1. ジョン・フランシス・ウェイド(1711-1786)(デイヴィッド・ウィルコックス(1919-2015) 編曲、グレーテ・ペーデシェン(1960-)、イェルムン・ラーシェン(1981-) 追加編曲):アデステ・フィデリス(神の御子は今宵しも)(Adeste Fideles)[合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニウム] 2. トマス・ベック(1899-1963)(イェルムン・ラーシェン・トリオ 編曲):聖なるクリスマスイブ(Sale jolekveld)[ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニウム] 3. チャールズ・アイヴズ(1874-1954):クリスマス・キャロル(A Christmas Carol)[合唱] 4. アルネ・ムデーン(1936-2015)(イェルムン・ラーシェン(1981-) 編曲):教会の旋律(Kyrklat)[合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース] 5. 伝承曲(アンドレーアス・ユートネム(1973-) 編曲):クリスマスの酒を作ろう(Me ska bryggja te jul)[アルト・ソロ、合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース] 6. ブルガリア、ノルウェー、バスク伝承の子守歌(デイヴィッド・ウィルコックス(1919-2015) 編曲、グレーテ・ペーデシェン(1960-) 追加):幼子イエス/ねんねんダミヤンチョ(The Infant King/Nani mi, nani, Da-myancho)[バス・ソロ、合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース] 7. 伝承曲(スチャン・カーシュテンセン(1971-)、イェルムン・ラーシェン(1981-)、ソンドレ・マイスフィヨルド(1975-)編曲):ディンドン、空高く(Ding dong, Merrily on high)[ヴァイオリン、アコーディオンとベース] 8. 伝承曲(グンナル・エーリクソン(1936-) 編曲):見失った羊(Den bortkomne sauen)[ソプラノ・ソロ *、アルト・ソロ、合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース] 9-10. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):モテット「イエスよ、来たれ(Komm, Jesu,komm)」 BWV 229 [合唱、オルガン、チェロとヴィオローネ] 11. 伝承曲(セテスダールの民謡)(ヨハン・クヴァンダール(1919-1999)の編曲に基づき、ヨン・ロルマルク(1967- )/グレーテ・ペーデシェン(1960-) 編曲):おお、ここではたくさんのものが(A her moter mangt)[アルト・ソロ、合唱、ヴァイオリンとニッケルハルパ] 12. ウィリアム・ジェームズ・カークパトリック(1838-1921)(アンデシュ・オールヴァル(1932-2012)、デイヴィッド・ウィルコックス(1919-2015) 編曲):まぶねの中で(En krybbe var vuggen)[合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース] 13. 伝承曲(グンナル・エーリクソン(1936-)、トロン・クヴェルノ(1945-) 編曲):見よ、太陽の美しい光と輝きを(Se, solens skjonne lys og prakt)[ソプラノ・ソロ **、合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとハルモニウム] 14. 即興(マルコ・アンブロジーニ(1964-)、ソンドレ・マイスフィヨルド(1975-) ):カリヨン(Carillion)[ニッケルハルパとベース] 15. ジョン・ゴス(1800-1880)(デイヴィッド・ウィルコックス(1919-2015) 編曲):ごらん、静かな冬の夕べに(ほら、冬の雪のさなかに)(Sja i stille vinterkveld/See, amid the Winter’s Snow)[合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニウム] 16. 伝承曲(セテスダールの民謡):クリスマスの歌(Julestev)[ソプラノ・ソロ *] 17. 伝承曲(テリエ・クヴァム(1944-) 編曲):この世はうるわし(Deilig er jorden)[合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニム] 18. イェルムン・ラーシェン(1981-):歩き歌(Gangmarsj)[合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニム]
※録音:2021年12月/ロヴィーセンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー) /SACD ハイブリッド盤 [56'35] ---------- ノルウェー・ソリスト合唱団とグレーテ・ペーデシェンは、初めてのクリスマス・アルバム『バラ(Ros)』(BIS SA-2029)を2013年にリリースした後、毎年クリスマス・コンサートを開催してきました。ノルウェーの人たちと子供たちからもっとも愛されている音楽家のひとり、イェルムン・ラーシェンもアルバムにつづいて参加するコンサートは、聴衆が心待ちにする、寒い季節の暖かい時間として定着したと言われます。「12月は期待の時。私たちは待ち、望む」。ノルウェー・ソリスト合唱団のクリスマス・アルバム第2作『来たれ(Veni)』も「芸術音楽とトラッド・ミュージックがひとつになって」という同じコンセプトで作られました。「トラッド」からは、イェルムン・ラーシェンの他、キーフィドルのヒッケルハルパを弾くマルコ・アンブロジーニとベーシストのソンドレ・マイスフィヨルドが参加。《神の御子は今宵しも》《まぶねの中で》《この世はうるわし》といった広く親しまれたキャロルにノルウェーの民謡、アイヴズの《クリスマス・キャロル》、ニッケルハルパとベースによる「即興」などを交えた、ユニークな編曲も加えたプログラムを、変化をつけた編成で演奏しています。
ノルウェー・ソリスト合唱団、グレーテ・ペーデシェン(指揮)/イェルムン・ラーシェン(ヴァイオリン)、マルコ・アンブロジーニ(ニッケルハルパ)、ソンドレ・マイスフィヨルド(ベース)、アンドレーアス・ユートネム(ハルモニウム)、クヌート・ヨハンネセン(ハルモニウム)、スチャン・カーシュテンセン(アコーディオン)、ケート・ハーン(チェロ)、ヨアキム・ペーテション(ヴィオローネ)、クリスチャン・ショス(オルガン)、インゲボルグ・ダールハイム(ソプラノ・ソロ)*、ハンネ・マーリト・モルダール(ソプラノ・ソロ)**、マーリ・アスクヴィーク(アルト・ソロ)、デイヴィッド・マッキューン(バス・ソロ)セッション/The Norwegian Soloists'Choir & Grete Pedersen(conductor)
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