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マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704): 1-20. 真夜中のミサ曲 H 9 1-2. キリエ (前半) 3. ヨセフはよい妻をめとり(『器楽によるノエル集』H 534 より) 4-5. キリエ (後半) 6. ある若い乙女が(『器楽によるノエル集』H 534 より) 7-10. グローリア 11-17. クレド 18. 奉献唱「汝の羊らを野に放ち」H 531b 19. サンクトゥス 20. アニュス・デイ ニコラ・ルベーグ(1630-1702): 21. どこへ行くのだ、この楽しそうな羊飼いたちは(『オルガン曲集 第3巻』〔1685〕より) 伝承歌: 22. ノエル「皆さん歌いましょう、お願いします」 シャルパンティエ: 23-29. 主の降誕に際し、天使とユダヤの羊飼いたちが交わした対話 H 420 30-33. 器楽によるノエル集 H 534 より 30. シャトルの町に暮らす人々は 31. どこへ行くのだ、この楽しそうな羊飼いたちは 32. クリスマスが来ると 33. さあ言っておくれ、マリア 34-38. 主は言われた(ディクシット・ドミヌス) H 202 39. おお創世の主よ(『3つのノエル』 H 531 より)
※録音:2024年12月6-10日 ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂 [77:53] ---------- [本場ヴェルサイユから届いたフランス・バロック屈指の傑作クリスマス音楽]太陽王ルイ14世の時代を代表する天才でありながら、王室音楽総監督リュリによりフランス王室での活躍機会を阻まれていたシャルパンティエ。とはいえ同時代人たちが彼の才覚に無関心でいられたはずもなく、パリ市内の宗教機関や名士たちからの愛顧は引きも切らず、リュリの歿後は王室の関連組織からも仕事が舞い込んできました。クリスマスの深夜ミサを彩る音楽として書かれた傑作『真夜中のミサ曲』もリュリ歿後の作で、古くから伝わるノエル(英語圏のキャロルに相当する、主に教会外で歌われた民衆歌)の調べを編み込みながら静謐と祝祭感の間を行き来する音楽の魅力は数世紀後の今も全く色褪せていません。同じ言語圏で活躍するフランスの演奏団体、マルグリット・ルイーズによる最新録音でこの作品に触れられるのは嬉しい限り。23人編成の合唱に対し、器楽合奏は18人の弦楽器奏者に管楽器では3本のリコーダー、各2本のオーボエとバスーンに合唱を縁取るセルパン(聖歌隊の伴奏に広く用いられていた古い低音管楽器)も加わり、通奏低音は俊才ロリス・バリュカンの弾くオルガンとクラヴサンの他テオルボ奏者も2人参加。指揮のガエタン・ジャリによる大オルガン独奏も交え、他にもシャルパンティエの宗教曲小品やノエル編曲なども収録、清らかで晴れがましい夜を彩るにふさわしい充実盤に仕上がっています。
カロリーヌ・アルノー(ソプラノ)、ロマン・シャンピオン(テノール)、マティアス・ヴィダル(テノール)、ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)、マルグリット・ルイーズ(合唱&古楽器オーケストラ)、ガエタン・ジャリ(指揮、オルガン独奏…21)
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