オケゲム:ミサ・プロラツィオーヌム/死よ、そなたは矢で傷つけてしまった
※録音:2019年5月17日-18日、ベルリン・キリスト教会(ドイツ) ---------- 「おそらく15世紀でもっとも並外れた対位法の成果」や、大バッハの「フーガの技法」に匹敵するとさえ言われる、音楽史上もっとも野心的で魅力的な作品の1つ、ヨハネス・オケゲム(ca.1420-1497)の「ミサ・プロラツィオーヌム」。ミサ曲全体がカノン形式で構成され、恐ろしいまでの難しさのために滅多に演奏されないこの作品の演奏・録音のために特別に結成されたヴォーカル・アンサンブル「ルルティマ・パローラ(L'ultima Parola)」。テノール歌手とサクソフォン奏者という2つの顔を持つベルント・オリヴァー・フレーリヒが中心となって進めてきたプロジェクトで、ベルリンでのパフォーマンスの大成功に続いて、アントワープの音楽祭での演奏や、今後他の初期ルネサンス作品の録音なども予定しています。
ルルティマ・パローラ/L'ultima Parola [Axelle Bernage - Cantus, Bernd Oliver Fro hlich - Tenor Altus, Olivier Coiffet - Tenor, Guillaume Olry - Bassus]
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