J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV 232
※録音:2022年11月3日-6日、聖トーマス教会(ライプツィヒ、ドイツ) [103:10] ---------- 約800年にもおよぶ歴史を持つライプツィヒの少年合唱団、聖トーマス教会合唱団(聖トーマス教会少年合唱団、ライプツィヒ聖トーマス教会聖歌隊などとも)。大バッハが27年間カントル(トーマスカントル/楽長)を務めたこの由緒ある合唱団に2021年9月、大バッハ以後第18代目のカントルにアンドレアス・ライツェが就任しました。そして2022年、豪華ソリスト陣を迎えて臨んだクラシック音楽史上最高傑作ともいわれる大バッハの集大成「ロ短調ミサ」をレコーディング、カントルとしてのファースト・アルバムが待望のリリースとなります!アンドレアス・ライツェ(アンドレアス・ライゼ)は1975年、スイスのゾロトゥルン出まれ。ベルン、チューリッヒ、ルツェルン、バーゼル、グラーツで教会音楽や鍵盤楽器、合唱とオーケストラの指揮を学びました。以来多くの劇場やコンサートホールに招かれて指揮台に立っているほか、自身が結成したピリオド楽器アンサンブル「カントゥス・フィルムス・コンソート」を率いてRondeauレーベルにモンテヴェルディの大作《ポッペーアの戴冠》のナポリ稿完全版を世界初録音(ROP6237384)するなど、活動の幅をますます拡げ注目を集めています。典礼や教会暦にも精通し、少年合唱の豊富な指導経験が認められ、宗教改革以後初となるカトリックのスイス人トーマスカントル(これまではプロテスタントのドイツ人であった)としても話題を呼んだ新時代のカントル、ライツェによる渾身の「ロ短調ミサ」。聖トーマス教会合唱団の明るい未来を確信させる素晴らしいアルバムの登場です。
聖トーマス教会合唱団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、アンドレアス・ライツェ(指揮)、ミリアム・フォイアージンガー、マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト、クロード・アイヒェンベルガー、ゲオルク・ポプルツ、ヘンリク・ベーム/Thomanerchor Leipzig, Gewandhausorchester, Andreas Reize(cond)
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