1-10. レクイエム Requiem - Kyrie Dies irae Rex tremendae Recordare Ingemisco - Lacrymosa Offertorium Hosanna Pie Jesu Lux aeterna Libera me
※録音: 13-15 June 2023, Herz-Jesu-Church, Munich, Germany [49:38] ---------- 現代ミュージカル界を代表する作曲家アンドルー・ロイド=ウェバーのレクイエムに待望の新録音が登場!亡き父を偲んで書かれたレクイエムはさすが「キャッツ」「オペラ座の怪人」などの作曲者だけあって、ロックやポップを採り入れつつも、ここ一番でモーツァルトやフォーレに匹敵するような心を揺さぶるメロディを持ち、特に「ピエ・イエス」はCMに使われて大ヒットしました。楽曲の完成から時をおかず、マゼールの指揮でサラ・ブライトマンとプラシド・ドミンゴというスター歌手を揃えた全曲盤が登場しましたが、その存在感が強すぎたのか、続く録音が現れないまま40年近くが過ぎてしまいました。この録音は、2023年3月に75歳の誕生日を迎えた作曲者へのトリビュートとして演奏された際のライヴ録音。指揮のパトリック・ハーンは1995年生まれの若手ながら2021年にヴッパータール劇場の音楽総監督に就任(ドイツで最年少の音楽総監督)した俊英で、同年からミュンヘン放送管弦楽団の首席客演指揮者を務めています。2023年12月には《こうもり》で新国立劇場に初登場して評判となりました。ここでもポップな面を含む劇場的センスに満ちた演奏を聴かせます。澄んだ歌声を聞かせるボーイソプラノの二人はテルツ少年合唱団員です。アルバムの最後にはコロナ禍の最中にスタジオ収録されたバーバーのアダージョを収めています。
フローリアン・マルクス (ボーイ・ソプラノ)、ヘンリク・ブランドステッター (ボーイ・ソプラノ)、ソラヤ・マフィ (ソプラノ)、ベンヤミン・ブルンス (テノール)、バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団、パトリック・H・ハーン (指揮)/Mafi, B. Bruns, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, P. Hahn
|