カミーユ・サン=サーンス - Camille Saint-Saens (1835-1921) : 1. 夕べのロマンス Op. 118 2-3. 2つの合唱曲 Op. 68 No. 1. Calme des nuits No. 2. Les fleurs et les arbres 4. 並木道の足跡 Op. 141, No. 1 5. サルタレッロ Op. 74 レイナルド・アーン - Reynaldo Hahn (1874-1947) : 6-8. 歌とマドリガル(抜粋) No. 2. Vivons, Mignarde! No. 3. Pleurez avec moi! No. 6. Les Fourriers d'ete 9. 暗部 10. 光に寄す 11-12. 12のロンデル(抜粋) No. 1. Le jour No. 11. La nuit 13. アテネ式の朝の歌
[53:23] ---------- [新時代に向かう精鋭集団アクサンチュス、フランスの後期ロマン派を代表する二人の世界へ]合唱という形態が聴かせる表現の驚くべき幅広さを、気鋭指揮者ローラン・エキルベイとともに世界に印象づけてきたアクサンチュス。彼らの拠点でもあるフランスにおいて、21世紀の音盤世界でユニークな立ち位置を占めるレーベルAlphaからのリリースは、19世紀フランス楽壇に新境地を切り開いた名匠サン=サーンスと、早くから才能を開花させ世紀をまたいで音楽シーンを賑わせたアーンの合唱作品集です。どちらもそれぞれの関心から、バロック以前のポリフォニー音楽を作風の一助としてきた作曲家だけに、注目される機会が多いとは言えない合唱曲の分野にも名品が続々。ロマン派時代ならではの音作りながら古楽との相性が意外にも良い彼らの音楽と、美しい響きに独特の人間的温もりをたたえたアクサンチュスの歌唱が相まって、このアルバムに大きな存在感を与えています。指揮はエキルベイのもとで経験を積み、ミンコフスキを支える合唱指揮者としても19世紀フランスの声楽作品で実績を上げてきたクリストフ・グラッペロン。俊英室内合唱団の輝かしい新時代の幕開けを飾る注目の新録音です。
アクサンチュス室内合唱団、エロイーズ・ベラ・コーン(ピアノ)、クリストフ・グラプロン(指揮)/Accentus Chamber Choir, Kohn, Grapperon
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