのこの曲集で聴衆の心をわしづかみにしてみませんか? 「暗い曲」というコンセプトで昭和の名曲を編曲した「暗くて泣きたくなる合唱曲集」シリーズ。2017年夏の男声版出版に続き、内容を少し変えて混声版が誕生しました。 この暗さの中にある、昭和の古き良き時代のなんともいえない雰囲気を、みなさんもぜひ味わってください。真面目で感動的に歌いあげるもよし、ちょっとした演出を加えてドラマ仕立てにすることも出来るでしょう。 これらの曲を地味に演奏した後のステージでは、大いに盛り上がってください。他のステージを引き立てるのが、この曲集の役目でもあるのです。 演奏時間に制限がある場合は2番をカットするなど、自由に演奏してください。(石若雅弥)
石若雅弥:編曲
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