マルカントニオ・インジェニェーリ - Marc'Antonio Ingegneri (1536-1592) : 1. エクスルターテ・デオ(神にむかいて高らかに歌え) パオロ・アニムッチャ - Paolo Animuccia (1500-1569) : 2. わが声を マルカントニオ・インジェニェーリ - Marc'Antonio Ingegneri (1536-1592) : ミサ曲「わが声を」 3. Kyrie 4. 主よ、わが祈りを聞きたまえ 5. Gloria 6. 祝せられた胎よ 7. Credo 8. ヴィディ・モンテス 9. オ・プレティオスム 10. Sanctus - Benedictus 11. おお主よ、何と心地よきことか 12. Agnus Dei 13. アヴェ・ヴェルム・コルプス 14. 今日、祝福された処女マリアは
※録音: 5-17 July 2021, St George's, Chesterton, Cambridge, UK [62:44] ---------- クレモナ出身のインジェニェーリはイタリア後期ルネサンス音楽の作曲家。現在ではその作品よりもモンテヴェルディの師として知られています。彼の生い立ちはほとんどわかっておりませんが、幼少期にヴェローナの教会合唱団で歌い、パルマのチプリアーノ・デ・ローレに師事、後にクレモナ大聖堂の楽長に就任したとされています。宗教曲と世俗曲を作曲しましたが、そのほとんどは残念ながら500年近くも顧みられることがありませんでした。インジェニェーリのミサ曲はどれも比較的短く、簡潔に書かれていますが、複合唱(polychoral)に複雑な対位法を駆使した音楽は、スリリングな高揚感をもたらしてくれます。
ケンブリッジ・ガートン大学合唱団、王立ウェールズ音楽大学ウィンド・アンサンブル、ガレス・ウィルソン (指揮)
|