1. 木下牧子:あしたのうた 2. ジェルジ・リゲティ:ナンセンス・マドリガル集より 2つの夢と小さな蝙蝠 3. オラ・イェイロ:夢の中の夢 4. リゲティ:ナンセンス・マドリガル集より 梨の木の上のカッコウ 5. フランチェスカ・アミューダー=リヴァーズ:アライヴ 6. リゲティ:ナンセンス・マドリガル集より アルファベット 7. 久石譲:I was there 8. リゲティ:ナンセンス・マドリガル集より 空飛ぶロバート 9. ジュディス・ビンガム:トリックスター 10. リゲティ:ナンセンス・マドリガル集より ロブスターのカドリーユ 11. マルコム・ウィリアムソン:ブレーメンの音楽隊 12. リゲティ:ナンセンス・マドリガル集より 長く、悲しい物語 13. ポール・パターソン: タイム・ピース
※録音:2022年10月19日&21日、2023年1月16日-18日、ブリテン・スタジオ(サフォーク、イギリス) [67:04] ---------- ルネサンス・ポリフォニーからジャズ・ポップスまで、2000曲以上ものレパートリーを誇り、2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、キングズ・シンガーズ。本アルバムでは、2023年に生誕100周年を迎えるリゲティの作品を中心に、キングズ・シンガーズの55年の歴史の中で、彼らのトレードマークである音楽的なストーリーテリングと喜びにあふれた委嘱作品を収録。アルバムのタイトルでもある「ワンダーランド」の通り、魔法、神話、おとぎ話の世界に立ち返っています。遊び心のある子供の詩やルイス・キャロルの代表作、「不思議の国のアリス」からの抜粋を題材にしたリゲティのナンセンス・マドリガル集を中心に、オーストラリアの最も著名な音楽家の一人、マルコム・ウィリアムソンによって1972年に作曲されたグリム童話「ブレーメンの音楽隊」に基づいた音楽、2022年12月の来日公演で世界初演された久石譲の 《I was there》(9.11や東日本大震災など、悲劇的な出来事の文化的記憶に焦点を当てた作品)、同じく2022年の来日公演で披露された(初演は2020年)木下牧子の 《あしたのうた》(自然界を中心とした希望とポジティブなテーマを思い浮かばせる作品)まで、各時代を代表する現代作曲家から200を超える作品を捧げられてきたキングズ・シンガーズの珠玉のレパートリーをお楽しみいただけます。
キングズ・シンガーズ 〔パトリック・ダナキー(カウンターテナー)、エドワード・バトン(カウンターテナー)、ジュリアン・グレゴリー(テノール)、クリストファー・ブリュートン(バリトン)、ニック・アシュビー(バリトン)、ジョナサン・ハワード(バス)〕/The King's Singers
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