カール・オルフ(1895-1982):カルミナ・ブラーナ
※2022年7月9日、サン・マルコ広場、ヴェネツァ、イタリア(ライヴ)/画面:NTSC,16:9/音声:PCM ステレオ、DTS5.1/リージョン:All DVD9/字幕:英独韓日/輸入盤・日本語帯・解説付 [68:00] ---------- 1803年、現在のドイツ・バイエルン州にあるボイエルン修道院図書室から古い歌を集めた写本が発見されました。その中の歌は約300 篇にものぼり、カール・オルフはこの詩を用いて、「春」「酒」「愛」をテーマに3 部から成る全25曲の大規模な声楽作品を作曲。それが今回リリースされる「カルミナ・ブラーナ」。修道院を訪れた学生や修道僧たちによる自由で奔放なエネルギーに溢れた歌詞と、壮大なオーケストラ、合唱団による壮大にして強烈な一大スペクタクル作品です。ここに収録されているのは、2022年7月、ヴェネツィアのサン・マルコ広場で行われた野外公演の模様。2022年9月NHK 交響楽団の首席指揮者を務めているイタリア、ジェノヴァ出身のファビオ・ルイージによる演奏。コロナ禍で特に上演が制限されていた合唱とオーケストラによる演奏が、イタリア人にとって重要なピアッツァ(=広場) で行われるということだけあって、市民は大盛り上がりとなっており、イタリアでは生中継も行われたそうです。今ヨーロッパでモーツァルト歌手として引っ張りだこのソプラノ、レグラ・ミューレマン、リリック・テナーの名手ミヒャエル・シャーデ、オーストリア出身の世界的バリトン、マルクス・ヴェルバといった実力派のソリストたち、そしてフェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団に加え最後にはベネチア児童合唱団が登場し、この歴史的大舞台を成功に導いています。
レグラ・ミューレマン(ソプラノ)、ミヒャエル・シャーデ(テノール)、マルクス・ウェルバ(バリトン)、ファビオ・ルイージ(指揮)、フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団、ベネチア児童合唱団/Fabio Luisi
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