作者不詳(主の待降の賛歌):来ませ, 異邦人の贖い主よ パレストリーナ:キリエ(教皇マルチェルスのミサより) 作者不詳(キリスト聖体節の賛歌):パンジェ・リングァ パレストリーナ:グローリア(教皇マルチェルスのミサより) 作者不詳(洗礼者聖ヨハネの賛歌):汝のしもべが パレストリーナ:クレド(教皇マルチェルスのミサより) 作者不詳(祝福されし乙女マリアの賛歌):めでたし, 海の星(アヴェ・マリス・ステラ) パレストリーナ:サンクトゥス(教皇マルチェルスのミサより) 作者不詳(聖ベルナルドの賛歌):ベルナルドゥス・ドクトル・インクリトゥス パレストリーナ:アニュス・デイ(教皇マルチェルスのミサより) 作者不詳(聖霊の賛歌):テ・デウム
※録音(ライヴ):2020年10月11日、ブルネンタール訪問教会(オーストリア) ---------- ""ビューティー・ファーム""は、2014年に設立された男声6人のヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。これまで、オケゲム、ラ・リュー、オブレヒト。ゴンベールといったフランドル楽派の知られざるミサ曲録音で高い評価を得てきたビューティー・ファームの新録音は、少し路線を変え、イタリア・ルネサンスの巨匠ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナの傑作「教皇マルチェルスのミサ」をリリース! タリス・スコラーズ以前の英国古楽界をリードしていたア・カペラ・グループ、「プロ・カンティオーネ・アンティクァ」を指揮した高名な音楽学者ブルーノ・ターナーの生誕90周年に捧げる特別プログラムで、16世紀半ばにトレント公会議による規制によって危機に瀕したカトリック教会音楽を守ったというエピソードを持つ「教皇マルチェルスのミサ」が、現代のパンデミックにおける音楽の危機になぞらえられています。ミサ曲の間に、「来ませ, 異邦人の贖い主よ」、「アヴェ・マリス・ステラ」、「テ・デウム」などの有名な賛歌(イムヌス)を挟んで歌われたライヴのレコーディングです。
ビューティー・ファーム(男声ヴォーカル・アンサンブル)/Beauty Farm
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