1. シャルル・ダルジャンティーユ:死者のためのミサ曲 2. クローダン・ド・セルミジ:哀歌 3. ジャン・バーラ:サルヴェ・レジーナ
※録音:2023年9月2-5日/ティエラシュ、サン=ミシェル修道院/ディジパック仕様/24bit/96kHz [60'00""] ---------- シャルル・ダルジャンティーユ(1500 頃-1557) は今日ほとんど知られていませんが、ローマの教皇庁礼拝堂でバス歌手を務めつつ、儀式のためのレクイエムを確立した人でした。ここに収められた「死者のためのミサ曲」は1550年以前に作曲され現存する死者のための典礼作品12曲のうちの1曲で、世界初録音。アンサンブル・ジル・バンショワは、ジョスカン・デ・プレ直後世代の見過ごされがちな部分に光を当てています。豊かな響きのスタイル、模倣とホモフォニーの絶妙なバランスなど、この時代の作曲家たちが至った高度な熟達を証明してくれます。
ドミニク・ヴェラール(指揮)アンサンブル・ジル・バンショワ/Dominique Vellard, Ensemble Gilles Binchois
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