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ジョン・ブロウ(1649-1708): 1-3. 聖セシリアの祝日のためのオード「ようこそ、お集まりの皆様がた」 ヘンリー・パーセル(1659-1695): 4-19. 聖セシリアの祝日のためのオード「めでたし!輝かしきセシリアよ」 Z 328
※録音:2024年3月15-19日 ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂 [62:29] ---------- [ル・ポエム・アルモニークが抜群の相性を示すパーセル録音に新たな名盤]僅か数人で演奏する歌曲から管弦楽を伴う大合唱まで、多様な編成で17世紀音楽の魅力を解き明かし話題を呼んできたフランスの古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク。今回は英国バロック最大の天才ヘンリー・パーセルの重要合唱曲をとりあげます。何よりフランス・バロック作品と強い親和性を持つ彼らですが、言語学的・文化的にフランス語社会と切っても切れない関係にあった17世紀英国の音楽とも相性は抜群。音楽の守護聖人として知られた聖セシリアを祝う日のためのパーセルのオードには有名作が2つあり、1682年のやや短い「来たれ、歓喜よ」Z 239は同団体がALPHAに充実した名演を刻んでいます(ALPHA285)が、今回の演目は10年後に書かれた長大な「めでたし!輝かしきセシリアよ」Z 328の方。当時の英国宮廷音楽に多大な影響を与えたフランス宮廷音楽を得意とする団体だけあって、今回も起伏に富んだ音楽展開をきわめて細やかな解釈でじっくり味わわせてくれます。各パート5人ずつからなる合唱の結束力も頼もしく、オーケストラは金管・木管を適宜交えつつの12人編成の弦に通奏低音は鍵盤とテオルボ、ハープも加わり、ガンバのルカス・ぺレスやオルガン&チェンバロのエリザベート・ガイガーなど長年このアンサンブルで活躍を続ける名手たちも健在。併録のブロウ作品は、後にデンマーク王妃に捧げられた曲集『天使アンフィオン』に収録された形とは異なる初期稿での世界初録音です。
シャルロット・ラ・トロープ(ソプラノ)、ポール=アントワーヌ・ベノス=ジアン(カウンターテナー)、ヒューゴ・ハイマス(テノール)、トマーシュ・クラール、ヴラド・クロスマン(バリトン)、ル・ポエム・アルモニーク(合唱&古楽器アンサンブル)、ヴァンサン・デュメストル(指揮)
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