グスターヴ・ホルスト - Gustav Holst (1874-1934) : 1. 今こそ主よ、僕を去らせたまわん(ヌンク・ディミティス) 2. 汝の剣を身に着けよ 3-4. 2つの詩篇 Psalm 86, ""To my humble supplication"" Psalm 148, ""Lord, Who hast made us for thine own"" 5. 賞賛の歌のための4つの讃歌 6. ノット・アントゥ・アス、オ・ロード 7. アウア・ブレスト・リディーマー 8. ショート・フェスティバル・テ・デウム(I. ファーリントンによる合唱とオルガン編) 9. 英語聖歌集のための3つの讃歌 - 第2番 From Glory to Glory Advancing 10. マン・ボーン・トゥ・トイル 11. 永遠の父 12. バイ・ウィーヴィー・ステージズ・イ・オールド・ワールド・エイジズ 13. クライスト・ハス・ア・ガーデン 14. アヴェ・マリア Op. 9b 15. 祖国よ、我は汝に誓う 16. 3つの祝祭合唱曲 Op. 36a - 第3曲 祝祭の鐘(I. ファーリントンによる合唱、チューブラーベルとオルガン編) 17. 地上に住むすべての人々よ 18. 3つの祝祭合唱曲 Op. 36a - 第1曲 生けるものすべて(I. ファーリントンによる合唱とオルガン編) 19. 3つの祝祭合唱曲 Op. 36a - 第2曲 ターン・バック、オー・マン(I. ファーリントンによる合唱とオルガン編)
※録音: 21-22 July 2021, Holy Trinity Church, Sloane Square, London, United Kingdom [76:19] ---------- 20世紀英国を代表する作曲家ホルスト合唱作品集。このアルバムは、現在知られている彼の宗教的合唱作品を全て集めたものであり、演奏はアンサンブルに定評あるロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団が担っています。ホルストの作品では組曲『惑星』が知られますが、宗教音楽も多数手がけており、オリジナルからアレンジまで様々な作品を遺しています。ここで聴ける英国国教会の「夕べの祈り」のための「Nunc Dimittis 今こそ主よ、僕を去らせたまわん」や、充実した内容を持つ「2つの詩篇と4つの祝祭合唱曲」では、ホルストが聖書や16世紀の音楽、J.S.バッハなどの作品から得たであろうインスピレーションが感じられます。他には8声部からなる無伴奏女声合唱で歌われる「アヴェ・マリア」など官能的な響きを持つ作品も含まれています。更に2020年に初演されたトラック6「Not Unto Us、 O Lord」や、有名な「木星」の旋律を転用した「I Vow to Thee、 My Country」、英国ホルスト協会がイアン・ファリントンに編曲を依頼した4作品などが演奏されており、英国に脈々と受け継がれる合唱作品の伝統を感じることができる1枚です。
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団、リチャード・ホーン (ベル,チューブベル)、ジョシュア・ライアン (オルガン)、ウィリアム・ヴァン (指揮)/Chapel Choir of the Royal Hospital Chelsea, Vann
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