1. ニール・コックス:ひとみのようにわたしを守り 2. トマス・タリス:断食をし、泣きながら 3. ドナ・マッケヴィット:光 4. サー・ジョン・タヴナー:葬儀のイコス 5. ハワード・スケンプトン:さて、天では戦いが起こった 6. クリストバル・デ・モラレス:主よ、わたしに構わないでください 7. ウィリアム・バード:日々罪を犯し 8. ヘンリー・パーセル:主よ、あなたはわたしたちの心の秘密をご存じです 9. オワイン・パーク:セクエンツィア〔続唱〕「括弧に入れて」 10. ダグラス・ゲスト:倒れた者たちのために 11. エレナ・デイリ:覚えておいてください 12. ジェイムズ・オドネル:あなたがたのからだを、生きた、聖なる供え物としてささげなさい 13. ジョアンナ・マーシュ:わたしはあなたを連れていきます 14. クリストバル・デ・モラレス:コンムニオ〔聖体拝領唱〕「永遠の光」 15. サー・リチャード・ベネット:おやすみ
※録音:2021年5月、オール・ハロウズ教会(イギリス、ロンドン)/日本語曲目表記オビ付き ---------- 2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。無力感を見事に表現したタリスとバードの作品、人生の終わりを迎えようとする人々の安心のため一連の問いかけを提示するタヴナーとモラレスの作品、悲しみに打ちのめされないように人生のすべてを楽しむよう呼びかけるエレナ・デイリとジョアンナ・マーシュの作品など、本作は追悼や喪失の悲しみに対する音楽がテーマとなっています。「このアルバムを制作する際、私たちは特に、ポジティブな色合いを追求したいと思いました。誰かがこの世にもたらした良いものが、彼らが過ぎ去った後も生き続けるということを知って見つかる希望があります。これは、亡き人を偲ぶ人たちが聴く、亡き人の魂のためのシークエンスとでもいうべきものです。」(オワイン・パーク)
ジェズアルド・シックス(男声ア・カペラ・アンサンブル)〔ガイ・ジェームズ(カウンターテナー)、アンドルー・レスリー・クーパー(カウンターテナー)、ジョゼフ・ウィックス(テノール)、ジョシュ・クーター(テノール)、マイケル・クラドック(バリトン)、サミュエル・ミッチェル(バス)〕、オワイン・パーク(指揮、バス)/The Gesualdo Six
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