ストラヴィンスキー: (1) 詩篇交響曲 (2)ミサ曲 (3) バベル(英語歌唱) (4) バベル(ドイツ語歌唱)
※録音:(1)1992年5月30日、(2)1991年10月1-8日、(3)(4)1993年1月5&6日/ハノーファー [50:19] ---------- かつてCALIG Verlagレーベルからリリースされていた名盤、ハインツ・ヘニッヒ(1927-2002)率いるハノーファー少年合唱団のストラヴィンスキーがヘンスラー・レーベルより再発売いたしました!ストラヴィンスキーといえば『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』などバレエ音楽、管弦楽曲が有名ですが、合唱を伴う声楽曲もまたストラヴィンスキーを語る上で欠かせないジャンルです。当アルバムにはその代表作「詩篇交響曲」、「ミサ曲」、「バベル(英語版、ドイツ語版)」を収録しています。演奏はハインツ・ヘニッヒ指揮、ハノーファー少年合唱団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団です。1950年、ヘニッヒによって創設されたハノーファー少年合唱団はドイツ国内のオーケストラとの共演でも知られる名合唱団。ヘニッヒ晩年までレパートリーを拡げていき、現在はイェルク・ブライディングが芸術監督を務めヘニッヒの遺志を継いで活躍しております。 3楽章から成る『詩篇交響曲』について、ストラヴィンスキーは「これは詩篇の歌唱を組み込んだ交響曲ではない。私が交響化(symphonize)した詩篇の歌唱なのだ」と語っており、極めて新古典主義的かつカンタータ的な作品です。「キリエ」「グロリア」「クレド」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」の5楽章から成る『ミサ曲』は木管楽器を伴う特異な編成。透明感漂う美しいミサ曲です。『モーゼのカンタータ』からの「バベル」は英語版、ドイツ語版で収録しております。
ハノーファー少年合唱団、ハインツ・ヘニッヒ(指揮)、(1)(3)(4)ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、(2)ダブル・ウィンド・クインテット[クラウス・ベッカー(オーボエ)、フランツィスカ・グレーリングーベッカー(オーボエ)、コンラート・ツェラー(イングリッシュホルン)、クラウス・トゥーネマン(ファゴット)、カトリン・ホーフマン(ファゴット)、ジークフリート・ゲテル(トランペット)、ヘルベルト・ランゲ(トランペット)、エッカート・ヴィーヴンナー(アルト・トロンボーン)、ヘルベルト・シュナイダー(テノール・トロンボーン)、ステファン・ポッペ(バス・トロンボーン)]/Knabenchor Hannover, Radio-Philharmonie Hannover, Heinz Hennig(conductor)
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