ミューズの子供たち PL-GD Ms.Joh.37 FreisWV E28(1749年1月9日教授就任記念のためのカンタータ/ソロ、合唱、オケ) 喜びの船が急いで東方からやってくる PL-GD Ms.Joh.11 FreisWV E33(コーヒーカンタータ/ バス・ソロ、オケ) グダニスクで歓喜の合唱を PL-GD Ms.Joh.15 FreisWV E20(1754年月27日ドイツ騎士団からの解放を祝って/ソロ、合唱、オケ)
[75'25] *輸入盤・日本語帯付 ---------- SACDハイブリッド盤。独MDG レーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第8弾は、ヨハン・バルタザール・クリスティアン・フライシュリヒ(1687-1764)の世俗カンタータ集。ポーランドの湾岸都市で古い歴史を誇る街グダンスクは、14世紀にバルト海周辺で隆盛を誇ったハンザ同盟に加盟し、交易の中心地として栄え、16世紀にはポーランド王国の直接の庇護を得て、黄金期を迎えます。そのグダニスクの美しい教会聖母マリア教会では、当時頻繁にオルガン演奏が行われ、カペルマイスターはそのために作品を次々と生み出す必要がありました。ヨハン・バルタザール・クリスティアン・フライシュリヒは、J.S. バッハより2歳年下で、すでに次世代の音楽を感じさせる作風です。ヨーロッパの中心部から離れているものの、グダンスクの中産階級の人々に向けた華麗な音楽で、凛々しくも、繊細な技法で書かれています。豊富なバルト音楽の遺産を発見できると魅力的なアルバムです。
ゴルトベルク・バロック・アンサンブル、ゴルトベルク・ヴォーカル・アンサンブル、アンドレイ・シャデイコ(指揮)
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