パウル・イグナツ・リヒテナウアー - Paul Ignaz Liechtenauer : 1-5. ミサ・プリフィカティオニス B.V.M. Op. 2, No. 2 Kyrie Gloria Credo Sanctus - Benedictus Agnus Dei 6-10. ミサ・アスンプティオニス B.V.M. Op. 2, No. 3 Kyrie Gloria Credo Sanctus - Benedictus Agnus Dei 11-15. ミサ・S/アントニー Op. 2, No. 5 Kyrie Gloria Credo Sanctus - Benedictus Agnus Dei 16-20. ミサ・S・ヨアニス・ネポムセーニ Op. 2, No. 6 Kyrie Gloria Credo Sanctus - Benedictus Agnus Dei
※録音: 9-12 April 2024, Deutschlandfunk Kammermusiksaal, Cologne, Germany [79:15] ---------- パウル・イグナツ・リヒテナウアーは、バッハやヘンデルと同時代の作曲家。主にオスナブリュック大聖堂でオルガニストおよび楽長を務めたことで名を馳せました。彼は1741年にアウクスブルクで印刷された6曲のミサ曲作品2を残しており、これらは演奏が比較的容易であることから、南ドイツやその他のカトリック地域の教会の礼拝で用いられました。各々のミサ曲の名前は曲集の目次に記されており、B.V.M.とはBeatae Virginis Mariaの略語で、これらは聖母マリアの祝日に関連するミサ曲です。またミサ曲第5番の「S. Antonii」はパドヴァのアントニウスではなく、修道院制度の創始者とされる「大修道院長聖アントニウス」を指しています。どれも祝祭的で豊かな音色が特徴で、イタリアの影響が感じられるとともに、後期バロック様式の壮麗さを持ちます。対位法を巡らせた楽曲の中で重要な言葉を歌うソロ・パートにはコロラトゥーラを用いて際立たせるなどの工夫が施され、聞き映えのするものとなっています。
ケルン・アカデミー、ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ (指揮)/Kolner Akademie, Michael Alexander Willens (con)
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