ジャン=フィリップ・グード - Jean-Philippe Goude (1952-): 1. 夜に隠れて 不詳 - Anonymous: 2. おお真実にして信仰深き方(13世紀) 3. サルヴェ・ヴィルゴ・レジア/アヴェ・グロリオーサ・マーテル(モテット - ラス・ウエルガス写本、13世紀) ジャン=フィリップ・グード - Jean-Philippe Goude (1952-): 4. 永遠 不詳 - Anonymous: 5. 憎しみが示すものは(13世紀) ジャン=フィリップ・グード - Jean-Philippe Goude (1952-): 6. わたしたちの人生はそこに 7. 驚くべき夜 不詳 - Anonymous: 8. 山に咲く花(13世紀) 9. 1月の祭りは(13世紀) 10. 山から岩が(13世紀) ジャン=フィリップ・グード - Jean-Philippe Goude (1952-): 11. 3つの連祷 不詳 - Anonymous: 12. ニコラオスさまを讃えよう(パリ、13世紀、フィレンツェ、ラウレンツィアーナ図書館 Plut. 29,1) 13. 喜びに沸くがよい、信仰に身を捧げる者たちよ(パリ、13世紀、フィレンツェ、ラウレンツィアーナ図書館 Plut. 29,1) ジャン=フィリップ・グード - Jean-Philippe Goude (1952-): 14. 統率
※録音: 15-20 October 2020, Chapelle des S?urs de Saint-Joseph, Centre Scolaire Saint Louis-Saint Bruno, Lyon, France ---------- [パリのノートルダム大聖堂とパンデミック世界に捧ぐ、静謐なア・カペラの響き]フランスの文化シーンが広く古楽に開眼しつつあった1990年代以来、フランス第一線で活躍する現代音楽の作曲家でありながら、ジェラール・レーヌやブリュノ・コクセ、ミシェル・ゴダールら古楽シーンの俊才たちともコラボレーションしてきたジャン=フィリップ・グード。アンビエントでオーガニックな響きを大切に音作りを続けてきたこの作曲家がア・カペラ3声のために作曲した一連の新作を、多声音楽の最初期の萌芽ともいうべき13世紀ノートルダム楽派の作品と組み合わせたこのアルバムは、2019年4月のノートルダム大聖堂火災から世界的パンデミックへと続く現代世界の混乱に捧げられた1枚。ヴィブラートを抑えた古楽唱法そのままに、低音のないア・カペラで重ねられてゆく音の美しさには息を呑みます。中世からバロックまで古楽レパートリーを中軸に、ルネサンス作品とマイケル・ナイマンの声楽曲を一つのアルバムで組み合わせるなど、古楽と現代音楽の融合にも独特の成果をあげてきたビュンドゲン&アンサンブル・セラドンならではの音作り。何度でも訪れたくなる響きのアルバムです。
アンサンブル・セラドン、ポーラン・ビュンドゲン(指揮)
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