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アントン・ブルックナー(1824-1896): 1-5. テ・デウム WAB 45 I. Te Deum laudamus. Allegro moderato II. Te ergo quaesumus. Moderato III. Aeterna fac. Allegro moderato. Feierlich, mit Kraft IV. Salvum fac populum tuum. Moderato - Allegro moderato V. In te, Domine, speravi. MaBig bewegt - Allegro moderato - Alla breve ※録音: 12-13 September 2024, Liederhalle, Stuttgart, Germany
6-11. ミサ曲第3番 ヘ短調 WAB 28 I. Kyrie. Moderato II. Gloria. Allegro III. Credo. Allegro IV. Sanctus. Moderato V. Benedictus. Allegro moderato VI. Agnus Dei. Andante ※録音: 20-21 March 2025, Liederhalle, Stuttgart, Germany
[76:02] ---------- [エラス=カサド、ブルックナーの宗教曲のライヴ録音が登場]モンテヴェルディからワーグナーの《指環》やストラヴィンスキーの「春の祭典」、更にはエトヴェシュまで、スコアと歌詞の徹底的な理解と卓越した指揮能力によって一段と深い解釈を聴かせるエラス=カサド。コンサートでも録音でも、最も待望されている指揮者の一人です。ブルックナー・イヤーの2024年には、古楽器楽団のアニマ・エテルナを指揮して交響曲第4番「ロマンティック」を発表して話題となりましたが、ここに南西ドイツ放送交響楽団を指揮した宗教曲の大作2曲が登場します。こんにちブルックナーと言えば交響曲ですが、当初は優れたオルガニスト〈特に即興演奏〉として注目され、作曲家としてはミサ曲で高く評価されたことが交響曲創作への道を開きました。テ・デウムは円熟期の作品で、その前に完成された交響曲第7番の第2楽章を思わせるモチーフが出てきます。交響曲ファンにとってアプローチし易い作品です。ミサ曲第3番は一連のミサ曲創作の最後に位置し、作曲時期は交響曲第1番の後。宗教曲から交響曲へと活躍の場を移してゆく節目の作品です。エラス=カサドは、2024年に南西ドイツ放送交響楽団と共にブルックナーの交響曲第6番とテ・デウムのプログラムでドイツ・ツアーを実施。このアルバムのテ・デウムは、ツアー皮切りとなった本拠地シュトゥットガルトでの演奏です。ミサ曲第3番も同じ会場での2025年3月のライヴ。エラス=カサドの音楽つくりは管弦楽も合唱も濁りを排した明晰そのもので、合唱主体のバランスによる録音と相まって、緻密で壮麗な演奏に仕上がりました。※国内仕様盤には歌詞訳と、『ブルックナーのしおり』(音楽之友社)の著者・石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語解説が付属します。
西ドイツ放送合唱団、南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル&交響楽団、パブロ・エラス=カサド(指揮)、ほか/WDR Chorus, SWR Vocal Ensemble and Symphony, Heras-Casado
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