ライモンツ・パウルス(b.1936):合唱曲集《ラトビアの川の歌》 サラツァ川 ガウヤ川 リエルぺ川 オグレのシチリアーナ イルべ川 ヴェンタ川 ダウガヴァ川 アイヴィエクステ川 川の詩*
※録音:2021年10月13日&12月2日、リガ改革派教会(ラトビア) [32:18] ---------- 『ラトビアの川の歌』は、ラトビアの3人の芸術家のコラボレーションで実現したアルバムです。ミュージカル、バレエ、映画、合唱曲、ジャズ、ポップソング作曲家として活躍し、1988年から1993年まで文化省の大臣を務めたライモンツ・パウルス(b.1936)。児童文学の執筆と編集、出版の活動で知られる詩人のイネセ・ザンデレ(b.1958)。そしてラトビア音楽アカデミーで学び、イギリスとドイツのバロック音楽演奏のコースに参加し、「バルシス(Balsis)」と「ティアデ(Tiade)」のユースクワイアを指揮するインツ・テレロヴスキス(b.1972)。本アルバムは、サラツァ川、ガウヤ川、リエルぺ川、オグレ川が流れこむ〈オグレのシチリアーナ〉など、ラトビアの川をテーマにした8つのアカペラ合唱曲と、ザンデレがパウルスのピアノ伴奏で朗読する『川の詩』で構成されています。合唱曲を集成した『川の歌』という「特別な旅」が始まってからすでに10年が経過しました。「ザンデレが川を詩に書き、若い世代がラトビア合唱音楽に応えるかぎり、『バルシス』(ラトビア語で「声」)は、小さな川と大きな川として流れ、広大な海や湖へと注いでいく」。指揮者のテレロヴスキスは、このアルバムが作られた目的と意義をそう語っています。
1. Salaca 2. Gauja 3. Lielupe 4. Ogres Siciliana 5. Irbe 6. Venta 7. Daugava 8. Aiviekste. Janu Rits 9. Upju Lirika
ユースクワイア「バルシス」、インツ・テレロヴスキス(指揮)、イネセ・ザンデレ(朗読)*、ライモンツ・パウルス(ピアノ)*/BALSIS, Ints Teterovskis(cond)
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