1. トランセアムス(Transeamus)(さあ、ベツレヘムへ行こう) [ヘンリク・オーデゴール(1955-)(エリサベト・ホルテ 編曲)] 2. 道をあけよ、主がおいでになる(Rydd vei for Herrens komme) [スウェーデン・ダーラナ民謡(マルガレータ・ヤルケーウス 編曲)] 3. 今、世界の隅々から人びとが(Na vandrer fra hver en verdenskrok) [アルフ・ファスメル・ダール(1874-1933)(ペール・インゲ・アルモス(1947-) 編曲)] 4. さあ鐘よ鳴れ(Kling no klokka) [ノルウェー・オプダール民謡(シェティル・ビェルケストラン(1955-) 編曲)] 5. なんと美しい青空(Deilig er den himmel bla) [ヤコプ・ゲアハート・マイデル(1778?1857)(キム・アンドレ・アルネセン(1980-) 編曲)] 6. フィヨルドの日に祝福あれ(Velsigna du dag over fjordan)(北ノルウェーのクリスマスキャロル)(Nordnorsk julesalme) [トリグヴェ・ホフ(1938-1987)(シェティル・ビェルケストラン(1955-) 編曲)] 7. クリスマスキャロルを歌う(Jeg synger julekvad)(甘き喜びのうちに(In dulci jubilo)) [14世紀ヴィッテンベルク(ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952) 編曲(第2節))] 8. エッサイの根より(一輪のばらが咲いた)(Det hev ei rose sprunge) / 神の御心ゆえにハレルヤ(Hallelujah from the heart of God) [ミヒャエル・プレトーリウス(1571-1621)/ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)] 9. クリスマスの鐘(Joleklokker) [マリアンネ・ライダシュダッテル・エーリクセン(1971-)] 10. この世はうるわし(Deilig der jorden) [ブレスラウ1842年(ペーター・ブルーン(1968-) 編曲)] 11. おおクリスマス、これほど楽しく(O jul med din glede) [スウェーデン民謡(シェティル・ビェルケストラン(1955-) 編曲)] 12. 子守歌(Voggesong) [シェティル・ビェルケストラン(1955-)] 13. ラクリモーサ(涙の日よ)(Lacrimosa) [シェティル・ビェルケストラン(1955-)] 14. ベツレヘムに御子が生まれた(Eit ban er fodt i Betlehem) [ノルウェー民謡(オルヤン・マトレ(1979-) 編曲)] 15. ある晴れた夜(I en natt) [ビョルン・アイスヴォーグ(1954-)(シェティル・ビェルケストラン(1955-) 編曲)] 16. クリスマス、輝くクリスマス(Jul, jul stralande jul) [グスタフ・ヌードクヴィスト(1886-1949)]
※録音:2024年2月&3月、ウラニエンボルグ教会 (オスロ、ノルウェー) [60:04] ※制作・バランスエンジニアリング・編集・ミクシング・マスタリング:モッテン・リンドベルグ [DXD(24bit/352.8kHz) 録音] [Disc 1: SACD hybrid (5.1 multichannel DSD/2.0 stereo DSD)] [Disc 2: Bluray: 5.1 DTS HDMA (24bit/192kHz), 7.1.4. Auro-3D (96kHz), 9.1.4. Dolby Atmos (48kHz),2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle: MQA + FLAC + MP3 Re-gion: ABC worldwide] ---------- オスロにあるウラニエンボルグ教会で活動する合唱団のひとつ、エリサベト・ホルテ指揮の「ウラニエンボルグ・ヴォーカルアンサンブル 」は、2013年、テレマルク地方の谷に響くこだまからインスピレーションを得たアルバム『歌(Song)』(2L 096SABD)をリリースしました。新しいアルバムは「クリスマス」がテーマです。「待降節とクリスマスは、多くの人にとって光と希望と温もりの時。しかし、われわれを取り巻く世界は冷たく、大きく乱れている。戦争が起き、人々は家庭から追われ、日々、子供が死んでゆく。食べる物と薬品の不足は大きく、何千もの人たちが苦しんでいる。わたしたちの祈りは平和への祈り。『この世はうるわし! 神の国に栄光あれ!』。この歌をわたしたちは、平和と正義のため、不正義の罷り通っている世界へのプロテストソングとして歌う」。このアルバムは、ウラニエンボルグのメンバーが子供のころから親しんできたキャロルを中心にしたプログラムで歌われます。ダーラナ民謡《道をあけよ、主がおいでになる》、プダール伝承の《さあ鐘よ鳴れ》、14 世紀ドイツの《甘き喜びのうちに》にノルウェー語の歌詞がつけられた《クリスマスキャロルを歌う》、スウェーデンのヌードクヴィストの《クリスマス、輝くクリスマス》。このアルバムのための曲もいくつか含まれています。ノルウェーの俳優スヴァイン・ティンドベルグが歌詞を書き、このセッションでシンセサイザーを担当するビェルケストランが作曲した、聖母マリアの歌う《子守歌》。《ラクリモーサ(涙の日よ)》は、メシアンの作曲技法からインスピレーションを得た、12声の混声合唱、シンセサイザーとオルガンのための作品です。アンサンブルでアルトを歌うマリアンネ・ライダシュダッテル・エーリクセン の書いた《クリスマスの鐘》。ヘンリク・オーデゴール の《トランセアムス(さあ、ベツレヘムへ行こう)》は、男声合唱の部分を指揮者のホルテが混声合唱用にアレンジしました。N・F・S・グロントヴィの詩による《なんと美しい青空》、トリグヴェ・ホフ が作詞、作曲した「北ノルウェーのクリスマスキャロル」《フィヨルドの日に祝福あれ》、ノルウェーのフォークグループ「Trispann(トリスパン)」のバージョンによる《ベツレヘムに御子が生まれた》などは、「今日」の作曲家キム・アンドレ・アルネセンやオルヤン・マトレ、ビェルケストランの編曲が歌われます。録音セッションは、2024年2月と3月にモッテン・リンドベルグのプロデュースによりウラニエンボルグ教会で行われました。
[Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCをお使いください。]
ウラニエンボルグ・ヴォーカルアンサンブル、エリサベト・ホルテ(指揮)、シェティル・ビェルケストラン(シンセサイザー)、オイスタイン・モーエン(シンセサイザー)、トルン・トルボー(フルート)、ヘンリエッテ・ヴィクトリア・アイデ・スカーゲン(オルガン)/Uranienborg Vokalensemble
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