1-2. カルダーラ:シンフォニア「我らが主イエス・キリストの受難」 3. カルダーラ:マドリガーレ第1番「Dell’uom la vita e un sogno」 4-6. ヴェルナー:シンフォニア ニ長調 7. カルダーラ:マドリガーレ第2番「Mio Dio sin dall’eterno o in cielo」 8-9. カルダーラ:序奏「Gesu Cristo condannato」 10. ヴェルナー:「めでたし、海の星よ」 11. ヴェルナー:フーガ第6番 イ長調 12. カルダーラ:「Regina coeli laetare」 13-15. ヴェルナー:「愛する者よ、あなたはすべてに美しい」 16-17. ヴェルナー:4声のソナタ ニ短調 18-25. ヴェルナー:レクイエム ト短調
※セッション録音:2024年4月25-28日/シュテファンシュティフト(ハノーファー)/レコーディング・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ [59:41] ---------- 古楽の名人集団ラ・フェスタ・ムジカーレによるグレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766)の作品集第4弾の登場。オーストリア生まれのグレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766)はウィーン古典派の誕生に貢献した作曲家。1728 年からエスターハージ家の宮廷楽長に就任し、以後生涯この座を務めました(ヴェルナーの歿後、あのハイドンが当宮廷の楽長に就任しています)。多作曲家として知られるヴェルナーですがその多くは教会音楽に関係する声楽曲です。当アルバムでは師アントニオ・カルダーラ(1670-1736)とヴェルナーの音楽的なつながりを探求する内容。ヴェルナーはカルダーラのマドリガルを用いた作品を作曲しており、カルダーラの影響を色濃く反映していることがわかります。最後に収録されたヴェルナーのレクイエムはドラマティックで感動的です。当団の指揮者ラヨシュ・ロヴァトカイは長きに渡りヴェルナーの作品を研究しており、当録音はまさに満を持して行われました。第1 集「サルヴェ・レジナとパストレッラ」(AU-97799)、第2集「レクイエム」(AU-97808)、第3集「ミサ曲とモテット集」(AU-97819)と併せてお楽しみください。
ヴォクテット・ハノーファー(8人の声楽アンサンブル)、ラヨシュ・ロヴァトカイ(指揮)、ラ・フェスタ・ムジカーレ/Voktett Hannover, la festa musicale, Lajos Rovatkay(conductor)
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