マルカントニオ・インジェニェーリ - Marc'Antonio Ingegneri (1536-1592) : 1. 主にむかいて新しき歌をうたえ(カンターテ・ドミノ)
オルランド・ディ・ラッソ - Orlande de Lassus (1532-1594) : 2. 味わいて見よ
マルカントニオ・インジェニェーリ - Marc'Antonio Ingegneri (1536-1592) : 3-7. ミサ曲「味わいて見よ」 8. おお、主イエス・キリスト(4声) 9. サンタ・マドレ・デル・シエル(4声) 10. キリストよ、われらは御身をあがめ(4声) 11. ごきげんよう、父なる方の約束された救世主イエス(5声) 12. コン・ヴォイ・クアンド・パルティステ(4声) 13. 天の元后、喜びたまえ(レジーナ・チェリ)(4声) 14. この日こそ(4声) 15. おお、聖なる饗宴 16. アントーニ・コンフェッソル・マーニェ(6声) 17. ドンナ・レア 18. サルヴェ・レジーナ
※録音: 13-15 July 2023 , St. Barnabas, Jericho, Oxford, UK [76:45] ---------- クレモナ出身のマルカントニオ・インジェニェーリはイタリア後期ルネサンス音楽の作曲家。現在ではその作品よりもモンテヴェルディの師として知られています。幼少期にヴェローナの教会合唱団で歌い、パルマのチプリアーノ・デ・ローレに師事、後にクレモナ大聖堂の楽長に就任したとされています。彼の作品は500年近くも顧みられることがありませんでしたが、1960年代に楽譜が発見されたことで研究が進んでいます。このアルバムには聖週間と復活祭のための一連の作品を収録。アルバムの中心となるのは複雑な対位法と複合唱(polychoral)を駆使したパロディ・ミサ「味わいてみよ」で、巨匠として当時尊敬を集めていたであろう彼の力量が十二分に発揮されています。指揮者のガレス・ウィルソンはスコットランド出身。優れたオルガニストでもあり、古楽作品の演奏で広く知られています。
ケンブリッジ・ガートン大学合唱団、ウェスタン・ウィンズ、ガレス・ウィルソン (指揮)、ジェレミー・ウェスト (指揮)/Choir of Girton College Cambridge, The Western Wyndes, G. Wilson, West
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