ディートリヒ・ブクステフーデ - Dieterich Buxtehude (1637-1707) 1-7. われらがイエスの四肢 Bux WV75 I. Ad pedes: Ecce super montes pedes II. Ad genua: Ad ubera portabimini III. Ad manus: Quid sunt plagae IV. Ad latus: Surge, amica mea, speciosa mea V. Ad pectus: Sicut modo geniti infantes rationabiles VI. Ad cor: Vulnerasti cor meum VII. Ad faciem: Illustra faciem tuam 8. げに彼はわれらの病をにないたもう BuxWV 31
※録音: 22-24 January 2021, Maria am Wasser, Dresden-Hosterwitz [64:10] ---------- ブクステフーデの受難カンタータを収めた1枚。連作カンタータ「われらがイエスの四肢」はブクステフーデ唯一のラテン語詞によるカンタータで、彼の代表作の一つとされるもの。磔刑に処されたイエスの身体の各所に思いを馳せつつ、瞑想的で神秘的なサウンドが時に驚くほどの不協和音を伴って聴き手の心に強く訴えかけます。併録の「げに彼はわれらの病をにないたもう」は、より劇的な起伏を持つ作品。オペラ・ムジカは2011年創設、ドイツ初期バロックの声楽作品に取り組んでいます。ここではSSATBの5名の歌手にヴァイオリン2、ヴィオラ・ダ・ガンバ2、ヴィオローネ、トゥルツィアン、リュートとオルガンが加わり、繊細緻密な演奏を披露しています。
イザベル・シッケタンツ (ソプラノ)、ハイディ・マリア・タウベルト (ソプラノ)、スザンネ・ラングナー (アルト)、トビアス・フンガー (テノール)、フリーデマン・クロス (バス)、オペラ・ムジカ、グレゴール・メイヤー (指揮)/Opella Musica, Meyer
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