シューマン(1810-1856): ロマンツェ第1集、Op. 69 タンバリンを鳴らす少女 森の少女 若い修道女 兵士の許嫁 海の女神 礼拝堂 ロマンツェ第2集、Op. 91 ローズマリー 狩人の幸せ 水の精 見捨てられた乙女 布をさらす女の夜の歌 海の底には フォーレ(1845-1924): 小ミサ曲 キリエ サンクトゥス ベネディクトゥス アニュス・デイ ラシーヌの雅歌 Op.11 恵み深き御母マリア Op.42-2 アヴェ・ヴェルム・コルプス Op.65-1 タントゥム・エルゴ Op.65-2 サルヴェ・レジーナ Op.67-1 アヴェ・マリア Op.67-2 アヴェ・マリア Op.93
※録音:2023年12月13-17日 サーラ・ヴェルディ・スタジオ(シューマン)/2024年7月15-16日 聖母マリア・デル・カルミネ教会(フォーレ)[68:33] ---------- シューマンとフォーレ、世俗曲と宗教曲。この組み合わせに意表を突かれてしまうが、10年程ではあるが2人は同じ時代を生きている。ロマン派の合唱作品集として大変興味深いアルバム。聴いてみると全く違和感はなく、フォーレの作品はオルガンが入るので良い意味で空気感が変わり楽しめる。非常に完成度の高い演奏を聴くことができるので、合唱やヴォーカル・アンサンブルのファンには強くお薦めしたい。クラウディオ・フェノーリオはピアノ、合唱指揮、作曲を学び、オペラハウスで合唱指揮のアシスタントを務めキャリアを始める。ジェナンドレア・ノセダ、セミヨン・ビシュコフ、ピンカス・スタインバーグ、ファビオ・ルイージ、佐渡裕、ロベルト・アッバード、クリストファー・ホグウッド他の指揮者の下で合唱指揮を務めた。アンサンブル・ヴォカーレ・ポリムニアはクラウディオ・フェノーリオによって設立された女声合唱団。優秀な若手が集まって構成されている。古典から現代音楽まで幅広いレパートリーで活躍している。
クラウディオ・フェノーリオ(指揮)、アンサンブル・ヴォカーレ・ポリムニア(女声合唱)、キアーラ・カッシン(オルガン)
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